5月12日
京都祇園の八坂神社西楼門。
京都のオーバーツーリズムがニュースで度々取り上げられてるから、どんな感じなんだろうと思って京都に来ましたが、八坂さんの前は意外と空いてました。
清水寺や金閣寺、嵐山なんかは凄い人なんだろうか
露店がたくさん出てましたが、やっぱり人は少な目ですね。
境内社の祇園蛭子社(えびすしゃ)の恵比寿様は商売繁盛の神様。
平安時代から境内にある蛭子社の今の社殿は正保3年(1646年)に建造されたもので、国の重要文化財に指定されてます。
大国主社は縁結びの神様ですね。大国主命とウサギの像が可愛い
舞殿
八坂神社は社伝によれば、斉明天皇2年(656年)に高句麗から来日した調進副使・伊利之使主(いりしおみ)の創建とされています。現在の主祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)で、あらゆる災いを祓う神様として信仰されています。
2020年に国宝に指定された本殿。
元の祭神であった牛頭天王が祇園精舎(インドにある釈迦が説法を行った寺院のひとつ)の守護神であったことから、祇園社と呼ばれていましたが、明治期の神仏分離令により八坂神社に改名されました。
美御前社(うつくしごぜんしゃ)は、美人の誉れ高き宗像三女神(多岐理毘売命、多岐津比売命、市杵島比売命)がお祀りされています。理容・美容に携わる方やその技術向上を祈願される方にも信仰されてます。
美徳祈願する妻
平家物語の巻六にも書かれている「忠盛燈籠」。
五月雨の降る夜、白河法皇が祇園女御に会うためこの辺りを通っていると前方に鬼のようなものが見え、法皇はお供の平忠盛に討ち取るよう命じます。忠盛はその正体を見極めるために生け捕りにしたところ、それは燈籠に燈明をあげようとした祇園の社僧でした(僧の身に着けていた蓑が燈明の光で銀の針のように見えた)。この忠盛の思慮深い行動に人々は感嘆したと伝わります。この燈籠はその時のものと云われてます。
八坂神社を後にして、次の目的地へ向かいます。
京都の老舗米屋の八代目儀兵衛さんの前にはランチに並ぶ人たちがたくさんいました。お米の甘味を極限まで引き出す独自の炊飯メソッドってどんなだろう
つづく
過去記事<京都写ん歩 白川筋の光秀塚>
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