品川区議会の総務委員会は「沖縄県民投票の結果を尊重し、対話による解決を求める意見書の採択を求める請願」を3対4で不採択にした。
民意を尊重するのは当然であり、玉城デニー知事との対話をすべきであるとの力強い発言のあるなか、県民投票で「どちらでもない」や「賛成」の人もいて、100%みんなが辺野古新基地建設に反対ではない・・という意見もあったそうだ。投票者の70%以上の反対をどうとらえているのか、歪曲するのも甚だしい。また、防衛・外交は国の専権事項である。継続審議にしてはどうか、との発言もあったそうだが、審議当日の裁決となり、不採択が決定。
残念でしかたがない!
しかし、民意を尊重せよという請願に最終的には877人の方に賛同していただいた。877人とともに決意を新たにこれからも頑張っていきたいと思います。
これからです!頑張っていきましょう!
1959年6月30日、石川の宮森小学校へ米軍機F100の戦闘機が墜落炎上し、児童を含む18人が犠牲・210人が重軽傷を負った。地獄図のような大惨事であった。
あれから60年・・・・宮森小学校では二度と繰り返してはならないと慰霊祭が行われた。大切な子どもを失った深い悲しみや後遺症の苦しみが癒えることはない。今も日々毎日、沖縄の空を我が物顔に米軍機が飛行していおり、癒えるはずがない!
F100戦闘機は欠陥機と指摘されていて、しかも墜落したジェット機は整備不良だったそうだ。「整備不良」だったという事故原因は、事故後40年たって明らかになったという。
今も学校や保育園の上空を米軍機が飛行訓練をし、部品落下や墜落があっても、原因究明もせず、飛行再開を繰り返している。宮森小学校のような大惨事がいつおきてもおかしくない。米軍機は、自由自在に住宅や学校の上を飛び回っており、危険と隣り合わせを強いられている。
宮森小学校の地獄を繰り返してはならない!
米軍機は学校や住宅、病院の上を飛行するな!
(官邸前のスタンディングの仲間から写真が送られてきた。)
(宮森小学校へのジェット機墜落事故の同じ年の1959年の同じ6月の19日に、那覇沖への核弾頭の誤射があった。それも、最近、NHKの場番組ではじめて知った。もし、爆発していたら・・・)
去る6月18日に品川区議会に提出した「沖縄県民投票の結果を尊重し、対話による解決を求める意見書の採択を求める請願」の審議がはじまります。
請願の趣旨は、①沖縄県民投票の結果を尊重すること ②辺野古新基地建設の強行ではなく、玉城デニー知事と話し合いで解決すること の二点です。
住民の民意を尊重することは民主主義の根幹であり、地方自治の原則です。2000年の法改正で国と地方は対等であり、国策の一方的押し付けは許されません。県民の代表である、沖縄県知事との話し合いによって解決を図ることは、当然のことです。
午後に審議がはじまります。
傍聴に参加できる方は、品川区役所議会棟の4階議会事務局前に1時に集合してください。
品川人権宣言・平和宣言など発している品川区議会にあって、ぜひとも、私たちの請願を採択していただきたいです。
なお、823人の方々が、請願に賛同しました。13歳の女の子が、自分の周りによびかけて95人の署名を集めてきました。うれしいです!
なんとしても品川区議会の請願採択を!
紹介議員は3名の方がなってくれました。
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2019年6月 日
品川区議会議長
渡辺 裕一 様
紹介議員
請願者
住所:140-0015 品川区・・・・・
氏名:名前・・・・・・
電話:090-・・・・・・・(携帯)
(請願の趣旨)
1.地方自治の本旨に基づき、沖縄県民投票で示された結果を尊重すること。
2.辺野古新基地建設についてあくまで対話による解決を図ること。
を議会において採択し、その旨の意見書を地方自治法第99条の規定により、国及び衆議院・参議院に提出していただくよう請願いたします。
(請願の理由)
去る2月24日、政府が普天間飛行場の代替施設として沖縄県名護市辺野古に計画している米軍新基地建設のための埋め立てについて賛否を問う沖縄県民投票が行われました。
結果は、投票率52.48%、「賛成」11万4,933票、「反対」43万4,273票、「どちらでもない」5万2,682票で、「反対」が有効投票数の72.15%となる結果となりました。
辺野古への米軍新基地建設については、昨年9月に行われた沖縄県知事選挙での大きな争点でもあり、建設反対を訴えた玉城デニー候補が39万6,632票の史上最多の得票で当選しています。この知事選挙をも上回る「反対」票は、条例で定めた日本の首相とアメリカ合衆国大統領に通知するとした4分の1をはるかに超えており辺野古への新基地建設について県民の意思は明確となっていると言うべきです。
国と地方公共団体の関係は、2000年の地方分権一括法により対等・協力の関係となった以上、地方自治体の意思を政府(国)が尊重することは言うまでもありません。
政府は、「普天間基地の危険性除去を先送りできないから」との理由で工事を続行しています。しかし、辺野古沖には軟弱地盤があり、活断層の存在も指摘されています。そのため政府は、辺野古新基地建設の工期も総工費も示すことができません。この工事を続けて、普天間基地の危険性をいつ除去できるのか、政府も確たる見通しは示せていないのです。
このような状況で、「いったん決めたことだから」と、辺野古沖埋め立てを続けることは適切ではありません。
以上を踏まえ、品川区議会として、地方自治の尊重を求め、沖縄県民投票で示された結果を尊重し、対話による解決を図ることが必要であると立場から本意見書を採択されるよう請願します。
地域の仲間とともに「沖縄県民投票の結果を尊重し、対話による解決を求める意見書の採択を求める請願」を去る6月18日に品川区議会に提出した。住民の民意を尊重する政治は民主主義の根幹であり、地方自治の原則である。しかも、県と国が対立するのではなく、話し合いによって解決をしてほしいということは至極当然である。
本当に短期間の取り組みだったが、その請願のことを職場の仲間や地域の仲間に訴え、駆けずり回って請願署名を集めた彼に「品川区議会の審議が7月1日の午後から始まるので、傍聴に・・・」と連絡したら、今、辺野古の座り込みをしているというではないか。
「今日は座り込み1819日目。ダンプの数は減っているが、防衛局は相変わらず強硬です。梅雨も明け、今日から夏の陽射しの始まりです。5日に帰ります」との現場の写真とともにメールで返事がきた。
仕事をやりくりしながら、毎月のように辺野古の座り込みに行っている彼。
7月1日の品川区議会で、私たちの請願が採択されるといいね~気をつけて帰ってきてください。