8月22日、買い物ついでに息子と久しぶりに滋賀県甲賀市水口町にある『みなくち子どもの森』の自然館へ行ってきました。
コロナ陽性者が発生した時に備えて、入り口で名前や住所、連絡先、入館日時などを記載してからの入場です。
市立の施設だけに感染防止にはかなり気を使っているようで、展示物には手を触れないようにとのことでした。
エントランスには大きなメタセコイアやワニなどの動物のレプリカがあって、230万年前のこの辺りの様子を再現しています。
化石の展示は本物やレプリカが入り混じってるけど、見てるだけで楽しいですよね~
化石トンネル
「スイッチは1日3回消毒しています」
スイッチを押す仕掛けには全てこんな表示がされてました。
「化石や石は十分な消毒ができません」
消毒しにくい展示物にはこんな表示がありました。これが1年前だったら触りまくることができたのにね。。
写真はスペインで産出された黄鉄鉱。
鉄と硫黄からなる鉱物で、スペインでは泥炭岩からこんな風に完全な立方体結晶で産出するそうです
アンモナイト
アケボノゾウの化石のレプリカ
滋賀県では各地で100~250万年前に生息していた小型の古代ゾウであるアケボノゾウの化石が出土しています。
有名なのは滋賀県多賀町で発見されたアケボノゾウの全身骨格で、あけぼのパーク多賀で見ることができます。
甲賀の山の四季を再現したジオラマでは里山に棲む動物たちの剥製が展示されてます。
カワバタモロコが泳ぐ水槽
元々、滋賀県の水産試験所初代場長の川端重五郎氏の名前に因んでその名が付いたカワバタモロコですが、滋賀県では生息数が激減し、県のレッドデータブックでは絶滅危惧種に指定されています。
滋賀県内で採捕は禁止されていて、様々なところで人工繁殖などが試みられてます。
他県ではまだ普通に居るお魚なのに、滋賀ではどうしてこんな事になっちゃったんでしょうね。。。
カワバタモロコやワタカの激減という事実は自然を守る上で大事なことを私たちに教えてくれてるんだと思います。
つづく
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ため池に一度でもバス・ギルが放流されれば一巻の終わりと、三重大学の先生がおっしゃっておられました。
もともと、小さなため池に普通に見られる魚だったんですけどねえ。
広島ではほぼ絶滅してしまったんですね。
滋賀でももうまず天然で見ることはできません。
外来魚の放流がやっぱり大きいんでしょうね。圃場整備が進んで、一時期の農薬大量仕様、冬季の水路の水ぬきなども影響しているのかもしれませんね。