沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「沖縄への機動隊派遣は違法」第二回口頭弁論が行われた

2017-06-27 07:04:33 | 日記

 6月21日「警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法 住民訴訟第二回口頭弁論」が東京地裁で行われました。

 風がつよく大雨だったが、住民訴訟の行われる東京地裁にはたくさんの人がかけつけました。公判が行われる地裁で一番大きい103号法廷は傍聴席が満員。
 二人の原告が口頭陳述をし、思わず、傍聴席から拍手が起こり、裁判官の注意をうけました。口頭陳述をした一人は沖縄出身の南部の会のメンバーでした。

 高江のヘリパッド建設強行のために、警視庁はじめ6都府県から約500名の機動隊が5か月もの長きにわたって派遣され、非暴力で抗議する市民を暴力で弾圧しました。勝手に生活道路を封鎖し検問や市民や新聞記者の拘束など人権を抑圧し、沖縄の民意をふみにじってきました。

 この間の経過は、派遣中止をもとめて昨年の10月7日、東京都の監査委員会に住民監査請求(314名の請求人)を申し入れたが、意見陳述もなく11月20日却下。12月20日監査委員会の却下の決定を不服として東京地裁に住民訴訟(原告183名・弁護団61名)を起こし、3月8日に第一回口頭弁論が開かれました。
 第三回公判は9月に予定されています。

 現在、この住民訴訟を担当されている古田裁判長への「激励はがき運動」が取り組まれています。私たちの思いをうけとめ、公正で誠実な審議がされるようにとの要請はがきです。
 みんなで取り組みましょう!


石垣から「署名の協力」へのお礼状が届きました

2017-06-27 07:01:39 | 日記

 石垣への自衛隊配備をとめる住民の会から「署名協力へのお礼と終了のおしらせ」「署名提出の報告」の便りがきました。

 去る5月31日、国会内において防衛省に石垣への自衛隊配備撤回を求める要請署名13650筆(累計で35270筆)を提出し「防衛の空白というが、空白をうめた先の大戦で爆撃や戦争マラリヤで命が奪われた。候補地周辺の4地区の住民も反対しており、また、議会も平得大俣への配備を了承していない。市長は配備手続きの開始を了承したが、議会では(自衛隊の)受けいれ表明ではないと答弁している。防衛省は5月15日に配備図面案など示し、調査費として7億円計上しているというが、容認できない。」と沖縄選出のうりずんの会の国会議員とともに配備撤回を要請しました。

 配置図案の提示や予算措置などすすめている状況を踏まえ、「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」とも協議し、新たな取り組みを検討していくそうです。

 東京にいる私たちも、ともに石垣や宮古への自衛隊配備に反対していきましょう。


「6.18沖縄意見広告報告集会」に参加しました

2017-06-20 22:26:55 | 日記

 6月18日「沖縄意見広告運動第8期6.18関東報告集会」が星稜会館で開催されました。
 6月3日、朝日新聞や沖縄タイムス、琉球新報に12548件(公表可の団体437団体)が辺野古埋立て工事の中止を求める意見広告が掲載され、私たち南部の会の名前も載っています。

 沖縄からヘリ基地協議会の安次富さんが招かれ、嘉手納での夜間パラシュート降下訓練や旧駐機場使用問題、7月から始まる高江のヘリパッド建設工事、石垣や宮古の自衛隊配備など山積する沖縄の現状を報告。また、辺野古では130台あまりのダンプ車両の搬入・座り込みの市民が頭蓋骨骨折するなどのけが人が出るほど暴力がエスカレートしている。しかし、この7月にも工事の差し止め訴訟を起こす翁長知事を支え、けっして屈しない粘り強いたたかいを継続し、1月の名護市長選挙・11月の県知事選を勝ち抜いていく!と話された。

 また、「東アジアの平和を!韓国の新政権誕生をうけて」と題してイ・ヨンジェさんが講演。伊波洋一さんも駆けつけて国会での取り組みを報告されました。

 そして、第九期の意見広告を、オール沖縄会議の渡米にあわせ、アメリカでの意見広告を取り組みことなど確認し、集会は終了しました。


「6.15共謀法成立許すまじ!」国会前集会に参加した

2017-06-20 22:23:54 | 日記

 6月15日、法務委員会での審議もせず、憲法違反の悪法=共謀罪を参院本会議で強行採決した!森友・加計疑惑が追及されるなかでの横暴きわまりないやり方は断じて許されるものではない!森友でも加計でも「もし、自分がかかわっていたら議員を止める」と言い切った安倍さん!即刻やめろ!
 
 6時半、国会前の「共謀罪廃止」を求める集会がはじまった。5500人が結集。
 共謀罪NOの岸田さん、社民党の又一さん、高田さん、富山さん、西谷さんらがつぎつぎと登壇し発言。高田さんは「安保改定反対で多くの人が国会前を埋め尽くしたのは、57年前の今日、6月15日であった。その時の総理は岸であった。その孫の安倍を同じように退陣においこんでいこう」と訴えた。
 そして沖縄の風の伊波洋一さんが「安倍さんは裸の王様だ。森友・加計以外でも見えないところで何をやっているのかわからない。安部政権になって日米同盟が強化され、先島への自衛隊配備や高江・辺野古の弾圧が一層激しさをましている。なんとしても共謀罪廃止を」と訴えた。

 秘密保護法・安保関連法案・集団的自衛権の行使などつぎつぎに憲法違反の法律を強行採決して制定している安倍政権を市民一人一人の怒りで退陣させよう!「戦争はいやだ」「平和にくらしたい」のあたりまえの声をあげていこう!
 辺野古の現場でたたかっている沖縄とともに「絶対、あきらめない」でがんばっていきましょう!


「6.10国会包囲行動」に参加した(2)

2017-06-11 22:08:22 | 日記

 6月10日、梅雨にはいったというのに、30度を超す暑さ、南部の会は、舞台とは反対側の木立の木陰に陣取った。のぼりを植え込みに差し、横断幕を枝にひっかけた・・・・ら、警察が「植え込みにのぼりや旗を下げないように」「手で持つように」と指示。何も枝を痛めているわけではない!のにだ!

 沖縄からは、大城悟さんに続いて、稲嶺名護市長があいさつ。稲嶺名護市長はピンクの「勝つまであきらめない」のTシャツを着ていらした。「辺野古では、非暴力の市民が機動隊によって暴力を振るわれ、ケガ人が続出し、救急搬送されている。弾圧が強化されている。翁長知事が、やっと工事の差し止め訴訟を起こす。ものいえぬ社会をつくる共謀罪は成立させてはならぬ!沖縄は勝つ方法を知っている。勝つまで、決してあきらめないことだ。必ずや勝利していこう!」と訴えた。

 かっこいい名護市長!5月下旬に辺野古の座り込みにいったときに、友だちに、稲嶺名護市長のお兄さんを紹介された。本当に兄弟、似ていらして、そっくりだった。連日の座り込み参加で、真っ黒に日焼けされていた。

 そして、ヘリ基地協議会の安次富さんが辺野古の現状を報告され「沖縄は負けない!決してあきらめない!ともに頑張ろう!」と力強く訴えた。

 また、東京や千葉、神奈川などの地域で頑張っているグループが舞台の前にそろって、一言づつあいさつ。私たちの「沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会」もそのなかの一つに加わってちょっとアピール。

 本当に辺野古の新基地建設に反対する市民をつぶすための共謀罪、治安維持法の成立を許してはならない!


「6.10国会包囲行動」に参加した(1)

2017-06-11 22:05:29 | 日記

 6月10日「止めよう!辺野古埋立て 共謀罪法案は廃案に!6.10国会大包囲」に参加しました。暑い日差しのなか1万8千人が結集。
 今回は、基地の県内移設に反対する県民会議、「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会の共催に、共謀罪NO!実行委員会が協賛として参加。

 集会が始まる前に、豊岡マッシーさんと谷藤律子さんによるサンシン唄が国会前に響き渡った~
 野平さんや高田さんの主催者あいさつが続き、協賛の共謀罪NOからは海渡弁護士あいさつ。
 辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会からは湯浅さんがスピーチ。

 沖縄からは主催者として大城悟さんは、まず全国からの辺野古・高江の支援に対する感謝をのべ、座り込みの排除がより一層強化されている現状や山城博治さんらの逮捕・長期勾留は共謀罪の先取りであり、絶対に廃案にしていこうと訴えた。そして、「山城・稲葉・添田さん」三人の写真いりの裁判長への要請はがきについても紹介しました。

 連日、辺野古のゲート前でマイクを握っている大城さんは、真っ黒に日焼けしていました。暑い日差しのなかで、帽子もかぶらず「帽子ないんですか」と言ったら「東京でも帽子がいるとは思わなかった」と笑みをこぼしました。


「今、宮古島では!自衛隊配備に反対する6.4集会」に参加しました

2017-06-05 18:20:47 | 日記

 6月4日、「今、宮古では!自衛隊配備に反対する6.4集会」が6時から文京区民会館で開かれ、130人が参加。

 宮古島平和運動連絡会・共同代表の清水さんが自衛隊配備に反対してたたかっている宮古の現状を報告。
 中国脅威論をあおり、島嶼防衛・空白地帯の解消を理由に、今、宮古島をはじめとして沖縄先島諸島に地対空・地対艦ミサイルの実戦部隊の配備が強行されようとしている。自衛隊配備反対はもちろん、下地島空港の軍事利用反対もあわせてたたかっているきびしい実態が報告された。また、宮古は川がなく地下水が島民の命の水!もし、地下水が汚染されたら・・・・
 基地建設に群がり金儲けをたくらむ企業やシンクタンクなど暗躍する防衛族など数十年の軍事化構想が見えてくる。

 今日付けの産経新聞に「宮古島駐屯地 8月着工」の記事が載った。たたかいを強化・支援の意味もこめて、緊急カンパが呼びかけられ、軍事要塞化阻止!へむけ、ともに頑張ろうと訴えがありました。

 宮古の自衛隊配備に反対し命の水を守ろう!

 二度と戦争はいやだ!ともにがんばっていきましょう!


「砂川事件裁判再審開始を!駐留米軍は違憲!」伊達判決記念58周年集会に参加しました

2017-06-05 18:14:36 | 日記

 6月4日、「砂川事件裁判再審開始を!駐留米軍は違憲」伊達判決記念58周年集会が文京区民センターで開かれ、80名が参加。
 
 1955年から米軍立川基地の拡張で農地を奪われることに反対してたたかわれた砂川闘争で逮捕起訴された7人の裁判で、東京地裁の伊達裁判長は「駐留米軍は違憲・基地侵入は無罪」の判決(1959年3月30日)をだしたが、最高裁の田中耕太郎裁判長は「日米安保条約は高度な政治問題で裁判所では違憲かどうかの判断は行わない」と棄却(1959年12月16日)し、被告は刑特法違反で罰金2000円の有罪になった。

 しかし、その後、田中耕太郎裁判長とアメリカ側の接触が明るみになり、「裁判は公平ではなかった」と東京地裁に再審請求(2014年6月17日)。しかし、棄却(2016年3月6日)され、即時抗告し、現在、東京高裁で争われている。また、ゆがめられた最高裁判決が「政府の言う集団的自衛権や安保関連法案の根拠になるはずもない」と、伊達判決を生かす会は再審勝利をめざしてたたかっている。

 特に伊達秋雄裁判長は1970年代の104号線越え実弾射撃訓練に反対してたたかった沖縄の喜瀬武原闘争の弁護団長であった。その時の刑特法で有罪になった一人は「伊達判決が自分の原点」といい、以来、現在にいたるまで、辺野古新基地建設反対の中心メンバーとしてたたかい続けている。
 「駐留米軍は違法・米国軍隊は9条違反」伊達判決は明快である。
そのとおりだ!駐留米軍は違法である!
(写真は 伊達判決を生かす会の共同代表で、再審請求人の土屋源太郎さん、82歳)


奇跡的に残ったフクギの木々(普天間で)

2017-06-02 09:17:15 | 日記

 あの沖縄戦の戦火をくぐって奇跡的に残ったフクギの木があるから・・・と連れられて見にいった。
 
 普天間の喜友名にある旧家。「イリーグア メーヌ シーサー」の市指定の史跡の古いシーサーが門の上に鎮座していた。
 その門を入ると・・・びっくり!まるでフクギの林がそこにあるように深い森のようなたたずまい。外からは決してうかがい知れないフクギの大木が並んでいた。
 そして、そのフクギにコーモリがすんでいたという。代々、コウモリはフクギを根城に子孫をつないできたと思われる。しかし、普天間飛行場にオスプレイが強行配備されてから、いなくなった・・・・・という。オスプレイが飛んでコーモリがいなくなった。

 オスプレイが飛び交い、コーモリはいなくなった。あかちゃんや子どもや、病人や年寄りや、ウチナンチュはどうすればいい?

 そのオスプレイ、アメリカではコウモリや住宅の上では飛ばないそうだ。禁止されているそうだ。


水曜行動で、大勢が結集~ダンプ阻止

2017-06-02 09:14:43 | 日記

 今日は水曜日で、多くの人たちがゲート前に結集した。150名だそうだ。

 いつもの歌あり、スピーチあり~島袋文子オバーも元気な姿を見せた。途中、雨がひどくなり、テントの方へ移動。ダンプが来たらすぐに駆け付けるようにと言われたが、今日はダンプは入らず。 
 今日で座り込み1060日、辺野古の浜の方の座り込みは命を守る会の8年と4791日。すごい粘りのたたかいである。

 各島ぐるみの取り組みや報告が続いた。
 本部の島ぐるみ、今帰仁の島ぐるみ・・・・糸満の島ぐるみまで笑いあり、苦言あり、歌あり~

 「どこから来たの」「東京から、友達とふたり」「一千万都民がいてたった二人か」・・・と怒られたしまった。
 次の人は「いやいや私は怒らないよ。来てくれてありがとう」と笑いをとった。
 南部の会として私も発言「個人加盟の小さなゆるゆるの組織です~ともに頑張ります」と。


座り込みに参加しました(5月30日)

2017-06-02 09:12:10 | 日記

 シュワブゲート前の座り込みに参加しました。今日はちょっと少ない。50名ぐらいだろうか。

 9時ごろごぼう抜きにあい、ダンプが列をなしてゲートの中に入った。マイクを握っていた大城さんも拘束され、警察車両と機動隊の囲み込み閉じ込められた。12時ごろ、食事にいったすきをぬって、機動隊が私たちの座り込み用の板やブロックをかたずけ、ダンプが入れられてしまった。3時すぎにもごぼう抜きでダンプが・・・ごぼう抜きのときに腕をひねられたり、つねられたりしてうっ血やけが人もでた。暴力に対し、みんなで抗議!

・・・K9の護岸工事がどんどん進められている・・・

 今日は奥間さんが「ポセイドンがやっていることはボーリング調査ではなく、大浦湾の断層や空洞を調べていて、大浦湾は骨粗鬆みたいなもので、大きな基地建設に耐えられる構造にはなっていない」と分析した内容を説明し、どんどんこのことを広めていきたいと語った。ほんとうに工事強行が中止になってほしい!

 帰りは、那覇の島ぐるみのバスで那覇まで行き、頼まれた紅型模様の生地を買って、宅配で送ってもらった。


座り込みに参加してきました

2017-06-02 09:10:21 | 日記

 5月29日から31日までシュワブゲート前の座り込みに参加してきました。
 29日は山城さんらの第3回公判が予定されていたが、裁判長の病気だとかで中止。5月の中旬から参加していた南部の会のメンバーは「いつもの月曜日よりも参加者が多い」と話していました。100人ぐらいだろうか。

 9時ごろにごぼう抜きにあい、警察車両と機動隊員の囲い込みに拘束。ダンプがゲートへ。12時ごろにまた、ごぼう抜き。今度はダンプはなくミキサー車4台。3時過ぎにごぼう抜き。ダンプに入られた。ミキサー車2台で大きなテトラポット1個が創られるそうだ。先週よりずーっとダンプの数が多いという。

 マイクを握った人が話した。機動隊は、小4ぐらいの子どもも拘束し、囲い込みにいれたそうだ。子どもは泣きながら「人権侵害だ」「やめて」と叫んでいたそうだ。また、犬も抱きかかえて拘束し、リードを離さない飼い主とともに囲い込みにれたそうだ。なんてことだ!

 今日は、海神祭(ハーリー)で、海の工事はなかった。


島袋りなさんに献花してきました

2017-06-02 09:07:36 | 日記

 昨年、4月28日に行方不明になり、元海兵隊の軍属に暴行殺害死体遺棄された、島袋りなさんに献花し、うーとうと・・・してきました。

 5月28日、日曜日、はげしい雨がふるなか、恩納村で「りなさんの献花にいきたいが・・」と通りの女性に聞きました。女性は場所を「安冨祖のを右に折れて・・・」と丁寧に教え、そして「(献花しにきてくれて)ありがとう」と道を尋ねた私に言いました。
 場所を教えてくれたこの女性の、この事件に対する深い憤りや悲しみがすごく伝わりました。
 喜瀬武原に近いこの山の中に、献花台はすぐに見つかりました。周りは、きれいに草が刈られていました。たくさんの花が添えられ、手紙もありました・・・・

 本当にいつまで、沖縄はこの悲しや憤りが続くのか。
 「海兵隊の基地撤去!」「全基地撤去!」「地位協定の抜本的改定」

 70%以上の基地を70年以上押し付けられている小さな0.6%の沖縄。そしてさらなる高江・辺野古新基地建設!これをよしとするのか日本政府!恥をしれ!