沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

新宿南口「不承認」支持行動キックオフ

2021-02-24 11:50:15 | 日記

 2月23日「辺野古埋立て不承認を支持します」のアピール行動が新宿南口からスタートしました。
 青の紅型布に「辺野古埋立て不承認を支持します」、黄色の紅型布には「政府はただちに辺野古の工事を中止せよ」の横断幕を書いて道行く人にアピール。また、一人ひとりが辺野古・大浦湾のサンゴや辺野古NOなど思い思いのプラカードをかかげてアピール。そして、ウチナーのイナグンチャが青や赤、黄色の鮮やかな紅型衣装を着てアピール。
 そして、リレートークで次々とマイクを握り「辺野古埋立て不承認を支持しよう」の声をあげた。
 「90㍍におよぶ軟弱地盤の改良工事のための設計変更申請はデーターが改ざんされたり、計画がズサンであり、専門家は震度1でも崩壊の危険がある。玉城デニー知事の『不承認』支持のうねりを起こしていこう」「県民投票から2年、沖縄県民は『辺野古新基地建設反対』で揺るがぬ民意をしめしている。政府は民意を尊重して工事を中止せよ」「今、沖縄で、米軍よる超低空飛行訓練が繰り返され、危険極まりない状況に置かれているが、日本政府は県民の声に背を向け、米軍の擁護に終始」「1月31日、那覇で米海兵隊による暴行事件がおきた。繰り返される事件事故、許されない」など発言が続いた。
 玉城デニー知事は、12月に続き22日にも変更申請に対して96件の質問をだした。「不承認」は4月中旬ごろになるやもしれないが、「不承認」を出した翌日、官邸前で抗議集会、そしてそれぞれのできるところで「不承認」支持の行動を巻き起こしていこうと訴え、キックオフ行動は終了した。参加者は50人でした。


23日新宿南口「不承認」支持しますアピール行動に参加しよう

2021-02-22 21:37:26 | 日記

 2月23日、「辺野古埋立て不承認を支持します」のアピール行動が新宿南口で行います。ぜひ、参加し「不承認を支持します」の声をあげていきましょう。
 辺野古埋立て工事の変更申請に対する玉城デニー知事の「不承認」が近々行われます。90㍍におよぶ軟弱地盤や二つの活断層などが見つかり、その改良工事は世界でも行われたことのない難工事で、専門家は震度1~3の地震でも崩壊すると指摘されています。近くには辺野古弾薬薬庫もあり、もし、崩壊の事故がおきれば想像を絶する被害が及びます。
 4月のはじめにも玉城デニー知事は無謀な工事を認めない「不承認」を発します。「不承認」を出した翌日、官邸前で「不承認支持」の集会が開催され、一週間のアピール行動が展開されます。一人一人がそれぞれのできるところで「不承認支持」の行動を起こしていきましょう!
 2月23日の新宿南口での「不承認支持の行動」はそのスタートです!
 思い思いのプラカードや横断幕、のぼり旗など持ち寄って、アピールしていきましょう!

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  「辺野古埋立て不承認を支持します」新宿行動
  *2月23日(火)2時~3時
  *新宿駅南口


米軍の超低空飛行訓練は即刻中止せよ!

2021-02-18 15:34:12 | 日記

 昨年12月に慶良間諸島で米軍機の異常な超低空飛行が目撃され、住民を恐怖に陥れた。超低空飛行は「やめて!」との抗議の声に、日米は一切耳を貸さず、県の中止を求める抗議も無視し、国頭の辺戸岬や金武岬、読谷、恩納などの地域空域での訓練が繰り返し行われている。
 米軍は、これまでも部品落下や墜落など惨事を起こしてきた。もし、この超低空飛行で事故がおこれば、その惨事は計り知れない。
 しかし、岸防衛大臣は、「訓練は必要である」との発言をし、米軍の低空飛行訓練を容認するという態度に終始。米軍を擁護し、米軍のいうことをうのみにし、その姿勢は県民の命や安全安心に暮らす権利を踏みにじるもので許されない!
 2月16日の県議会では、全員一致の抗議決議と意見書が採択された。
 南部の会は、この住民の命と暮らしを危険にさらしている超低空飛行は許されない!と、「超低空飛行、即刻中止せよ」と、以下の抗議文を政府に発送した。(
なお、米側へは米国大使館、在日米軍司令官、在沖米軍司令官、在沖米軍総領事館に送付した)

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 2021年2月16日
総理大臣  菅 義偉 様
防衛大臣  岸 信夫 様
外務大臣  茂木敏充 様
沖縄防衛局長 田中敏則 様
外務省沖縄担当大使 橋本尚文 様
                    沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会
                           
                                  

        沖縄での危険な超低空飛行訓練に抗議し、即刻中止せよ

 沖縄県で繰り返されている危険な超低空飛行訓練に抗議し、即刻やめるよう求める。
 昨年の12月から慶良間諸島周辺での米軍機の異常な超低空飛行訓練が繰り返され、地域住民を恐怖におとしいれている。地域や県からの抗議にも関わらず、中止するどころか、国頭村の辺戸岬や大宜味村、金武岬など空域を広げ、地面すれすれの超低空飛行訓
練を繰り返している事態は、許しがたい!
 航空法により、安全のために民家の上空では300㍍上空、海面上では150㍍上空を飛行することが決められており、1999年には、日米合同委員会でも訓練の際には最低安全高度を守るよう合意している。
 沖縄県や地域の抗議に対し、岸信夫防衛大臣は「日米安保条約の目的達成のために重要な訓練」「パイロットの技能の維持向上を図るうえで必要不可欠」と容認の考えをしめし、「地元への影響を最小限にとどめるよう米軍は適切に対応する考慮を払って活動するのはいうまでもない」と発言は、言語道断である。ドイツやイタリアでは、米軍の訓練には自国の国内法を適用しており、米軍の勝手な訓練を許していない。主権国家とは言えない岸防衛大臣の発言に怒り心頭である。
 墜落や部品落下の危険性や激しい騒音が伴う危険極まりないこのような超低空飛行訓練を容認するならば、どのようにして住民の命や人権、暮らしを守ることができるのか。もし、事故あるならば大惨事である。米空軍のMC130J特殊作戦機の恐怖に陥れる超低空飛行を許してはならない。
 最低安全高度とは、エンジンが停止した時、人や物に危険を及ぼすことなく着陸できる高度とされている。それを破る低空飛行や米軍のやりたい放題の訓練は、ほかにも読谷や津堅島での吊り下げ訓練や降下訓練など合意違反を繰り返している。全国知事会でも、日本の国内法の適用をもとめている。米軍によるこのような危険極まりない超低空飛行訓練に抗議し、直ちに中止するよう求めて、以下、要求する。

                  記

1, 米軍は危険きわまりない超低空彦訓練を直ちに中止せよ
2, 米軍は飛行訓練で国際民間航空機関や日本の国内法の最低高度基準を順守せよ
3, 日米は沖縄県の抗議を尊重し、住民の命や人権を守れ
4, 日米地位協定を抜本的に改訂せよ


沖縄県は「サンゴ訴訟」最高裁に上告!

2021-02-12 10:49:55 | 日記

 2月3日、福岡高裁那覇支部の大久保正道裁判長は「サンゴの特別採捕の農林水産相の是正指示は適法」として、県の訴えを棄却。それに対し、玉城デニー知事は「常識では考えられない不当判決」として2月10日、最高裁に上告した。
 辺野古の埋立て工事のために2019年、沖縄防衛局は絶滅危惧所を含む約4万群体のサンゴの特別採捕を申請した。しかし、仲井真元県知事が埋め立て工事を許可した状況とは違って、90㍍に及ぶ軟弱地盤や二つの活断層の発見により、防衛局も「設計変更申請」を沖縄県に申し立て、現在、審査中である。
工事そのものの見通しがつかないなかで、なんで、そのためのサンゴの特別採捕の許認可が判断できようか。
 しかも、大久保裁判長は「たとえ無益な工事になったとしても、工事が行われる前提で『許可』すべきである。農水相が許可を指示したのは適法」との判決。「無益な工事」なら即刻やめるべきである。膨大な税金をどぶに捨て、貴重な自然を破壊つくす米軍基地建設!即刻辞めるべきでしょう!
 大久保裁判長の判決は「たとえ無益な工事でも、国の申請が行われれば、その通りに行え」と言っているに等しい。沖縄の地方自治は無きに等しい。沖縄差別・沖縄の植民地主義!いつまで、沖縄は「国策の手段」にするのか!!
 2月10日、玉城デニー知事は、最高裁に上告した。最高裁は公平公正な審理をせよと、多くの市民が声を上げていかねばなりません!
 中国の脅威論をあおり、琉球諸島を軍事要塞化を進めている今、「命こそ宝!」「イクサはいやだ!」「安全に平和に暮らす権利を!」の一人一人の声をあげていきましょう!


福岡高裁那覇支部のサンゴの不当判決に抗議する!

2021-02-05 21:52:01 | 日記

 2月3日、福岡高裁那覇支部は、県のサンゴ特別採捕に対する訴えを棄却した。国の主張をそのまま追随する不当判決であり、全く許しがたいという抗議の声が官邸前に響き渡った。
 沖縄の風の伊波さん、高良さんもかけつけ、不当な判決を断じて許すわけにはいかない!決してあきらめず、しっかり沖縄のたたかいに連帯して頑張っていこうと挨拶された。そのあと、それぞれの団体から怒りのアピールが続いた。
 大久保裁判長は「県が申請を許可しないことは裁量権の逸脱で乱用にあたり、違法である。採捕は公益的な必要性ある。」と国の主張に追随した不当判決で許されるものではない。
 19年4月と7月に特別採捕の申請がだされたが、現在、設計変更申請が審議されているなか、なぜ、サンゴの移植がなされなければならないのか。国と地方は対等であり、一方的な指示命令は許されないはず!特別採捕について、環境等監視委員会のお墨付きがあるというならば、その内容を公開するべきである。
 最後に、設計変更申請に対する玉城デニー知事の「不承認」がだされた日から、1週間、創意工夫した取り組みで、辺野古NOのアピール行動をしていこうと行動提起がされた。
 今こそ、自分たちの足元からたたかっていこう!と決意を新たにして抗議集会を終了。参加者は約100人。
 お疲れ様でした。頑張っていきましょう!