沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「8月6日」沖縄伊江島で大爆発がおきた

2019-08-10 10:23:21 | 日記

 8月6日は74年前、アメリカが原爆を広島に投下した日である。
 平和記念式典で松井広島市長は「被爆者の思いを受け止め、唯一の被爆国とし核兵器禁止条約に署名・批准」を政府に求めた。
 唯一の被爆国のこの国は核兵器禁止条約に署名をせず、核兵器国と非核兵器国の橋渡しをすると安倍総理はいう。どんな「橋渡し」をしているのか、明らかにしてほしいものである。

 1948年8月6日、伊江島の港で、戦後最大の爆弾爆発がおき、102名の死者と70人以上 のけが人を出した。伊江島から5000発125トンの不発弾や未使用爆弾を島外運び出すにために米軍弾薬処理船に積み込んでいる作業中、荷崩れがおき、大爆発を起こした。
 ちょうど夕方5時過ぎで、連絡船が着き、波止場は、はごった返していた。その時に、爆発が起きたのである。輸送船の破片が350メートル吹き飛び、100メートルの民家が破壊されるほどすさまじい爆発であったそうだ。1948年8月6日の大事故である。

 今も沖縄には、不発弾は2500トンあり、その処理に80年かかるといわれている。沖縄戦の不発弾が地中に、海中に残り、ウチナンチュは危険と共にある。