玉城デニー知事は、7月28日に最高裁の決定をうけ、防衛局にサンゴ移植を許可した。21日に防衛省が「許可しなければ、代執行する」との勧告があったそうだ。7月28日に条件付きでサンゴ移植を許可したが、なんと防衛局は翌日の29日に移植の作業を開始したというのだ。7月、8月は水温が最も高く、サンゴ移植をしてはならない時期である。さらに、防衛局は「作業開始」を県に知らせることもなく、県は報道で知ったというから驚きである。防衛大臣は、総合的に判断して移植作業を開始しているので、なんら問題ないとコメントした。
国・防衛省・防衛局のやり方は、あまりにひどい!
県は、高水温を避けることを条件にしており、作業を中止するよう行政指導したが、防衛局は行政指導に従わないと回答。 その回答をうけ、玉城デニ知事は、30日午後、記者会見でサンゴの移植許可を撤回した。「許可撤回は県漁業調整規則に基づく適切な処分だ。県は法令に基づき、適切に対応していく」と述べた。
ヒッタイヒャー!デニー知事!
琉球新報記事