3月27日,全水道会館で開かれた「南西諸島の戦場化を許さない!安保関連3文書の閣議決定撤回!3.27集会」に参加しました。
講演は、琉球新報記者の明真南斗さん。「南西諸島の最前線基地化の現状」のテーマで、現在、南西シフトの変容が加速し、最前線にむきあわされている沖縄の現状をパワーポイントを使いながら話されました。安保3文書は沖縄文書ともいわれ、*陸自が師団に格上げ、*弾薬庫の設置と補給体制の強化、*南西諸島への輸送力強化、*有事には全部隊が協力し展開・・・という風に継戦能力と抗たん化が進められるという新たな段階を迎えているという。継戦とは、沖縄で戦争を継続するための準備で、抗たん化は、重要施設などの地下化など強靭化である。本当に島々を戦場にする計画である。南西諸島の12万人を6日間で九州に避難させるという机上訓練が行われたが、さまざまな課題があり、解決は困難ではないか!故太田知事の「かって大本営発表で、現場を知らないものが机上作戦をたて、現場には全く知らされず沖縄戦は決行された。今後もその危険はある」との残された文書を紹介し、沖縄は平時の基地負担を増し、有事の危険性が高められていると危機的状況を話された。淡々とゆっくりした話し方で、初めて聞く人にとっても理解しやすかったと思う。その後、うるま市や宮古、石垣、与那国島からそれぞれ、リモートで報告がありました。
最後に、司会から、オール沖縄の請願署名の取り組みの訴えや、沖縄を戦場にさせないためにともに声を上げていこうと訴えて終了。参加者は100名を超えました。
3月25日、一坪総会の記念講演「沖縄を再び戦場にするな!」の照屋寛之さんの講演を聞きました。ミサイル配備から命を守るうるま市民の会や、うるま市民島ぐるみ会議の共同代表であり、沖縄国際大学の名誉教授の肩書ももつ照屋さんの話は、非常にわかりやすく、共感を思える内容でした。
沖縄うるま市でうまれ、今日までうるま市で暮らす照屋さんは生粋のウチナー人で、復帰運動や基地反対運動を高校生のときから、今日までずーっと戦ってきているということでした。きっかけは、15歳の高校生の時、いつも夜ではなく朝早く起きて勉強する習慣があり、その時も中間テストがあり、5時過ぎに起きて、表に出たら、ドカンという音とともにパーっと本当に真昼のように空が輝いたそうだ。・・・嘉手納基地でのB52戦闘機の墜落事故だったという。それから、基地反対闘争に加わり、今日まで40年以上なるという。
基地負担を強いられる沖縄、例えば100キロの荷物があるとする。うち一人が70キロを持たされ、ほかの46人が残りの30キロを持つとする。それは法のもとに平等か?70キロをもたされているのが沖縄だ。復帰のときの屋良建議書、復帰40年の時はオスプレイ配備、復帰50年は、沖縄を戦場とする安保3文書だ。沖縄は、自分で自分のことが決められない!自己決定権がない!日米の軍事植民地にされている。しかし、あきらめない!辺野古のたたかいもあきらめない。絶対にあきらめない。再び沖縄を戦場にしてはならない!これからもともに頑張っていこうと訴えられた。本当にわかりやすく話され、心にしみる話であった。参加者は80名でした。
福島原発事故から12年,今も故郷に帰れない人が2万人以上いるという。3月21日、代々木公園で開かれた「岸田政権の新たな原発推進政策反対!フクシマを忘れない! 再稼働を許さない!3.21さよなら原発全国集会」に参加しました。けやきき通りに設けられたか部落解放同盟のブースの一角を空けて頂き、南部の会を置かせていただいた。毎年、解放同盟の南部の会への支援である。ありがたい!
辺野古の状況を知らせるチラシの配布や、オール沖縄の取り組みである請願署名をはじめとして、手作りのジュゴン袋やジュゴンのマスコットの販売などさせていただいた。オール沖縄の「辺野古新基地建設断念を求める」署名には100人を超える方が署名をされ、ジュゴン袋やジュゴンのマスコットも多くの方に買っていただいた。
集会は、クリーンエネルギーはうそだ!放射性汚染水を海に捨てるな! 子どもの甲状腺ガン対応への怒り、柏崎苅羽原発再稼働を許すな!など岸田政権への原発再稼働への怒りの発言が続いた。原発事故に対する十分な対応もせず、あたかも原発事故がなかったかのように原発再稼働をもくろむ岸田政権、本当に許せない!集会後、3時すぎ、デモへ出発。参加者は4700人と発表された。
3月4日、オール沖縄に連帯する新宿南口スタンディングに参加しました。晴れ渡る青空のもと、シュプレヒコールで始まりました。同じ時間、辺野古シュワブゲート前でも県民大会が開かれており、それに呼応してのスタンディングでした。
また、本日3月4日は石垣でも「島々を戦場にするな!全国緊急集会」が開催されており、その集会についても説明がありました。3月16日に石垣駐屯地が完成し、住民の反対を踏みにじっての軍用車両や弾薬の搬入がされるということで、それに対する全国抗議集会ということでした。沖縄琉球列島の「台湾有事」に対する戦争を前提とした軍事要塞化です。この抗議集会をスタートに全国への軍事要塞化反対・戦争反対のうねりに繋がってほしいと思いました。
スタンディングでは、参加者のリレートークが行われ「辺野古新基地建設の強行許さん」「沖縄の島々を軍事要塞化するな」「基地建設で辺野古の海を壊すな」などのアピールや石垣・宮古島に行ってきた報告などが続きました。同時にオール沖縄の請願やネット署名への呼びかけもあり、若い女性やメキシコ人など多くの方が署名してくれました。また、沖縄のわらべ歌、エイサーなども披露され、通りゆく人々の注目の的でした。
最後にシュプレヒコールで終了。参加者は76人でした。