沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「共生共走マラソン」に参加しました

2023-10-23 12:15:08 | 日記

 10月22日の秋晴れのもと、八潮多目的広場で開催された「だれもがともに第24回共生共走マラソン」に出店参加しました。コロナ禍を経て久しぶりの開催でした。「だれもがともに連絡会」が主催するイベントで子どもから大人まで障害の有無や国籍などの違いなど一切関係なくだれもが参加できるイベントです。主催者は「戦争に向かおうとしている、原発も進めようとしている、障がい者への虐待も報道されている。暗い時代です。だからこそくじけずに楽しもう~」とあいさつしていました。
 私たちはいつものようにジュゴンの袋やマスコット、手作りの財布やティッシュ入れ、カードいれ、かわいいマスコットなど並べて販売。そして、沖縄県発行の「沖縄から伝えたい米軍基地の話」パンフレットや辺野古のカラーパンフレット、沖縄集会へのチラシなど配布した。
 八潮公園ではじめて知り合った沖縄出身の女性も販売など手伝ってくれて本当に感謝でした。
 また、子どもたちに沖縄の童話・絵本「アダンの実」「マングースーのプーフヤー」の読み聞かせをやりましたが、ちょっとわかりにくかったかなあ。(写真は、読み聞かせしている場面とカチャーシー)
 最後は、舞台のサンシンの音にあわせてカチャシーを踊って終了しました~手伝ってくれたみなさん、お疲れ様でした~


「琉球弧の島々を戦場にするな!」のアルタ前行動に参加しました

2023-10-23 12:12:34 | 日記

 10月21日「東アジアに平和を!琉球弧の島々を戦場にするな!新宿アクション」に参加しました。
 8月8日、台湾を訪問した麻生副総理は武器を揃えるだけでなく「戦う覚悟」が必要だと発言し、しかもその発言は内閣合意のもとでの発言と報道された。台湾有事を想定し、隣国の中国とでもたたかうというのか!一つの中国を認めたはずの国の許しがたい発言である。憲法9条を忘れたわけではあるまい、副総理よ!
 琉球石灰岩の爆破訓練、負傷した自衛隊員の輸血のための血液製剤の製造、琉球弧の島々の急ピッチですすむ軍事要塞化など再び戦場化を許してはならないとの主催者あいさつの後、「沖縄を再び戦場にするな!県民の会」の共同代表の瑞慶覧長敏さんが11月24日の県民大集会への結集を呼びかけ、宮古市議の下地茜さんが自衛隊の基地建設に反対して戦っている報告や与那国島・石垣島・そして沖縄島ととも「戦場にはならない!」闘いの報告とともに戦っていこうと発言、韓国の民主労総副委員長・台湾労働人権協会からのそれぞれのメッセージが紹介された。緊急の馬毛島のたたかいの報告もありました。
 そのほかに、沖縄の闘いに連帯して戦っている団体からのアピールが続き、最後に「東アジアに平和を!琉球弧の島々を戦場にするな!新宿アクション アピール」文が読み上げられ、参加者全員の拍手で確認された。その後、デモへ。250人の参加でした。
 その後、下地茜さんを囲む会が開かれ、宮古の状況や沖縄のたたかいの報告などうけ、質疑応答でより細かな情報共有ができました。(写真は新宿アルタ前でマイクをにぎる下地茜さん)


新宿南口スタンディングに参加しました

2023-10-09 13:30:22 | 日記

 10月7日、新宿南口での辺野古スタンディングに参加しました。
 一坪主催のスタンディングは、毎回その時々の沖縄の情勢を含めてのチラシを配布しながら行われる。今回のチラシの表題は「民意を切り捨て辺野古新基地建設『承認せよ』の強権弾圧! 不正極まりない国の『代執行』許してはなりません!」というものであった。
 9月18日から21日までの玉城デニー知事がジュネーブの国連人権理事会で「基地の集中は人権・民主主義・環境破壊をまねき、平和が脅かされている」「何度も示されている民意は切り捨てられている」と訴えている最中の9月19日に、国は代執行手続きの「勧告」を出し、27日までに回答せよと通知をだした。玉城デニー知事が「期限までに回答は困難」と伝えると、翌28日にはさらに強い「指示」をだし、10月4日までに回答せよと迫ったのである。デニー知事は「精査しており、回答は困難」と伝えると、今度は、翌日の10月5日に「代執行」を福岡高裁那覇支部に提出した。なにがなんでもいうことを聞かせる!という国の姿勢には人権も民主主義もあったものではない!国土面積0.6%の沖縄に70%以上の米軍基地、そして自衛隊のミサイル基地を沖縄の島々に配備、軍事要塞化を急ピッチで進めている。基地はいらない!という民意を切り捨てて!だ。
 沖縄のゲート前での県民大行動と連帯して行われているスタンディングでは、沖縄出身者の一人一人の怒りの発言が続いた。そして、道行く人に、辺野古大浦湾の「希望の海」と認定されている世界的にもまれな生物多様性の海を守り、沖縄の人々が平和に暮らせるよう、戦争のための基地建設はいらない!と、ともに反対の声を上げてほしいと訴えた。約70人の参加でした。


「行政研究者の憂慮の記者会見と官邸前抗議集会」に参加しました

2023-10-06 13:10:51 | 日記

 10月5日、14時半から衆議院会館で行政研究者有志5名による「最高裁判決および代執行手続き着手を憂慮する」のテーマで記者会見が行われた。66名の会場は満杯で、辺野古問題の最大の山場にたいする関心の深さを感じた。
 9月27日に玉城デニー知事に手渡した「声明 9.4辺野古最高裁判決および国土交通大臣の代執行手続き着手を憂慮する」の声明に短期間のうちに101名の賛同者があったこと、最高裁判決は全く内容を審議せず、法律の異なる「裁決と是正指示」を無理やりくっつけた内容で、玉城デニー知事に承認を強制するものではない、など指摘された。
 その後、官邸前で行われている「代執行訴訟」提訴に抗議する集会に参加した。主催者挨拶のあと、いくつかの市民団体から取り組みや沖縄と連帯してたたかっていこうなどの決意が述べられた。最後に、会議だったにも関わらず抗議集会に駆け付け、行政専門家有志の記者会見を開いた徳田琉球大学教授が「記者会見への参加のお礼と、まさに闘いの山場、ともに玉城デニー知事を支え、辺野古新基地阻止をめざしていこう」と訴え、大きな拍手が沸いた。シュプレヒコールで終了した。約100名の参加でした。(写真:マイクを握っている徳田教授)


防衛省前行動に参加しました

2023-10-03 11:21:40 | 日記

 10月2日防衛省前行動に南部の会の「沖縄の民意を尊重し辺野古新基地建設の『代執行手続き』をただちに中止せよ」の抗議文をもって参加しました。
 6時半、司会のシュプレヒコールで集会は始まりました。主催者挨拶の後、沖縄から山城博治さんの電話メッセージが寄せられた。軍事要塞化が加速され、戦争の危機に立たされている沖縄の状況だが、若い人たちが立ち上がり、全県的「戦争をするな」の声が広がっていることや、9月の琉球遺骨裁判にも触れ、先住民族として認定した判決を評価し、11月24日の「戦争させない県民集会」への参加の呼びかけとともに各地域でともに戦争させない取り組みを強めていこうと訴えた。
 その後、防衛省への申し入れ・抗議文が読み上げられ、それぞれ防衛省職員に手渡された。そして、それぞれの参加団体からアピールが続きました。
 南部の会は以下の「代執行手続きを中止せよ」の抗議文を読みあ上げ、職員に手渡した。同文を国交相や沖縄防衛局にもを送付した。
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   2023年10月2日
国交大臣 斎藤鉄夫 様                         
防衛大臣 木原 稔 様
沖縄防衛局 伊藤晋哉 様

  沖縄の民意を尊重し辺野古新基地建設の「代執行手続き」をただちに中止せよ 

                    沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会
                                            
 9月18日~21日まで国連で玉城デニー知事がジュネーブの国連人権理事会に出席し「沖縄への基地集中は人権・民主主義・環境破壊を招き、平和が脅かされている」「何度も示されている民意は切り捨てられている世界中がこの実態を注視してほしい」と訴えた。政府の代表は「政府は基地負担軽減で最善を尽くしており、沖縄を差別してはいない」と反論したが、国土0.6%の沖縄に70%以上の基地をおき、さらに自衛隊が沖縄の島々にミサイル基地や大型弾薬庫を次々に建設。司令部や重要と思われる基地を地下化し、陣地建設のための琉球石灰岩掘削や、負傷兵のための血液製剤まで用意するという実態はまさに沖縄が戦争の最前線におかれていることを示している。本土防衛の捨て石とされた沖縄戦を彷彿させるものに他ならない。
 そして、8月24日、9月4日の最高裁判決は、3月の福岡高裁那覇支部の判決である「国交相の裁決・是正指示」は妥当であるとし、沖縄県の申し立てを棄却した。そのことを理由として、国交相は玉城デニー知事が国連で沖縄の基地集中の実態を訴えている最中の9月19日「設計変更を承認せよ」と勧告を出し、回答期限を9月27日に設定した。玉城デニー知事は「現在、最高裁判決を精査しており期限内で回答できない」旨伝えると、翌日の9月28日に期限を10月4日までとして「承認指示」を出した。そして、国による「代執行」の手続きに入るというのだが、沖縄県の地方自治を否定するあまりに理不尽な強権弾圧で許しがたい!
 そもそも最高裁は沖縄県が訴えている軟弱地盤の問題や環境破壊の問題、さらには「世界一危険な普天間基地の一日も早い危険性の除去」の理由など十分審議していない。「一日も早い危険性の除去」が30年近くも放置するでしょうか。常識的に考えてもあり得ない話である。あまりに沖縄を馬鹿にしたはなしではないか。
先日、沖縄近海でもマグネチュード8クラスの大地震が起こりうると報道された。辺野古新基地は、90㍍にも及ぶ軟弱地盤、その下には二つの活断層が走っており、さらに辺野古弾薬庫の大掛かりな改修工事が続けられている。設計変更申請は、90㍍の最深部の調査もせず、70㍍の改修工事で十分だといい、さらに耐震設計も「レベル1」(東京国際空港や関西空港などはレベル2)である。そもそも防衛省が国交相に「県の不承認」を訴えること自体、法律の違法解釈で許されるはずはない。行政不服審査法は行政の不当な処分等から民間の利益を守るための法律である。防衛省=防衛局はいつから「民間」になったというのか。防衛省と国交省、同じ内閣の閣議決定事項を客観的に中立・公正な審議は望むべくもない。日本が人権・民主主義・自由などと世界に向かって唱えるならば、生物多様性の豊かな辺野古・大浦湾の工事をただちに中止し、以下、要求する。

1, 環境破壊の辺野古新基地建設の代執行手続きを即時、中止せよ
2, 普天間基地の「一日も早い危険性の除去」と詭弁をやめて、普天間基地は即時、撤去せよ
3, 民主国家なら何度も示されている沖縄の民意を尊重せよ
4, 沖縄に置かれている過重な基地を撤去し、平和に生きる権利を保障せよ