9月28日、曇り空のもとアルタ前で「国連・人権勧告の実現を 包括的反差別法をつくろう」の集会とデモに参加しました。
14時半、主催者あいさつのあと10団体からのリレートークが続きました。はじめに在日本朝鮮人人権協会から「子どもは平等であるにも関わらず、朝鮮学校へのひどい差別が横行している。差別を許さない取り組みをともに進めていこう」と訴えた。次に東京「君が代」裁判第5次訴訟原告団から「都教委の学校現場への日の丸・君が代強制の不当な10・23通達へのたたかいが報告され」裁判闘争への支援を訴えた。次にアイヌ民族の衣装を身に着けたアイヌ料理の「ハルコロ」店主から「アイヌ民族を認めたが、実質的な人権の保障はないがしろにされている。アイヌ差別を許さない、とともに声をあげてほしい」と訴えた。つぎに琉球・沖縄の軍事要塞化について一坪反戦地主から「約145年前、琉球国が日本の軍隊に武力で侵略され、沖縄県が設置。以来、今日まで琉球・沖縄は国策に利用されてきた。自己決定権獲得をともに目指していこう」と訴えた。次に日本軍「慰安婦」問題について、日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表より「日本政府はいまだに『慰安婦問題』を認めていない。日本どころかドイツに設置された『少女像』さえ撤去させるという許しがたい日本政府の対応に怒りを禁じえない」と訴えた。次に改悪入管法についてFREE USHIKU より「先生から教室で殴るけるの暴行を受けたが、密室で行われたことで、なかったことにされた経験をした。子どもはブラックボックスのなかにいる。殺されたウイッシュマンさんも誰も責任をとっていない」と怒りの訴えがありました。次に日本製鉄元徴用工裁判を支援する会事務局長から「国連人権ビジネスを守るどころか人権無視がひどい。ぜひ、徴用工裁判に支援を」と訴えた。次に被ばく労働を考えるネットワークより原発問題について「今、デブリ取り出しが行われているが、下請けの下請けの下請けの本当に社会保障もなにもない底辺の労働者に危険な仕事をさせ、放射能汚染で白血病になっても保証どころか切り捨てている。危険な作業を中止させ人権と命を守るよう訴えていく」と危険な命さえ奪われる作業実態を報告。最後に部落解放同盟から「袴田事件無罪の次は狭山です。石川さんが無罪を訴えて61年、必ず無罪を勝ち取ろう。そして鳥取ループのネット上での差別拡散をとめていこう」と支援を訴えた。最後に特別アピール「茨木宮川で行われた植樹祭と育樹祭についての天皇批判のビラを撒き、大学の掲示板にビラを貼ったら、1年後に逮捕された」ということが報告がされた。
最後に朴さんが集会のまとめを行い「国内人権機関・個人通報制度・包括的反差別法を制定させていこう」と参加者全員で確認し、終了。そのあと、デモへ。約200名の参加でした。
9月19日、日比谷大音楽堂で行われた「今こそ変えよう!再審法 カントダウン袴田事件」の集会に参加しました。雨も心配されたが集会中も雨はなく、暑さがちょっと緩んだ集会でグッとでした。
司会は安田なつきさん。主催者あいさつは日本弁護士連合会会長の渕上玲子さん「憲法を決めるときに最後に再審法について話し合うはずだったが、時間がなく、再審法は不十分なまま一度も法改正されることもなく今日に至っている・・」と話された。十分な証拠開示もされない再審法の欠陥はもともと造られた当時から十分な話し合いもなく決められたのか!どれだけ多くの無実の人がその立ちはだかる壁で苦しんできたか!その後、大河原正明さんや周防正行さん、津田大介さん、村木厚子さんらが発言しました。
9月26日に袴田事件の判決が出される日。これまでの流れからして「無罪判決」が出されるだろうと推測されている。平野さんが生きていれば・・どんなに喜んだことだろう!静岡出身の平野さんは、袴田さんの逮捕当時から「無実」を訴え続けてきた。「小刀の刺し傷」のうそを実現したいため「現場の豚を使いたい」と言って、みんなに怒られ反対されたね。いよいよ「無罪の判決だよ、平野さん」
私たちは、集会入り口で「松本ヒロ・ソロライブ 憲法くんと人権」のチラシをまく予定でしたが、雨の心配で急遽取りやめになりました。集会はJR大井町駅となり「きゅりあん」で行います。10月18日(金)18時開演 きゅりあん小ホール」です。多くの方のご参加をお願いします。
9月16日、代々木公園で行われた「さよなら原発全国集会」に参加しました。
かってチェルノブイリ原発事故が起きた時、政府は「十分な安全管理をしている日本はあのようにはならない」と豪語していた。が、福島原発事故に対する政府の対応はひどい!十分な事故原因も明らかにできぬまま、脱炭素を理由に「安全な原発を」と再稼働を進める。避難したまま故郷に帰れぬ住民を切り捨てる政府!集会には無責任に原発再行動を進めようとする政府への怒りの発言が続いた。
私たちは、解放同盟のブースで南部の会のジュゴンのマスコットや袋など販売させてもらいました。そして、狭山のチラシの配布と「石川さん無実・再審開始を求める求める署名」「十分な証拠開示をしない再審法の改正を求める署名」を取り組んだ。半世紀以上、無実を訴え続ける石川さん、
支える早智子さん、本当に石川さんが元気なうちに再審を開始してほしい!
千葉から来た女性が「5年ほど前だが辺野古に行ってきた。これまで敷居が高くて行けなかった。千葉で沖縄のチラシを配っていても全く無関心の人が多くいやになったが、私たちのマイクをしばらく聞いていた女性が、いなくなったと思ったら『これ食べて下さい。私は沖縄から千葉に来ました。沖縄に無関心の人が多い中で、あなた方の話やチラシを見てうれしくなったのです』と言われて本当にうれしかった」と話してくれました。
日米安保条約・地位協定を圧倒的人たちが支持しているなかで70%以上の米軍基地からの事件事故・性暴力で苦しむ沖縄の現状を知ってもらい、ともに怒りの声を上げてほしいと思いました。
9月13日「沖縄で相次ぐ性暴力犯罪・隠蔽した日本政府の責任を問う」政府交渉・院内集会・抗議行動」に参加しました。
30点以上にわたる質問に対する回答を受けての交渉でした。参加した政府の部署は警察庁・法務省・外務省・防衛省。しかし、具体的な質問に対する回答は「公判中なので個別具体的にはお答えすることはできません」。裁判では「軍の法務官」が臨席しており、それについては、米国軍の軍族の日本における裁判では、立ち会わせる権利を有しているそうだ。それに対し、ビデオリンクやカウンセラーの立ち合いもなく少女の権利保護はかるんじられているのではないか。についても必要に応じて権利保護の対応はしているとの回答。なにかというと「プライバシー保護」をたてに、あたかの少女の権利を守っているかのようにいうが、逆に犯人―米兵を擁護しているのではないか・・・など追及。
その後の院内集会では、高里さんが「特に性暴力事件については「あたかも被害者に落ち度があったかのような対応で、性暴力をした犯人を守るような社会的風潮がある。それを正していかないといけない!被害者は悪くない」と声を上げていく必要があると言われた。また、娘が通っていた保育園で軍の部品が落下したが、米軍は否定。明さんは、娘たちが安全に暮らせるか本当に心配だった、と話された。今も幼稚園や学校の上を米軍機が飛んでいるのですと訴えた。
その後、官邸前の抗議集会に参加。院内集会には230人、抗議集会には200人が参加し、抗議の声をあげた。
9月7日、毎月第一土曜日に開催されている新宿南口の辺野古NOスタンディングに参加しました。新たな米兵による性暴力が6月に起きていたと報道されたばかりでリレートークでは続発する性暴力への怒りの発言が続いた。犯人は米軍基地で、犯人への取り調べは日米共同でおこなわれ、県警独自の取り調べは行われない。県警は、犯人の引き渡しすら要求しない。基地と隣り合わせの沖縄でどのように命や人権が守られるというのか!9月13日に続発する沖縄の性暴力事件の政府交渉を行うので是非、参加してほしいとの訴えがあった。また「天皇がマッカーサーに、沖縄を25年ないし50年、あるいはそれ以上、米軍が支配下に置けば、日米にとって利益であり、多くの日本国民は反対しないでだろうと沖縄を米軍に差し出した。それが現在までも続いており、沖縄は性暴力を含む基地被害に苦しめられている。通りゆく皆さんと同じように沖縄の県民も安心・安全に暮らしたいのです」と訴えた仲間もいた。
リレートークの最後に、多くの時間をシュワブ・ゲート前でスタッフとして働いている高橋さんがマイクを握った。まだまだ厳しい暑さが続くが、一人でも多くの人が座り込みに参加してほしいと訴え「ここに座り込め」をうたってくれ、大きな拍手が沸いた。また女性陣が「一坪たりとも渡すまい」「沖縄いまこそ立ち上がろう」など披露。たまたま通りかかった人が「私も一坪地主です。今、急いでいるのでスタンディングはできませんが」とカンパしてくれた人や「いっしょにチラシをまきます」といっしょにチラシをまいてくれた通りすがりの男性。英字のチラシを受け取り、ジーっと読んでくれた外国人など。
参加者は約80名。また、来月の第一土曜日にスタンディングに参加してくれるよう呼び掛けて終了。お疲れ様でした。
9月2日「『運用改善』で終わらせない! 女を利用した軍事化と米軍性暴力の不処罰を許さない」の院内集会が開かれ、参加しました。
「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」の宮城晴美さんの講演でした。晴美さんたち「行動する女たちの会」は「沖縄・米兵による女性への性犯罪」を1945年の米兵の上陸したときから2021年までの米兵の性犯罪を記録した年表、第13版を昨年4月に出版。米兵は、場所や年齢、時間を問わずの性暴力の数々!夜中に寝ている女性を連れだず、抵抗する夫を射殺、畑仕事をしている女性、赤ちゃんにまで性暴力!(その赤ちゃんはその後死亡)・・・日本ではいらない米軍基地は沖縄に押し付け、事件・事故・性暴力で沖縄の命・人権は踏みにじられる中で、米兵は地位協定で守られ、圧倒的多くは不起訴。宮城さんは「最大の暴力は日米同盟・裁判権放棄の密約」であると指摘された。さらに今度の少女暴行事件のように隠蔽し米軍を擁護する日本政府!「軍事基地いらない」の声をあげ、ともに頑張っていこうと呼びかけた。
その後、石垣の現状や取り組みを訴えた石嶺さん、小金井市議の片山さん、名古屋大学の飯島さんは地位協定の改定を話され、最後に基地・軍隊はいらない4・29実行委員会の与儀さんが「沖縄の続発する性暴力・隠蔽についての政府交渉・院内集会などの開催と参加要請を行いました。
参加者は約170人、会場はいっぱいでした。姑息で卑劣な日米の政治的隠蔽! 絶対に許さない!ともに抗議の声をあげていきましょう!