当面の予定です。
* 4月11日(水)6時半 連合会館「沖縄からの報告、そして激励の集会」
* 4月14日(土)2時 国会正門前「森友疑惑徹底究明・安倍退陣・・総がかり行動」
* 4月19日(木)6時半 議員会館前「森友疑惑徹底究明・安倍内閣退陣・・・・総がかり行動」
* 4月23日~28日 「シュワブゲート前連続6日間500人結集」
* 4月25日(水)6時半「辺野古新基地建設NO/土砂投入阻止」官邸前抗議行動
* 4月29日(日)6時半 全水道会館「基地・軍隊はいらない 4・29集会」
* 5月3日(木)12時 有明防災公園「5・3憲法集会2018」
* 5月13日(日)6時半 南大塚ホール「復帰46周年を問う」
* 5月23日(水)11時半 東京地裁 住民訴訟第7回口頭弁論
* 5月26日(土)2時 「辺野古新基地NO/土砂投入で海を壊すな」国会包囲
できる範囲でご参加ください。
3月24日「辺野古の海に土砂を投入するな 3.24新宿デモ」に参加しました。
主催者挨拶では「3月13日の『岩礁破砕訴訟』判決への抗議と3月14日の山城さんらへの不当判決に抗議し無罪を勝ち取るまで頑張ろう、そして、6月にも予想される辺野古の海への土砂投入を許さず、沖縄のたたかいとしっかり連帯して頑張っていこう。基地建設反対の民意は生きており、秋の県知事選には必ずや勝利しよう」と訴えた。沖縄からは大城悟さんが「天皇の来県で2週間、資材搬入が停止するが、作業は急ピッチで進められており、この6月にも土砂投入が予想されているが、闘いは全国に広がっておりなんとしても阻止していきたい。また13日の判決に県は控訴しており、山城さん稲葉さんも控訴し無罪を勝ち取るまで頑張る決意を表明しいる。引き続きご支援を」と電話メッセージがありました。また沖縄へのヘイトを許さない市民有志や住民訴訟、宮古島の自衛隊基地反対の仲間からそれぞれアピールがありました。
4月23日~28日まで「ゲート前連続6日間500人結集」の呼びかけがありました。できるだけ多くの人が辺野古の座り込みに参加しましょう!
そして、新宿の街を「辺野古の新基地建設反対」「政府は沖縄の声を聞け」「沖縄の民意は基地反対」「ジュゴンをお守れ」「宝の海をまもれ」・・・と町ゆく人々に訴えました。
参加されたみなさん、お疲れ様でした。
3月22日「日本軍『慰安婦』問題 『日韓合意』は解決ではない 政府は加害責任を果たせ!」の参議院講堂院内集会に参加しました。
はじめに阿部佑巳さんの「日本軍”慰安婦”問題と国際法の現在~日韓『合意』を再考する~」と題した講演がありました。「『慰安婦』問題は人権の問題であり、過去に固定されたものではなく現在進行形の問題である。日本の状況を調査した国連理事会のデビッド・ケイ氏が発表した昨年5月の最終報告では、植村氏への攻撃にみられる『慰安婦』問題におけるメディアへの攻撃、また『慰安婦』問題を教科書から削除したことでその事実と向き合い理解する能力や知る権利が損なわれたなど指摘している。国際人権基準にそって人権問題として真相究明・ゆるぎない謝罪・被害回復措置・再発防止などが図られなければならない。『平和の少女像』の設置についても人権侵害の被害回復措置の一つであると位置づけられている」と日本政府の国際基準にのっとった対応が求められていると話された。
また「『日韓合意』は解決ではない!政府は加害責任を果たせ」の声明と賛同署名1443名(他159名)を外務省・内閣府担当者へ手渡し、政府が加害責任を果たすよう強く求めた。
第15回アジア連帯会議の報告や各地の取り組みが報告された。
そして、一坪反戦地主からも戦争中に沖縄につれてこられたぺ・ポンギさんことや2年前に殺され捨てられた島袋りなさんのことなど話され、これ以上の基地はいらない・辺野古新基地建設反対への支援を訴えた。
「慰安婦」問題は過去の問題ではなく、特に米軍基地がひしめく沖縄で子どもや少女たちもふくめ女性に対する性暴力が多発する深刻な状況があり、その根絶へむけ、どう、取り組んでいくか、問われています。ともに声をあげ、連帯していきましょう!
3月21日「いのちを守れ くらしを守れ フクシマとともに 3.21さよなら原発全国集会」に参加した。3月も下旬だというのに冷たい雨にみぞれ、雪・・とあいにくの天気に震えあがったが、会場にはさまざまな傘の花が開き、多くの人々が参加していた。
解放同盟のブースで、私たち「沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会」は、手作りのジュゴン袋とジュゴンのマスコットを販売するとともに、6月30日に開催する「ゆんたくまつり」のチラシを配布した。
ライブの後、13時半から集会が始まった。主催者挨拶は落合さん。フクシマから「脱ひばく子ども裁判の会」の片岡さん、被爆労働者のあらかぶさん、自主避難者の長谷川さんがそれぞれ、福島のきびしい現状「東電は事故の実態に向き合い、責任をとれ」「労働者をぼろ雑巾のように使い捨てるな」「国は避難指示をなぜ80キロにしなかったのか」「懸念される子どもたちへの影響・増える甲状腺がん」「原発のない福島を!」「原発のない社会を!」と訴えた。
また、元東海村村長の村上さんや韓国からイ・キョンジャさん、など次々に発言し、戦争させない総がかりから福山さん、鎌田さんが閉会の挨拶をされ、集会は終了しました。
なお、悪天候ににより、デモは中止になりました。
寒い中、本当にお疲れ様でした。風邪ひかぬよう。
3月19日、議員会館前で行われた「森友事件徹底究明・安倍退陣・総がかり行動」に参加した。5000名が集まり、集会は安倍退陣を求める熱気があふれていた。
シュプレヒコールの後、菱山さんは「今こそ、韓国のろうそく革命に習い、安倍総理を退陣に追い込もう!」と韓国を訪問した報告を兼ね挨拶された。
その後、国会議員の挨拶が続き、沖縄の風の伊波さんも発言。次々と市民の森友事件への怒りの発言が続き、「ちゅら海壊すな・土砂投入を許さない!」辺野古新基地建設反対の国会包囲実行委員会から一坪反戦のメンバーが「安倍政権は三権一体となって沖縄に襲い掛かって、沖縄の民意を押しつぶしている。なんとしても今、安倍政権をひきずり落とそう!辺野古の座り込みへの参加を」と訴えた。
また、宇都宮さんが「今、東京都は『迷惑防止条例(改正)』を条例化しようとしている。デモや集会の規制をやり、労働組合の運動や市民のたたかいをつぶそうとしている」とその条例の制定を許してはならないと訴えた。
最後に、福山さんから「私たちのたたかいは確実に広がっている。あと、一歩まで追いついている。なんとしても力を結集し、安倍政権を倒そう!」と訴え、3月21日・22日・23日6時半、議員会館前に集まろう、3月25日は新宿で情宣、27日・28日、議員会館前に、4月中旬には国会を包囲する大きな集会を開こう!と行動提起をされた。
そして、シュプレヒコールをやり、みんなで頑張っていくことを確認して、総がかり行動を終了。
小雨ふるなか、お疲れ様でした。みんなで、頑張っていきましょう!
当面の予定です
* 3月19日(月)18時半 国会議員会館前 安倍退陣・9条改憲NO・総がかり行動
* 3月21日(水)1時~代々木公園 反原発集会(けやき通りでジュゴン袋販売します)
* 3月22日(木)14時~ 院内集会「日韓合意」は解決ではない!政府は加害責任を果たせ!
* 3月24日(土)アルタ前集会とデモ「辺野古新基地建設NO!美ら海を壊すな!」
* 4月23日~28日 辺野古の座り込みにいこう!500人で工事を止めよう!
* 4月29日(日)全水道会館 「沖縄のもと海兵隊員による性暴力から2年 基地・軍隊はいらない!4.29集会」
* 5月26日(土)国会包囲 「土砂投入で美ら海美ら海壊すな!土砂で埋めるな!5.26国会包囲
* 6月30日(土)13時~荏原スクエア 「ゆんたくまつり」
できる範囲で参加しましょう!
3月17日、楢葉町の天神埼スポーツ公園で開催された「2018原発のない福島を!県民大集会」に参加した。参加者は3300人。
「日音響」と「楢葉天神太鼓」でオープニング。地域がばらばらになり、集まって練習するのもなかなかできなかったと言われたが、天神太鼓の音は青空いっぱいに力強く響き渡った。
黙とうした後、実行委員長の挨拶、鎌田さんの挨拶が続き、呼びかけ人の武藤類子さんが「冷たい雪の下にも芽吹きがあり、子どもたちのために前を向いて、今を誠実にいきていこう!原発のない福島を目指して」と訴えた。また原発避難者の三瓶さんから、原発被害に苦しむ暮らしの実態が語られ、会場からすすり泣く声が聞こえた。責任を取らない国や東電、福島原発事故がなかったかのように再稼働をもくろむ国・東電。
7年たった今も5万人以上の人々が避難生活を強いられ、4千人近くの人が仮設住宅で暮らしており、子どもの甲状腺ガン、打ち切られる支援、2千2百万個のフレコンバック、汚染水、使用済み核燃料など。福島の苦しみはなんらかわっていませんでした。「原発に依存しない社会、原発のない福島をめざし、一緒にたたかっていこう」のアピールを採択し、集会が終了したが、こんな大きな原発事故を起こし何も解決していないのに再稼働し、国の補償で原発を輸出までするこの国の体たらくに本当に怒りがわく!
帰りは、立ち入りが制限されている浪江町を通り、請戸漁港によりました。家々は壊れたまま、雑草に覆われ、フレコンバックが雨ざらしに置かれていた。初めて目にする景色は異様であった。壊れて朽ちていく一軒一軒の家に、家族が暮らし一人一人の笑顔があったと思うと、原発事故の恐ろしさが胸をつく。作業員以外はだれもいない請戸漁港には「復興は漁港から」の大きな横断幕が掲げられた5メートルほどの高さの鉄骨で組まれた建造物があった。海人の「きれいな海を返せ!」という叫びを感じた。
原発はいらない!本当にいらない!国・東電は責任をとれ!原発のない社会をめざし、頑張っていきましょう!
三日目の3月15日は、普天間基地とカデナ基地のフィールドワーク。
8時に県庁前に集合して、まずは普天間基地が見える嘉数の高台へ。オスプレイやヘリが数機みえた。飛行場の周りには、びっしりと住宅が広がっている。
琉球新聞社の記者が説明された。住民が収容所に入れられている間に作られた普天間基地は、米国では当然とされるクリアゾーンもなく世界で最も危険と言われている。その移転先が辺野古の新基地だが、県内でのたらいまわしは決して県民が求める基地の整理縮小ではなく、最新鋭の基地に作り替えた基地強化である・・・など説明が続いた。緑が丘保育園の母親の話を思い出した。生まれたときから基地がそばにあり、フェンス一つ隔てた基地は当たり前であった。部品の落下で自分の子どもの命が危険にさらされていることに気づき、基地への恐怖がわいた。米国にいったとき、米軍基地を見に行ったが、広大なところに基地があり、フェンス一つの沖縄との違いに驚いたという話であった。
その次に、嘉手納基地へ。カデナでは、爆音訴訟の原告団の事務局長が説明。東洋一の巨大な飛行場は、東京の品川区とほぼ同じ大きさで、外来機の増加で、騒音被害は大きくなっており、地域は悲鳴をあげている・・・と説明しているときに、F35 の戦闘機2機がタッチアンドゴーの訓練をはじめ、轟音がとどろいた。今まで聞いたこともないような、ものすごい爆音である。何回も続く。昼までこの爆音・・・夜だと・・・想像を絶する状況である。平良さんは岩国へ軍用機を移転したなどというが、訓練は沖縄、ただ住所を移転しただけで、夜も昼も訓練が続き、健康被害も起きている、アメリカ本国からでさえ訓練に沖縄に来る。沖縄では自由に訓練ができるからだ、と沖縄のおかれている厳しい状況を説明された。私たちは、ほんの一瞬、爆音を聞いただけだが、それが365日毎日続くと思うと・・・あり得ない!許してはならない!
沖縄にはカデナをはじめ膨大な米軍基地、自衛隊基地がひしめき、空からは米軍機の部品落下・不時着・墜落炎上と、「普通に暮らす」ということが奪われていると同時に、絶えず命の危険にさらされている。
本土の盾にした沖縄戦・日本の独立のために米軍に差し出した沖縄、軍事優先で踏みにじられ続けた平和と人権、また200年耐用の辺野古の新基地建設・・・あまりに理不尽!
「新基地建設反対」「海兵隊の基地撤去」「全基地撤去」「子どもの命を守れ」・・・・本土に住む私たちは、一人でも多くの人に沖縄の実態を訴え、沖縄のたたかいに連帯していきましょう!
3月14日、午前中の辺野古の座り込みから、那覇地裁前の城岳公園の事前集会に参加した。続々と支援者が集まり、300人ほどが結集。
山城さん、稲葉さん、添田さん、それぞれが無罪を主張し、大きな拍手に包まれた。沖縄現地行動代表の藤本さんやドイツから駆けつけた辛淑玉さん、香山リカさんらも発言。
柴田裁判長は、山城さんに懲役2年・執行猶予3年、稲葉さんに懲役8カ月・執行猶予2年、添田さんに懲役1年半・執行猶予6年の有罪の不当判決を下した。山城さんと稲葉さんは即日控訴。3人とも判決で拘束もありうると、下着や着替えを持参して裁判に臨んでいたが、いずれも執行猶予つきであった。
判決は、事件の背景にある沖縄への不当な基地押し付けや苦難の歴史、沖縄県民の民意には全く触れず、非暴力の市民運動を弾圧する国に加担するもので、全く許しがたい!満腔の怒りで抗議する!
山城さんは「問われるべきは国である。県民の誇りをかけて頑張っていこう。おふくろも風になってみてくれている、そして背中をおしてくれている」(数日前に山城さんのお母さんが亡くなられた)と訴えた。
6時からの自治会館での弁護団報告集会にも多くの人がかけつけ、必ずや無罪判決を勝ち取り、新基地建設を阻止していこうと全員で確認し、集会を終了。
なお山城さん・稲葉さん・添田さんの無罪を求める要請書は、合計 31万6279筆、事前に裁判所に提出。その中には50ヵ国の外国からの署名も含まれています。
3月14日、沖縄現地行動の二日目は、午前中「辺野古の座り込みに」参加した。県庁前に6時40分集合、バス2台連ねて、辺野古へ向かった。
シュワブゲート前でマイクを握っていたのは、高里さん。私たちは、大きな拍手で迎えられた。そして、みんなで「今こそ立ち上がろう」「座り込め、ここに」など手を組んで歌を歌った。
その後、現地行動を代表し、藤本さんが熱い連帯の挨拶や糸満の島ぐるみの挨拶などが続いた。糸満の島ぐるみは、本土のスタンディングをまねて地域で、スタンディングをはじめたそうだ。そのうち、クバガサが登場し、サンシンが登場し、衣装も工夫したりしてみんなで明るく楽しくやっていると報告し、喝采でした。
名護市議会の大城さんから「今、名護市議会は、議員一人一人の渡具知市長に対する質問が行われている。渡具知氏は辺野古新基地を認めたわけではないといい・海兵隊の県外移転や地位協定の改定なども公約しており、代表質問で追及している。県と国の裁判を注視すると言っているが、地裁なのか控訴したら高裁なのか、あるいは最高裁まで注視するのか。選挙の時のデマについても追及している」など頑張っていることが報告された。また、9月の選挙では負けられない!と力強く発言し、大きな拍手でした。頑張れ!名護。この日は、機動隊も見えず、ごぼう抜きはありませんでした。
10時半、後ろ髪をひかれながら、午後から地裁で開かれる山城さんたちの裁判支援に那覇に向かった。(座り込みは、今日で1347日目)
那覇にある市長村自治会館で学習会が開かれ、藤本さんと山城さんが主催者挨拶を行った後、沖縄タイムスの阿部岳さんが「沖縄に対する国家の暴力 民主主義と地方自治を取り戻すために」のテーマで講演を行った。あの百田尚樹に出世のために偏った記事を書く「悪魔に魂を売った記者」と言われ、「中国が琉球を乗っ取ったら、阿部さんの娘さんは中国人の慰み者になります」と言われた、あの阿部さんである。
講演の内容は、この4年間の高江・辺野古のたたかいについてであった。両方とも海兵隊の基地建設だが、海兵隊は沖縄・日本の防衛とは無関係であり、逮捕者が2014年7月から17年12月まで69人、山城博治さんの逮捕は国家による狙い撃ちで、機動隊や警察の暴力は一切おとがめなし。取材の妨害やデマ・ヘイトが横行する中で、メディアの役割が問われている・・・・など、闘いの現場に張り付いてきた記者の目で話す内容は具体的であった。
講演の後、交流会がもたれた。南は鹿児島から北は北海道まで全国から120名、それぞれのグループごとに紹介や発言があり、終始会場は和やかであった。
明日は、午前中、辺野古の座り込み、午後は山城裁判の支援に行く予定。
3月13日から15日まで平和フォーラムの呼びかけで「辺野古新基地建設反対!山城議長らの裁判勝利!沖縄現地行動」に参加した。
県の「岩礁破砕を伴う工事の差し止めを求めた訴訟」の判決が、那覇地裁で3時からあるということで、2時過ぎに那覇地裁に行ったら、50人ほどがかけつけていた。
傍聴は抽選だったが、私は抽選に外れ、城岳公園でしばらく待機。
30分ほどして、裁判を傍聴した仲間が帰ってきて「たった2~3分だったよ。棄却と一言。門前払い。これが裁判かと思うと腹がたった」と怒りの報告であった。
昨年の3月で「岩礁破砕許可」が切れたにも関わらず、国は名護漁協が「漁業権を放棄した」という理由で勝手に法解釈を捻じ曲げ、岩礁破砕許可は必要ないと違法工事を強行しているにも関わらず、森鍵裁判長は「訴えは法律上の訴訟にあたらない」と漁業権の解釈には全く触れず、県の訴えを却下した。
まさに「三権分立」を否定した国べったりの許しがたい判決!
この間の裁判の結果を考えると、ある程度予想はできたが、しかし、ここまで、全く県の訴えを踏みにじるとは!
「沖縄二部」の上映会を交通ビルホールでやりました。ちょっと天候がわるいなか、約120名の方々が足を運んでくださいました。ありがとうございました。
映画は、1970年、沖縄の復帰前の米軍の統治下で、基地労働を中心にした作品でした。使われる紙幣は「ドル」、バーで働く母親の愛情、「くろんぼ」と呼ばれ差別に苦しむ青年、密貿易でお金を稼ぐ姉、巧妙な基地労働者への分断と弾圧の中での必死のたたかい・・・・作品は、一人一人の生きざまを通して、沖縄の置かれている実態を映していました。
そして、それは今につながる沖縄の島ぐるみのたたかいへと続いています。
名護市長選に敗れ、辺野古の新基地建設反対のたたかいは一層、厳しくなっていますが、「これ以上の基地はいらない」「当たり前の暮らしがしたい」「再び、戦場はいやだ」と、シュワブゲート前で座り込みが続けられています。沖縄のたたかいと連帯し、辺野古の座り込みはもちろん、自分たちの足元から「安倍NO]のたたかいを起こしていこう!と訴え上映会を終了しました。
「なまからどえ~びんどう、まんじゅい ちばならや~さい!」(今からです ともにがんばりましょう)
アンケートもたくさん、いただきました。また、次回に生かしていきます。「アイヌ政策実現を」と「安倍9条改憲NO」の署名にもご協力いただきました。ありがとうございました。
昨年10月に上映した1970年制作の「沖縄」(第一部)に続き、3月9日(金)18時から、田町交通ビルで「沖縄」(第二部)を上映します。
第一部は、沖縄のガンジーと呼ばれた伊江島の阿波根昌鴻さんをモデルにした映画で、大変好評を博しました。「ぜひ、第二部の上映をやってほしい」との要望をいただき、いよいよ3月9日に上映することになりました。
第二部は、復帰前の米軍統治下にあって、基地で働く労働者を中心に米軍の弾圧をはねのけてたたかっていく沖縄差別の原点を描いた話題作です。今につながる島ぐるみのたたかいです。
監督は「ドレイ工場」を手掛けた武田敦さん、主人公は若き日の地井武男さん、佐々木愛さんです。
映画「沖縄」(第二部)上映会
ところ 田町交通ビル6階ホール(JR田町駅 芝浦口徒歩5分)
と き 3月9日(金曜日)17時30分 開場
18時00分 開始
入場料 無料
ぜひ、見に来てください。
3月3日文京区男女平等センターで開かれた「国際婦人デー3.3東京集会」に参加した。
「戦争と女性ー失った権利をとりもどそう」という基調提案のあと、在日朝鮮民主女性同盟の金さんが「オモニたちの願い」の特別講演を行った。「在日朝鮮民主女性同盟は1947年10月12日に結成された。当初は差別と貧困で非識字者が圧倒的だったが、成人学校をつくり、そこで文字や民族の歴史・文化を学び、日本政府の妨害をはねのけ、自分たちの手で子どもたちの教育のために学校を造ってきた。1955年に朝鮮総連が結成。そして学校建設資金の一部にと、苦しい財政の中から、1957年にキムウルソンから12万ポンド(1億2千万以上)が送られてきたときは本当に涙した。子どもの通学定期も12年かけてたたかって勝ち取ってきた。国連からも勧告されているが、現在も朝鮮学校だけが高校の無償化から排除されており、広島・福岡・大阪(大阪地裁判決では勝利)・東京(62名が原告・9月13日に地裁で不当判決)で裁判闘争が行われており、支援を!」と訴えた。
また、5年半に及ぶ戦いで和解を勝ち取ったフジビ労組の勝利の報告、不当解雇撤回をたたかっているユナイテッド闘争団、そして、一坪反戦関東ブロック・東京南部の会の仲間から沖縄のたたかいの報告「一昨年の4月に元海兵隊の軍属に殺され遺棄された島袋りなさんのこと・沖縄に軍隊慰安婦としてつれられてきたぺ・ポンギさんのこと、理不尽な沖縄への基地集中」など訴え、辺野古新基地建設反対への支援を訴えた。
最後に「俺たちの道は」をみんなで歌い、その後デモへ。
戦争に反対しよう!性暴力を許さない!基地・軍隊はいらない!辺野古新基地建設反対!沖縄の軍事要塞化反対!朝鮮差別許さない!共に声をあげていきましょう!