7月25日、今日も6時半ごろシュワブゲート前についたら、すでに平良さんと山口さんがプラカードをかざしてゲート前にいらした。私もそばに陣取って、ゲートに入ってくる米兵や工事関係者に工事の中止を呼び掛けた。昨日と同じようにテントの前に、のぼりを立てたり、もくもくと掃除をしている男性がいた。辺野古で母親が米兵に殺された方だという・・・。しばらくして、知花さんが「カヌーに乗ろうと思ってきたら、研修をうけていないから乗るなと言われた」とプラカードをもって私たちのところにきた。
そうです、今日は、「海の座り込みの日」。私は8時すぎにゲート前から海の座り込みテントに移動。
カヌー71艇、抗議船8隻、150人が参加。私は「不屈」の抗議船に乗せてもらった。手作りしてきた横断幕「ジュゴン・海ガメ・青サンゴのいる辺野古・大浦湾の海を壊すな!」といつもの南部の会のジュゴン親子のイラストを書いて、船に掲げた~
平和丸にマイクがあり、主催者のあいさつや世界各国・地域から寄せられたメッセージが紹介された。「違法工事やめろ」「ゆたかな自然をこわすな」などシュプレヒコールも美ら海に響き渡った~
台風の接近で、雨の予想がはずれ、「海の座り込み」は開催された。しかし、終了間際に雨がポツリポツリ。
午後1時から浜の集会があると聞いていたが、私は、シュワブゲート前の座り込みに参加した。手作りの横断幕は、座り込みテント後ろの金網にしばりつけ貼りだした。
印象に残ったのは、本土から沖縄観光に来たという若者が、ゲート前を通りかかり、初めて、基地建設反対の座り込みを目にした。そして、自分も参加し、ごぼう抜きをする機動隊がこわくてさっと囲みにもっていってもらった。が、見ていて、いろんなごぼう抜きのされかたがあるんだとわかった。この次は友達といっしょに来て、そのときは足を踏ん張って抵抗しようと思う、とマイクで話、喝采をあびていた~たのもしい~
3時ごろ雨がふり、テントに移動。アンケート用紙に記入。
7月25日、シュワブゲート前座り込み「1115日」、辺野古の浜のテントの座り込み「命を守る会の座り込み8年プラス4846日」であった。充実した辺野古だった。「明日は東京へ・・・大田知事の県民葬にも参加したかったが・・・・
7月24日、6時半ごろゲート前についた。だれもいないだろうと思っていたら、すでにシュワブゲート前で、椅子に座って、白い服の女性二人が基地に入る米軍人や作業員に工事中止・海兵隊撤退を呼びかけていた。
私もすぐにプラカードを手にして横に並んだ。聞けば、毎日3時半に起き、4時半にうちをでて、6時ごろにはシュワブゲート前でプラカードをかざしているという。毎日だという。平良さんと山口さんである。
83歳の平良さんは2003年ごろから新基地建設反対の運動を取り組んでいて、80歳までカヌーに乗っていたそうだ。海に潜って戦う若い人が、潮に流されるのを見て、助けるためには船の免許が必要だと75歳のときその免許をとったという。基地建設反対の筋金いりである。戦争で命を失わせたくないと、米兵にも「あなたのおかあさんもあなたの命を戦争で失いたくない」と英語のチラシをつくり米兵の車のドアにはさんで訴えたそうだ。米兵がチラシを受け取ると罪になるので、駐車している車のドアに挟んだという。東京生まれの山口さんも平良さんと行動を共にして、今では、猫3匹と辺野古に住むようになったという。
思いもかけず、早くきたおかげで、本当にすばらしい話を聞くことができた。
ゲート前の座り込みに太陽の光は容赦ない!汗がだらだら!3回ごぼう抜きにあった。機動隊の車3台と機動隊員で囲みをつくりそこに手足をつかんで強制的に入れるのである、おまけに車のエンジンはかけっぱなし!。本当にひどい話だ。
テントで、ジュゴン裁判がアメリカで審議されている状況が報告された。その裁判官らが、ゲート前の弾圧の状況の調査にくるそうだ。そのために、座り込み参加者にアンケートを実施していくという。早速アンケート用紙が配られた。毎日、参加者にアンケートを実施し、それをまとめ、調査の参考にしてもらうそうだ。
24日の座り込みは30人から40人ほど。3回ごぼう抜きにあい、工事車両・ミキサー車に入られてしまった。翁長知事の「違法工事差し止め」の提訴の報告があり、翁長知事をささえ、裁判に勝利しよう!8月12日の県民集会に結集しようと呼びかけがあった。
7月23日、名護に向かう途中、ペリーの上陸の記念碑がある泊高校の近くの「外人墓地」(通称 オランダ墓)によった。ボード事件をおこした、ボードの墓を一度は見ておきたかった。
外人墓地は以外にもこじんまりしていて、想像していたよりもせまかった。1718年の中国漂流民を含む381人(わかっているだけで)が埋葬されているそうだ。
1853年5月、ペリーは琉球に。ペリー艦隊は10隻で、うち2隻は当時最大級の2000トンクラスの軍艦、乗組員は1985人、大砲は大小128門の大艦隊だった。
1853年6月12日、その乗組員のウイリアム・ボードが仲間二人と那覇の町に上陸し、酒をかっぱらい、酔っぱらって、二人は道端で眠り込んだが、ボードはナイフで女性を脅して強姦。駆けつけた村の人たちが石を投げつけ追っ払ったが、ボードは逃げる途中、海に落ちて死亡。琉球での米軍による最初の強姦事件の犯人だ。そのボードの墓が外人墓地のはずれにあった。
以来、どれだけ多くの女性たちが、米軍の性暴力の被害にあっただろうか。昨年の島袋りなさんの米軍属の暴行殺害死体遺棄事件が重なり、怒りと悲しみが押し寄せてくる。名護への途中、恩納村安冨祖の104号線ぞいのりなさんの献花台によって手をあわせた。たくさんの花が添えられていた。
本当に、基地はいらない!でていけ米軍基地!
当面の予定です。できるだけの参加をお願いします。
* 7月24日以降・・・翁長知事の差し止め訴訟提訴の夜、6時半~官邸前で集会
* 7月27日(木)6時~MXテレビ抗議行動
* 8月6日(日)蒲田駅 5時~ビラまき
* 8月12日(土)2時~東池袋中央公園 沖縄県民大会に呼応する首都圏行動
* 8月19日(土)6時半 議員会館前 総がかり行動
* 8月25日(金)6時~ 機動隊派遣は違法の住民訴訟大集会
暑い日が続いています。体調に気をつけてください。
7月19日「安倍内閣の退陣をめざす7,19大集会」に参加しました。3500人が結集。
ちょっと早めに着いたら、日の丸を掲げた人たちが宣伝カーも配置して陣取っていた。百人以上はいただろうか。かなりの数でした。集会つぶしにきただろうか・・・と思っていたら、開始前に引き上げていった。
共謀罪法廃止!戦争法廃止!森友加計疑惑徹底追及!辺野古新基地建設反対!安倍9条改憲反対!安倍内閣退陣!・・・シュプレヒコールで集会は始まった。
各政党などのあいさつが続き、糸数参議院、一坪の木村さんが辺野古を訴えた。「共謀罪成立前後から、辺野古の現場では暴力が一層はげしくなり、けが人や逮捕者が続出している。3月に岩礁破砕の許可が切れたにも関わらず、国は違法工事を強行!翁長知事は議会の承認を得て来週にも提訴、その知事の裁判を支持し支える県民集会が8月12日に開催される予定で、東京でもその集会に呼応して東池袋中央公園で集会を開催します。沖縄は勝つまであきらめない、ぜひ多くの人の参加を」と呼び掛けた。
最後に行動提起され、シュプレヒコールで終了。
参加された皆さん、お疲れさんでした~
7月17日、「平和・沖縄 ちゃんぷる祭り」が荏原スクエアで開かれ、サンシンの調べ響く沖縄バージョンを楽しみました~
まずは沖縄読谷の子どもたちの「獅子舞」が映像で紹介され、照屋サンシンファミリー、結マール三線友の会の唄サンシンがはじまりました。6月に亡くなられた前大田知事が大好きだったという「艦砲のクエヌクサー」が照屋ファミリーがうたい、太田知事を偲びました。
エイサーあり、琉球舞踊あり~で会場いっぱい沖縄でした。
スペシャルゲストは豊岡マッシーさん。辺野古や高江のことを織り交ぜながら、座り込め・沖縄いまこそたちあがろう・沖縄を返せなどや、宮古の民謡などうたい、アンコールの鳴りやまぬ拍手でした。
同時に牧志治さんの、昨年12月に名護の安部の浅瀬に墜落大破したオスプレイの残骸などの写真や辺野古のちゅら海の写真が展示されていました。
子どもたちが走り回り、アットホームなちゃんぷる祭りでした~
7月8日、沖縄戦首都圏の会の10周年で高江・辺野古の工事を監視する奥間政則さんの「沖縄差別 ハンセン病と基地問題」の記念講演が明治大学でありました。119人の参加でした。
奥間さんは、元ハンセン病のご両親の間に生まれ、暴力をふるう父親に反抗し、若いころはほとんど口を聞かなかったそうだが、40年以上たって、はじめて目にした父親の手記で、差別に苦しんでいた父親の姿を知り、号泣したそうです。ハンセン病のことを一切語らなかった両親。名護市屋我地にある愛楽園の資料館の証言集で、両親の苦悩を知りました。昨年亡くなった父親は一門の墓に入れてもらえなかった。死んでも差別される厳しい差別が今もある現実。
ハンセン病に対する国策の隔離・差別政策と何十年もの米軍基地を押し付け、さらに新基地建設を押し付ける国の政策=国策は同じ構造で差別政策であり、弱者にそのしわ寄せがくる日本の国策!許すことはできない。
土木工事技師の自分が運動にかかわったきっかけは2012年のオスプレイ配備反対の県民集会への参加、2015年のセルラースタジアムの県民集会への参加がきっかけでした。以来、高江や辺野古の工事の監視や抗議行動に参加してきた。
高江のズサンなヘリパッド工事はこれから手直しの工事がまだまだ続く。お金に糸目をつけない基地建設。全部、私たちの税金である。沖縄で何がおきているか、日本にすむ人々が知ってほしいと訴えた。
心ゆさぶる講演でした。
ハンセン病に対する根深い差別も沖縄に対する根深い差別も日本による国策!許してはなりません!
私たちも、がんばっていきましょう!
7月3日、「防衛省正門前抗議行動」に参加した。
辺野古の埋立ての違法工事を強行している防衛省に対する「辺野古の海を壊すな」「高江のヘリパッド工事強行許さない」「市民への暴力やめろ」のシュプレヒコールのあと、それぞれ、地域頑張っているで団体からアピール続いた。
まず、ジュゴンキャンペーンセンターの花輪さんが「事前協議もせず、強行されている辺野古のK9・K1の護岸工事は、環境保全の重要性を無視した暴挙で許しがたい!高江についても工事再開をした。今年2月に日本政府はやんばるの森を2018年の施全遺産登録に推薦したが米軍の北部訓練場への記載やオスプレイによる低周波・騒音などの記載は全くふれていない。世界自然保護協会の4度にわたる日本政府への勧告・決議を履行させることで埋め立て工事を阻止することは可能である。辺野古の現地のたたかいと国際的な取り組み結合させ、辺野古の新基地建設を阻止していこう」と訴えた。
そのほか、MXのデマ放送は絶対許さない!、警視庁の機動隊を再び派遣させないなどの訴えが続いた。
沖縄からは安次富ヘリ基地協議会共同代表から沖縄のたたかいの現状報告の電話メッセージがありました。
ジュゴンキャンペーンセンターの要請書や東部実行委員会からの質問書など防衛省に手渡し、工事の中止など求めた。
参加者は130名。参加されたみなさん、お疲れ様でした。