「愛媛 大洲」
加藤家が治めた伊予大洲六万石の城下町である大洲は、盆地の中に肱川が流れる水郷の町としても広く知られています。鵜飼いはこの地方の風物詩となっており、川に沿って船がむすばれている姿を見ることができます。
大洲の歴史は鎌倉時代にまで遡ることができ、伊予守護職により城が築かれていました。さらに、それ以前の古代文化の巨石遺跡が残っています。江戸時代に入ると本格的に栄え、当時の蔵屋敷や商家、レンガ造りの建物が今も多く残っています。臥龍山荘の庭園は藩主の清遊地だったもので、凝った建築様式の建物、肱川の眺めなど見所の多い小京都です。
年輩者の方は記憶にあるかもしれませんが、市内に入るとよく聞く「おはなはん通り」は、NHKの朝の連続ドラマのロケ地になった昔ながらの町並みが残っている通りのことです。
土色の壁面を持つ蔵屋敷が並んでいてタイムスリップしたような感覚を覚える人も多いとか。
大洲城は歴史に基づいて正確な復元を目指したもので、従来からあった高欄櫓、台所櫓などと結んで天守群を形成します。コンクリートにより復元されている他のお城とは違う貴重なお城です。。
名物は鍋にサトイモや鶏肉を煮て食べる「いもたき」が有名です。
=愛媛県の小京都・大洲市の観光ポイント=
江戸時代からの「城下町」
大洲城
四層四階の天守閣は、明治期の古写真や「天守雛形」と呼ばれる江戸期の木組模型などの史料をもとに平成16年に木造で復元しました。現存する4つの櫓は国の重要文化財に指定されています。城跡は県の史跡に指定されており、天守閣の高さ19.15mは、戦後に木造復元した中でも日本一となります。
京都ゆかりの「寺院」がある
京都の影響を受けた伝統の「お祭り」が今も続く
町人文化が息づく
*https://www.little-kyoto.com/ehime/ozu.html より
*https://shokyoto.jp/ml/ja/sub/ehime_oozu より