<新語・流行語大賞> 第39回 2022年 ノミネート30語
No.14 「知らんけど」
日本の近畿方言(関西弁)で使われる言葉の一つである。自分の発言したそのことに確証が持てない会話の結びに用いる。
特に大阪弁において自分の主張などを話した後、結びの言葉として「自分の見解に責任は持てない」旨を言い添える。
大阪大学大学院文学研究科にて教授も務める日本語学者の金水敏が、2021年1月23日に扶桑社のニュースサイト『日刊SPA!』のインタビューに答えたところによれば、本来は「よう知らんけど」という言い回しだったものが現在では最後に付け加えるという形式になったほか、正確性よりも相手を楽しませようとすることを重視する人が多い関西において免責を得たい意思表示でもあるという。そういった独特の曖昧な意味を含むことから、仕事上では用いず、むやみに信じすぎてはいけないという。なお、この報道を受けてYahoo!ニュースが同日から同年2月2日まで投票を募ったところによれば、語尾に「知らんけど」を用いる人は35,886人のうち20,022人 (55.8%) だった。
2020年2月8日には、毎日放送のバラエティ番組『かまいたちの知らんけど』のパイロット版第1弾にタイトルとして用いられているほか、2021年9月30日には読売テレビのバラエティ番組『秘密のケンミンSHOW 極』のコーナー「ヒミツのOSAKA極」で取り上げられている。
2022年2月12日には、ジャニーズWESTの楽曲にタイトルとして用いられている。
「2022ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語にもノミネートされている。
*Wikipedia より
以前から「よぉ知らんけど」というフレーズは大阪弁として使用されていた。それが「知らんけど」という言葉になったらしいが、少々違和感を感じているのは私だけか?