沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

辺野古抗告訴訟 翁長知事会見全文

2015-12-28 07:54:22 | 日記

沖縄タイムスウェブ版から、辺野古抗告訴訟に関する翁長知事記者会見の全文を掲載します。

本日は、国地方係争処理委員会の決定および国土交通大臣が行った執行停止決定に対する抗告訴訟の提起について私から報告を申し上げる。

 第1に、昨日、国地方係争処理委員会の審査会合が開かれ、県が去る11月2日に行った審査申し出は同委員会の審査対象ではないとして、申し出を却下するとの決定がなされた。

 同委員会が3度にわたり会合を開き、長時間にわたり検討を重ねられたことについては一定の評価をするが、結果として執行停止決定の違法性についての実質的な審査が一切行われることなく却下の判断が示された。この判断は、地方自治法に規定する関与制度および国地方係争処理委員会の存在意義を自ら否定しかねないものと考えており、誠に遺憾である。

 第2に、去る18日に県議会の議決をいただいた「国土交通大臣による公有水面埋立承認取消処分の執行停止決定の取り消しを求める訴えの提起」について、本日、那覇地方裁判所に訴えを提起するとともに、執行停止決定の執行停止を求める申し立てを行った。

 本件の訴えは、国土交通大臣による執行停止決定の効力を失わせることにより、沖縄防衛局が行う埋め立て工事を止める上で有効な方法だと考えている。

 以前から繰り返し申し上げているように、行政不服審査法は、国や地方公共団体の処分等から国民の権利利益の迅速な救済を図ることを目的としている。

 国の一行政機関である沖縄防衛局が、自らを一般国民と同じ「私人」であると主張して審査請求を行うことは、同法の趣旨にもとる違法なものである。この点については、約100人もの行政法研究者からも批判の声が上がっている。

 また、「辺野古が唯一」という政府の方針が明確にされている中で、同じ内閣の一員である国土交通大臣に対して中立・公正な判断は期待し得えず、この点からも、本件審査請求手続きにおける執行停止は違法である。

 県としては、これから裁判所に対して、その旨主張・立証していく。私は、今後ともあらゆる手法を用いて、辺野古に新基地は造らせないとの公約実現に向け、不退転の決意で取り組んでいく。県民の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げる。

【一問一答】

 -抗告訴訟の訴えは工事を止める有効な方法と示している。執行停止を止める緊急性は何が一番重要か。

 知事 代執行の裁判が開始しているが、ある意味で埋め立ての手続きが本来なら代執行で結論が出てからしか工事ができないが、今回は行政不服審査法に基づいて、まず工事ができるようにして、どういう経緯をたどるか分からないが、いずれにしても工事を進めるという国のダブルスタンダードと言うか、二重のやり方がある。そのために工事を止めるということが一番重要なので、その意味での抗告訴訟の意味合いが入っている。政治的な意味合いでお話をしている。

 -特に強調したい緊急性、重要な部分は何か。

 知事 先ほど申し上げたとおり、工事の差し止めね、これをしっかりとやらなければならない。執行停止の執行停止は、これが一番有効であるということでさせてもらっている。

 -12月に入ってから代執行裁判での意見陳述、政府の予算案決定、係争委の却下と続いている。このタイミングで抗告訴訟を起こす意味合いは。

 知事 特に政治的なタイミングというわけではなく、記者会見でも申し上げてきた通り、議会の議決を得た後は、速やかにそれを実行させていただくというふうに話をさせていただいた。速やかにというのは法律的な問題、いろいろと訴状を作るなどあるので、そういった準備が整うことを弁護士の先生ともご相談し、時期的に可能であれば速やかにと申し上げたわけだが、昨日、一昨日から大丈夫だという報告を受けたので、私からすれば速やかにということで今日の日を設定させていただいた。

 -係争委の却下の翌日になった意味合いは。

 知事 時期的な意味では全くの偶然。昨日、長時間にわたって議論がなされたようで、小早川委員長の記者会見も読ませていただいたが、7時間に及ぶ議論もあって、もう一回開催したらどうかというマスコミからの質問もあった中で、平行線というようなニュアンスで、今日で終わり、というような話もうかがうことを感じた。地方自治という問題について、ある意味で、10年、20年前とは違う感覚を持って、考え方を持って議論がなされたことは大きいと思いつつも、結果的には遺憾なことになった。

 そういった形で申し出を却下された翌日に抗告訴訟ということで訴えを提起したわけだが、偶然ではあるが、その意味で不退転の決意であらゆる手法をもって、新辺野古基地を造らせないというような意味合いからすれば、途切れないでこういった問題を沖縄県民、全国の皆さまに沖縄県の決意を示したということは大きなことではないかと思っている。

 -国と県が訴え合う異例の事態になったことをどう思うか。

 知事 まあ、この話をすると本当は長くなるので、1、2分で話をすると誤解を招くのではないかと思うが、いずれにせよ辺野古が唯一と言っているところに一番大きな問題があろうかというふうに思っている。沖縄の置かれている戦後の基地の歴史、沖縄全体の歴史を含めて私たちが今ある現状について、もう一つ勘弁してくださいよ、というような話をするわけだが、それをこういう裁判で強権的に進めている。

 私は戦後のあのサンフランシスコ講和条約で切り離された時の米軍による土地の強制接収は大変理不尽なことだったが、まさしく今この70年を経て、今度は米軍ではなく日本政府が、銃剣とブルドーザーではないが、そのような強権的な形で海上の強制接収というような形に感じられるわけで、その意味でこのように二重、三重に裁判になることは非常に残念だが、私は沖縄県の将来、特に子どもや孫の安全安心を守りながら、日本の安全保障体制を品格があるようなものにしてもらいたい、という沖縄からの切実な願いを話をするわけで、その意味では日本国民全体で日本の安全保障を考えてもらいたいと言っている中での裁判が二重三重になっているというふうに思う。

 -どれくらいで執行停止の申し立てへの判断が出ると考えているか。

 竹下弁護士 本来、執行停止は緊急を要するべきものなので、早く出すというのが前提だと思うが、今回すでに始まっている国の執行停止によって国の工事が始まってしまっている、それを止めるものなので普通の執行停止とは違う要素がないわけではない。

 非常に大きな論点を含む訴訟なので、私どもとしても、従来の執行停止の手続きと同じようなものでいいのかどうかということもあるので、少し通常の執行停止の速さとは若干違うことになるかもしれないと今考えている。

 -めどは今のところ考えていないか。

 竹下弁護士 最後は裁判所がどういう風に進めるかに関わってくるわけだが、例えば執行停止でも口頭弁論の手続きを行うのか行わないのかという議論も当然あるでしょうから、それによって進み方は異なってくると思うし、仮に口頭弁論が必要なような重要な執行停止の問題であるということであれば若干長くなるかも分からないし、進め方によって違ってくると思う。

 -係争委が県の申し出を審査対象外としたことについて訴訟を起こす考えは。

 知事 これから弁護士の先生方と相談してやっていくので、その件はどうでしょう。どなたかお答えお願いする。

 竹下弁護士 最終的には弁護団と県と協議した上で、どうするか決めたいと思うが、現段階では小早川委員長のブリーフィングしか見ていないので、正式に書面で通知が来て、書面をきちんと検討した上で弁護団としてどういう意見を出すか決めたい。現段階で訴訟を提起するとかしないか、どちらか固まったものでいるのではない。

 -係争委は多数決で結論を出した。あらためてどう考えたか。

 知事 ごく普通には却下されるのではないかという話をする方が多くて、県の主張も正しいということで申し出をしたが、その中での議論が3回を数えたということと、3回目で7時間におよぶ、私も5時くらいから待機していたが、さすがに翌日の日程と絡み合わせると、5時間くらい待機する形になったが、7時間も議論してなおかつ多数決になったのは、地方自治法の20年以前と20年以内、いろんな経緯を経て意味合いがご理解いただけた。

 行政法の関係者の専門家が100人ほど同じ考え方をもっている人もいる。その中で委員の中に強くそれを主張するといったことは、結果の中ではひとつ将来を見通せるものが出てきているのかなと思う。残念ながら多数決でそういう結果になったので、その点については大変遺憾に思っているが、一人二人、意見を強くおっしゃった方がいるのは大変敬意を表したいと思っている。

 -抗告訴訟は移設を止める手段となることの重みと、勝算をどう考えるか。

 知事 あらゆる手法を尽くして新辺野古基地は造らせないという意味では、可能性のあるものは全部やっていくということに抗告訴訟の提起をした。その件について、裁判はどちらも勝算を持ってやるでしょうし、法律的な意味合いからすると弁護士の先生にお願いしたいが。個人的な思いで留める勝算は、当然沖縄県の主張していることは正当な主張、権利だと思っているので必ずご理解いただけると思っている。

 -今後移設を止めるための手段は、どういうことを考えているか。

 知事 これは総合力。法廷もあるだろうし、いろんな集会とか、いろいろなものの重なり合いで多くの国民にも理解してもらい、ことし国連にも行ったが世界的な視野で日米安保体制、どういう形でそれが維持されているか日本本土の方にも日米安保体制の品格、日本の民主主義、地方自治、そういったものを裁判を通じて多くの方々に注目してもらい、ご理解いただくのをこの1年間振り返っても相当の日本国民全体の理解と海外への浸透もあったと思うので、継続していく裁判の法廷闘争は裁判のあるべき結論も大切だが、それをやることによって多くの国民や県民がこのことについて理解して頂く、それを共有して頂く中に、この問題は必ず私たちの思いと一緒になって解決していくものだと思っている。

 -複数の裁判が並行することが来年の宜野湾市長選など重要選挙にどう影響すると考えるか。

 知事 裁判が選挙が一緒になることはどうなんでしょうか。それと絡めて考えたことはないので、どういう影響を及ぼすとかそういうことは私の頭の中にはない。裁判は裁判として、選挙は選挙として。それ以外のもろもろはそれ以外のもろもろ、この集大成が県民の力、国民の力でご理解いただくようなものがあれば最終的に私どもの考えがご理解いただけると思う。

 -県側から国を提訴するのは初めてではないかと思うが、その意義。背景をどう考えるか。

 知事 心情的に言わせてもらうとやむにやまれずですよね。私の歴史認識含め戦後の成り立ち、今の日米安保体制の現状、沖縄の過重な負担、もろもろ置いてなおかつ今日の一連の1、2年の経緯でも、私が当選してもお会いしてもらえない、その中で私たちからすると強権的な一つ一つの手法、こういったものを考えると心情的な県民の誇りと尊厳を守る意味からするとやむを得ないものだと思っている。

 そういうものを置いておいても、いま行われている沖縄での状況は、本来国のあるべき姿とか地方自治とか民主主義という意味からも客観的に厳しい状況だろうと。今のままでは日本は一体どうなるのかという思いがある。日本という国をある意味愛してるがゆえに、今の現状は先行きの厳しさを感じていて、沖縄のみならず日本国全体の厳しい環境になっていくのではないかと。そういうことも含めて私なりに思いはある。

 -知事の支持母体会長の宮城篤実氏が「裁判の勝ち負けも大事だが、一番尊いのは基地を容認せず全力で闘うこと」という趣旨のことを言っていた。知事も県民にとっての尊さのようなものを感じているか。

 知事 まさしくいまオール沖縄、イデオロギーよりアイデンティティーという形で保守の重鎮の宮城篤実先生がそうおっしゃったなら、私たちのイデオロギーに基づくことではなく県民、日本国全体での民主主義、地方自治、自己決定権、こういったこと等を含めると先生がおっしゃるように不退転の決意で思いを遂げていくと。

 それが私たちの責任世代の役割だと思っている。確かに厳しい環境にはあるが後ろ姿をしっかりと子や孫にみせることによって、子や孫が自分の生まれた沖縄に誇りをもって勇気をもってそれぞれの世代にはそれぞれの世代の感覚があるので、いまの私たち責任世代の思いを吸収して彼らなりの思いでもってふるさと沖縄の将来を担っていくということにつながっていくのであれば、私たちの役割はそこにあるのではないかと思う。


山城さん「多田揺子反権力人権賞」受賞

2015-12-20 13:39:58 | 日記

 12月19日、山城ひろじさん「第27回多田揺子反権力人権賞」受賞!
 授賞式の後、山城さんの話を聞きました~。なにより、お元気そうで・・・本当によかったです!

 まず、山城さんの音頭で「座り込め」「今こそたちあがろう」の唄が会場いっぱいに響き渡って、話がはじまりました。
 「病院にいる間、多くの励ましをうけ、ここで負けられない!辺野古に帰りたい!との思いで・・・戻れてよかった、生きていてよかったと・・・」会場にいる私たちに、山城さんの熱い思いがひしひしと伝わり、みんなが待っていた山城さんがそこにいました。

「機動隊、東京にカエレ!」
 辺野古をめぐる現状、厳しいたたかいを時には笑いを交えて話された。東京の警視庁から来た機動隊は高級ホテルにとまり、おいしいごちそうをたべ、座り込みを弾圧するさまと、おにぎりを食べて座り込みをごぼう抜きしている沖縄県警との違い・・話しかけて「心がおれる」若い機動隊、見えないところで暴力をエスカレートさせる機動隊・・けが人が多発している。

 「たたかいの現場は、辺野古ゲート前」
 工事を止めるのは、座り込む人数を増やしたい!結成された『オール沖縄会議」はあらゆる団体の網羅し、全県民的な結集軸。「建白書」の精神を基軸に、翁長知事を支え、辺野古現地のたたかいを大きな支援の輪で包んでいく。みんなが集まれば工事はとまる!工事車両が入るのをみるのは”つらい”。

「今こそ、沖縄の歴史と誇りをかけたたたかいの時」
 不条理なあからさまな権力の乱用をともなって襲いかかる日米両政府をゆるさず、辺野古の基地建設を阻止し、沖縄の未来は沖縄が切り開くためにかってないほどの気概に満ち溢れている。60、70歳の団塊の世代ががんばっている。砂漠が水をすうように新憲法を学び、平和を学んだ年金世代ががんばって座り込んでいる。

 「逮捕者はみんなでとりもどす
 まだ、北海道からきた支援者が拘留されている。なんとしてもみんなで取り戻す!仲間がつかまっていたら、仲間を取り戻す!取り戻したら、みんなで「カチャーシ」だ。仲間を見殺しにしたら、運動はつぶれる。

 「せまりくる”ファシズム”とたたかおう」
 沖縄のたたかいに力をかしてほしい!沖縄を見殺しにすることは、沖縄だけにとどまらない。日本全体の問題。沖縄の民意をおしつぶす、今のたたかい、絶対に負けられない。心をよせていただき、ともにたたかっていこう!

 こころ打つ山城さんの話でした。


「羽田空港問題と日米地位協定・沖縄辺野古基地」の集会に参加しました

2015-12-13 09:54:01 | 日記

大田区の消費生活センターで「羽田空港問題と日米地位協定・沖縄辺野古基地」の集会があり参加しました。
 前泊さんの講演では、安保条約も含め1960年に制定されてから今まで一度も改定されていない、その不平等=米軍優先の問題点を指摘していました。
 米軍は日本国全土を低空飛行もふくめ自由に訓練でき、どこにも基地を置くことができる。沖縄に74%の米軍基地があるのは、日本国民が自分たちのところに置くのがいやだからである。
 環境条項もなし、汚染物質の規制もなし、犯罪にたいする裁判権も制限され、しかも思いやり予算での手厚いおもてなしなど、世界のどこの国にもない不平等な日米安保と地位協定。
 あの「世界一危険」と言われる普天間飛行場でのオスプレイの訓練飛行で、唯一、上空を飛ばない空白地点は、米軍住宅上空との説明に、本当に腹がたった!沖縄の人の保育園であろうと学校であろうと住宅であろうとお構いなしなのに比べ、なんという差別!(実は事故が一番多く、世界一危険なのは嘉手納基地という話しもあった)
 国土交通省航空局の羽田空港機能強化に関する説明会が隣の大田区役所で開催されているが、肝心の横田ラプコン=米軍の制空権などについての説明は一切ないという。
 オリンピックを理由に国際便の増加など理由としているが、住宅の真上を飛び、低空飛行で離発着する飛行機の安全性や騒音公害などきわめて問題だと指摘。

 首都に広大な

他国の基地があり、住宅地や世界遺産の京都上空までオスプレイが自由にとびまわれるなんて、まずよその国にはないそうだ。 翁長知事の言葉を思い出した。日本は「自治神話」か。
 私たち「沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会」も2016年2月25日の「戦場ぬ止み」の上映会のチラシを配布し、ジュゴン親子の袋の販売をさせていただいた。  そして、南部の会の紹介もかねて、一言、あいさつもさせてもらいました。


飲み屋でちょっといい話

2015-12-11 10:35:10 | 日記

 今日は「戦場ぬ止み」のチラシ・呼び掛け文の発送作業をおえたあと、みんなで近くの飲み屋で一杯~
 ビールで乾杯のあと、餃子やシラスサラダ、トマトサラダ、などつまみにワイワイ
 店の若い男の子に「どこに住んでいるの」「大森」
 「大森はねえ、昔、海岸でノリを造っていたんだよ」
「浅草海苔は、このあたりで造っていたノリを、浅草海苔で売り出したんだよ」「知らなかった~」
 「名刺の名前は、なんにしますか」「ゆうな にして」
 「ゆうなって知っている」「知らない」
 「沖縄にいっぱい咲いてる花だよ」「私沖縄の出身、名護。辺野古知っている?」「う~ん・・・よく知らない」
 など話していたら・・・・
 しばらくして大皿に、ゆうなの写真を張って「大森のノリはなくなってしまいましたが 沖縄の海を守りましょう」とチョコペンで書いて、ゼリーのお菓子を乗せて持って来た。
 なんて素敵な男の子!聞けば、電気関係の大学4年生だという。辺野古のたたかいに、彼なりのエールがうれしかった~
 みんな、いい気分で帰って来た~


保安庁への抗議行動」に参加しました

2015-12-09 09:30:53 | 日記

 12月8日、参議員会館での院内集会に参加し、抗議船の船長である北上田さんの「辺野古の現状について」お話を伺いました。
 本当は福島瑞穂さんの設定で、海上保安庁との話し合いが予定されていたが、多くの市民をもいれた話し合いはいやだと直前に会場保安庁が断ってきたそうです。
 北上田さんは、特に最近、海上保安庁の常軌を逸した暴力によって、何人もの市民が怪我や海に沈められたり、カヌーや抗議船に体当たりして転覆させられたりという状況をリアルに報告されました。
 4人がかりで押さえつけ、意識朦朧とするなかで嘔吐するIさんをそのままにする保安官にたまりかねて北上田さんが救急車を呼んだことや(福島瑞穂さんとの話し合いでは、海上保安官が救急車を呼んで適切に対応したと話しているそうです)、最新鋭の船に、左から体当たりして、ガラスのドアを粉々にさせ、鉄の柵も壊してしまったことや、船を転覆させ、市民を海に投げ出し、やっと船のしたから上がってきた人を海に押さえつけたり・・
 「安全確保」「法令順守」といいつつ暴力を繰り返す海上保安庁に怒り!
 6時半からは「海上保安庁」前で抗議集会が開かれました。
「抗議文」も受け取らないといい、瑞穂さんの秘書が持っていったが、保安庁は「福島事務所の資料として受け取る」とのこと。市民との話し合いを断ったり、抗議文を受け取らなかったり、現場の状況を歪曲し「安全確保」といい逃れるとは、許しがたい!
「海上保安庁は暴力やめろ!」「暴力はゆるさないぞう!」「過剰警備許さないぞ!」などシュプレヒコール
 南部の会からも発言しました。
 (抗議集会の写真を撮ったつもりが、映っていませんでした。デジカメで撮った院内集会での北上田さんの写真です)


「国連・人権勧告の実現を」集会とデモに参加しました

2015-12-06 08:55:38 | 日記

 12月5日、「国連・人権勧告の実現を!」-すべての人に尊厳と人権をーの集会が代々木公園で行われました。

 快晴の空のもと、オープニングは韓国プンムルとエイサー~
 いつ聞いても見てもいいなあ~音楽は~
 国連・表現の自由特別報告者が12月1日に日本にくる予定だったが、日本政府が断った(まずこんなことは他の普通の国ではありえない)こと、国連人権勧告は守る義務なしと閣議決定までして取り組まない日本は非常に問題であり、人権後進国の日本は、今やアジアにおいても人権政策をやらない国になってしまっている状態だという。
 みんなの力で国内人権機関と個人通報制度、人種差別撤廃基本法の制定を勝ち取っていこう!と大きな拍手で確認しました。
 私は、政府による辺野古の新基地建設強行は、沖縄の人権や自己決定権、地方自治、民主主義を踏みにじるものであり、尊厳をかけた島ぐるみの「辺野古に基地はつくらせない」たたかいに多くのみなさんの支援を訴えました。
 また「原発再稼働・放射能と子どもの問題」「朝鮮学校の教科書無償化問題」「精神障害者の問題」「教育現場への政治介入」などそれぞれテーマ別のアピールがありました。
 最後に、集会アピールを拍手で採択し、デモ行進~
 若者の町 渋谷に「日本政府は国連・人権勧告をまもれ!」のシュプレヒコールが響きました~


「代執行訴訟第一回口頭弁論」緊急官邸前集会で声をあげました

2015-12-04 08:33:29 | 日記

 国が沖縄県の権限を取り上げる代執行訴訟がはじまった。
 国が沖縄県を裁判に訴えた11月17日は、1971年、沖縄の要望をまとめた『建議書」をもって、屋良主席が羽田に降り立ったその日と同じである。沖縄返還協定の特別委員会を抜き打ち的に開き、採決。日本復帰における沖縄の声を切り捨てた日だ。
 2015年11月17日、代執行訴訟で、沖縄の権限をうばうために沖縄を裁判に訴えた。そして12月2日、翁長知事の第一回口頭弁論が福岡高裁那覇支部で行われた。
 裁判所の前には多くの人で埋まり、オナガコールが響き渡ったそうだ。
 東京においても首相官邸前で、翁長知事の激励と国に対する緊急抗議行動が行われた。
 次々と連帯のあいさつが続き、オール沖縄の島ぐるみのたたかいに呼応し、首都東京でも、ともに頑張っていこう!と全員で確認しあい、官邸に向かって「代執行ただちに取り下げろ」「ちゅら海を埋めるな」「翁長知事頑張れ」などシュプレヒコールをした。
 雨が降りしきる中、絶対に「辺野古に新基地は造らせない!」と、750人にもおよぶ多く人がかけつけた。


「11.29辺野古に基地は造らせない大集会!」日比谷野外音楽堂はあふれました~

2015-12-03 09:21:24 | 日記

 日比谷野外音楽堂で行われた「埋め立て工事を阻止しよう!11.29辺野古に基地は造らせない大集会」は4500人の参加で、はいりきれない人たちが会場の周りを取り囲みました。
 集会のオープニングは金城吉春さんたちのヒヤミカチ節などのサンシン~
 沖縄からの訴えはヘリ基地協議会の安次富さんが、シュワブゲート前や海上での緊迫した抗議行動を報告され、絶対に負けない!アベ政権打倒!戦争法案反対・原発反対・そして辺野古に基地は造らせない、ともに連帯して勝利しようとあいさつされ、大きな拍手でした。
 また島ぐるみ会議の高里鈴代さんから、今度の辺野古の新基地建設阻止の要請行動の訪米の目的は、
まず翁長知事が「埋め立て承認を取り消したことを直接アメリカに言うこと、アメリカも辺野古埋め立ての当事者であること、沖縄の民意に反して基地建設が強行されていること、沖縄の民主主義は危機的状況であること、また工事関係車両のシュワブ基地の通行許可の問題など取り上げて、辺野古の新基地建設阻止の要請行動をしてきたことなどが報告されました。
 さらに連合の大城さんからアメリカの最大の組合、米労働総同盟産別会議が、辺野古新基地建設反対の決議をし、沖縄と連帯してともにたたかっていくことになったと報告され、沖縄のまっとうなたたかいはの大きな広がりをみせています。
 うれしいね~
 東京沖縄県人会から、あいさつがありました。60年前に「基地建設反対」で県人会が結成されたこと、翁長知事が県人会にこられたこと、これから「辺野古新基地建設反対」でともに頑張っていくことを表明されました。うちなんちゅ、ちばらな~、むる、まんじゅい!
 集会後、銀座をデモ行進し、シュプレヒコールで基地建設反対を訴えました~
 参加されたみなさん、お疲れさまでした~