地蔵堂
お地蔵さんを祀るお堂ですが、多くの人が縁起物である叶紐(かのうひも)を願いを込めて結んで、願いが叶ったことから、「叶堂(かないどう)」とも呼ばれるそうです。
風鈴寺とも呼ばれる宇治田原の高野山真言宗慈眼山 正寿院を訪れました。
夏の間は境内に2,000個の風鈴が鳴り響くお寺だそうですが、今はシーズンオフで閑散としていました。
次は客殿に向かいます
Merry Christmas ww
冬至の日だったから、柚子も浮かんでますね。
それでは、風鈴だけじゃない、正寿院の人気スポットに入ってみます!
則天の間のハート型の猪目窓
猪目は1,400年前から見られる日本の伝統文様で、昔から災難除けの意があるそうです。寺社仏閣の様々な装飾具にもその意匠がありますね。
なぜ、猪目がハート型をしているのかは諸説あるそうですが、猪の目がハート型だからとか、仏教にゆかりのある菩提樹の葉がハート型だからという説があるようです。
則天とは、「則天去私」のことで、人間も自然の一部であることに気付き、自然の道理に従って、狭量な私心を捨てて、崇高に生きることを言います。
また、則天の間の天井画がとても素晴らしかった
花と日本を感じる風景をテーマに杉板に岩絵の具で描かれた160枚の天井画。
20~70代の日本画家90名の協力を得て、およそ6年に歳月をかけて完成したそうです。
京都らしい舞妓さんの絵や四神(青龍、白虎、朱雀、玄武)、風神雷神もありました。
お茶畑が広がる宇治の山里に佇む正寿院でのひと時を紹介しました。
おしまい
過去記事<シーズンオフの風鈴寺>
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