いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

< 郷土料理 > 静岡 染飯

2025-02-13 09:59:25 | 郷土料理

 「染飯-そめいい」

 主な伝承地域 藤枝市

 主な使用食材 米、もち米、くちなしの実、煎茶

 歴史・由来・関連行事
 染飯は「瀬戸の染飯」と言われ、旧東海道の上青島村瀬戸町(現在の藤枝市)の茶屋で戦国時代から売られてきており、東海道の名物として知られてきたもの。もち米を蒸した強飯をくちなしの実で染めてすりつぶし、薄くのばして小判の形などにして干して作られていた携帯食。
 乾燥したくちなしの実は、消炎・解熱・鎮痛・利尿などの薬効があるとされていたため、瀬戸の染飯は、足腰の疲れを取る食べ物として評判が良かった。
 十返舎一九が書いた『東海道中膝栗毛』にも登場するほど歴史のある料理だったが、やがて時代とともに限られた家庭だけで食べられる料理になっていった。忘れ去られそうになってきた約60年前、藤枝市内の弁当業者が商工会議所と協力し、昔は干し飯だったため戻して食べていたものを、現代に合うようすぐに食べられるおにぎりにアレンジして復活させた。

 食習の機会や時季
 通年食されているが、主に、瀬戸地域ではお祭りや祝い事のある時に作られている。

 飲食方法
 くちなしの実の皮をむき、中身を潰して半日ぐらい水に浸けておく。黄色い水が出来る。もち米は炊く30分~1時間前にといでおく。炊飯器にもち米を入れ、くちなしの実をつけて出てきた黄色い水を真水で薄めてかき混ぜてから炊く。炊きあがったら10~15分蒸らす。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 市内のお祭りや行事のあるときに、和菓子店で売られている。
 また、市内の飲食店で、染飯を現代風にアレンジしたメニューを提供している。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/36_7_shizuoka.html より

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<B級ご当地グルメ> 長崎 小浜ちゃんぽん

2025-02-13 09:06:46 | B級ご当地グルメ

 「小浜ちゃんぽん」

*https://www.unzen.org/article/obamachanpon より

 長崎県雲仙市小浜町で独自に培われた小浜ちゃんぽんは、豚骨や鶏ガラをベースに特産のカタクチイワシで出汁を取った、まろやかなスープが特徴である。雲仙岳麓にある昔からの温泉地である小浜温泉で、大正時代に長崎ちゃんぽんが小浜、天草へと伝わり、独自の進化を遂げたというのが定説となっている。長らく「小浜ちゃんぽん」という名は特に知られていなかったが、2007年に雲仙市職員である林田真明が地元小浜でちゃんぽんマップを作成したことがきっかけで、小浜ちゃんぽん愛好会が結成された。今では林田真明は「ちゃんぽん番長」の名で知られ、ここ数年小浜ちゃんぽん愛好会の活動を通して全国的に脚光を浴びている。現在[いつ?]、小浜温泉街を中心に15店舗ほどで小浜ちゃんぽんが提供されている。

*Wikipedia より

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うまいッ! NHK 「樹上完熟で甘い!りんご 〜栃木・矢板市〜」

2025-02-13 08:46:26 | うまいッ!NHK

 「樹上完熟で甘い!りんご 〜栃木・矢板市〜」 2024年12月1日

 りんごの甘みを最大限に引き出す栽培法とは?栃木県矢板市のりんご作りに横山由依さんが迫る!甘いりんごを見分ける裏ワザや意外なりんご料理、手軽な絶品スイーツも登場。

 りんごの産地といえば、青森県や長野県が有名ですが、今回ご紹介するのは栃木県矢板市。ほかの産地に比べて温暖な気候をうまく生かし、甘みの強いりんごを育てています。食材ハンターは横山由依さん。見た目よりもおいしさにこだわる農家を訪ね、りんごの甘みを最大限に引き出す秘密を教えてもらいます。地元で愛されるりんご料理や絶品スイーツ、そして甘いりんごの見分け方など、簡単にマネできるお得な情報もお伝えします!

 「うまいッ!」の秘密
 りんごの産地としては比較的温暖な気候の矢板市は、開花が早く、雪害を受けにくいため長い期間、樹の上で熟すことができる「樹上完熟」という栽培方法をとっています。主産地に比べると1か月も長い期間を経て糖が蓄えられ、呼吸によって酸が減少することで、甘みを感じやすいりんごが育ちます。

 雨風や虫から果実を守る袋をあえて被せないことで、果実の光合成を促す無袋栽培。そして果実の周りの葉を取らず、陰になる部分に色むらができても葉で光合成することを重視した葉取らず栽培。この2つの方法で、見た目の美しさよりも甘さを大切にしたりんご栽培を行っています。

 「りんごを使った料理レシピ」について
 「あっぷるカレー」
 <材料>6皿分
 ・りんご:2個
 ・にんじん:1本
 ・じゃがいも:2個
 ・たまねぎ:2個
 ・豚肉:250g
 ・水:700ml
 ・カレールー(辛口):1/2箱
 ・はちみつ:大さじ1
 ・揚げ油:適量
 ・ごはん:適量
 <作り方>
 1) にんじん、じゃがいも、たまねぎ、豚肉を一口大に切り、鍋に入れて炒め合わせる。
 2) 1)に水を入れ、15分ほど煮込む。
 3) りんご1個は皮をむいてすりおろして2)に入れる
 4) カレールー、はちみつを加えて、かき混ぜながら10分ほど煮込む
 5) 付け合わせのりんご(1個)を輪切りにし、芯の部分をくり抜いて水気を拭き取り、1分ほどさっと素揚げする。
 6) カレーを皿に盛り付け、5)のりんごをトッピングしたらできあがり。

 「りんごケーキ」
 <材料>(1ホール分)
 ・りんご:2個
 ・砂糖:100g〜120g
 ・卵:2個
 ・バター:150g
 ・ホットケーキミックス:200g
 ・アーモンドスライス:適量
 <作り方>
 1) りんごは皮をむいてさいの目にカットする。
 2) 砂糖、卵、溶かしたバター、ホットケーキミックスを混ぜ、1)のりんご加えて混ぜ合わせる。
 3) 耐熱皿の上にクッキングシートを敷き、その上に2)を広げて成形し、アーモンドスライスを乗せる。
 4) ガスオーブンを160度で熱し、3)を入れて40分ほど焼いたらできあがり。

*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/4K6JL6NXMR/ より

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<料理用語-和食> 台の物

2025-02-13 08:42:46 | 料理用語

 「台の物」

 ①焼き物のこと

 ②足付きの台にのせた料理
 (遊郭への出前(仕出し)がそうであった)

*https://temaeita.net/top/t2/kj/96_K/011.html より

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<異名-スポーツ選手> 悪魔の左足

2025-02-13 08:34:53 | 異名

 「悪魔の左足 ロベルト・カルロス」

 ロベルト・カルロス・ダ・シウバ・ローシャ(Roberto Carlos da Silva Rocha, 1973年4月10日 - )は、ブラジル・サンパウロ州出身の元サッカー選手、サッカー指導者。元ブラジル代表。現役時代のポジションはディフェンダー(左サイドバック)、ミッドフィールダー(左ウイングバック)。

 現役時代は世界最高の左サイドバックと各国のジャーナリストや、選手たちに賞賛されると共に歴代最高の左サイドバックと評される1人であり、果敢な攻撃参加によりサイドバックの概念を変えた選手。1996年から2007年までスペイン1部リーグのレアル・マドリードに所属し、「銀河系軍団」と称されるスタープレーヤー軍団の一員として、黄金期を支えた。その強力なキックは悪魔の左足と呼ばれる。日本ではロベカルの愛称で親しまれている。

 プレースタイル
 filho do vento(風小僧)の異名を持つ快速を活かし、ラウル・ゴンサレスから「DFの仮面を被ったFWだ」と評された攻撃的サイドバック。レアル・マドリード時代の2005-06シーズンのフィットネステストで、当時32歳にして持久走のタイムがチームトップであり、100m走も10秒9と唯一の10秒台でトップであった。短距離、中距離、長距離のどの走力においてもトップレベルであることから、1人のスプリンターとして「究極のアスリート」と呼ばれることがある。

 ドリブルやパスも非常に上手く、アウトサイドに引っ掛けたスライス系のシュートを得意としている。独特の長い助走から「悪魔の左足」と評される左足から繰り出す強烈なフリーキックを代名詞としており、時速140kmを超えるシュートは「凶器の弾丸」と呼ばれている。有名なゴールには1997年6月3日、トゥルノワ・ド・フランス(フランスW杯の前年に行われた仏独自のプレW杯親善大会で、仏、イングランド、イタリア、ブラジルが出場。現在はコンフェデ杯がプレW杯公式大会)フランス戦でのフリーキックなどが挙げられる。ゴール前約35mの地点から、長い助走から左足で放たれたシュートは、ボールが一旦右に行った後、左方向に鋭くカーブして、ゴールポストに当たり、入った。仏代表GKバルテズは一歩も動けなかった。このフリーキックは秒速30m程度と推定され、回転数が少ないことからボールの中心近くからインステップ気味のアウトサイドキックで蹴ったものと思われる。フランスの物理学者たちは、まるで物理学を無視するかのようなこのフリーキックを一丸となって解明しようとし、2010年、遂に数学的に解明した(35m程度のゴールまでの十分な距離があることと十分な力でボールを蹴ること、この2条件を満たすことが出来れば、このらせん形の軌道を実現出来ると証明)。

 そのプレースタイルは、かつて3度FIFAワールドカップに出場した元ブラジル代表のブランコに最も影響を受けたとされており、ロベルト・カルロス本人も歴代最高のサイドバックとしてブランコの名前を挙げている。

*Wikipedia より

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<慣用句・諺> 腹を据える など

2025-02-13 08:25:19 | 慣用句・諺

 「腹を据える」

 1 覚悟を決める。

 2 がまんしてこらえる。心を落ち着ける。

 

 「腹を立てる」

 怒る。立腹する。

 

 「腹を召す」

 切腹することを敬っていう言葉。

 

 「腹を読む」

 相手の心中を推測する。相手の考えを理解する。

 

 「腹を縒る-はらをよる」

 大笑いする。腹筋 (はらすじ) を縒る。

 

*goo辞書 より

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<日本酒メーカー> 新潟 近藤酒造

2025-02-13 08:20:10 | 日本酒

 「近藤酒造」

 酒蔵は、良い水を求めて場所を選ぶもの。近藤酒造は、「5つの泉が湧き出る」という五泉市にある。地名が語るように、質もよく絶えることのない豊かな水に恵まれた地だ。

 水に恵まれた五泉市で

 「その水の恵みを、ここに生まれた子供たちにも知っておいてほしい」と、近藤酒造の近藤伸一社長は語る。今は当たり前と思っているけれど、決して誰もが与えられるものでない、恵まれたことなのだと。
 「その水で酒を醸している。大人になったらこの酒を飲みなさい。鮭が生れ育った川へ帰ってくるように、地の酒を求めて帰ってきてくれるように、今から教えておかないとね」
 真面目な顔で話していたかと思うと、見事にすり替えて笑いを取ってしまった。

 目の前の水も良質で豊富だが

 厳寒の2月に行われる水汲みだが、大勢の人が参加する
 街中といえども五泉市では、敷地内にある井戸水も、酒造りには最適の水。ところが、水にこだわるあまり、寒の入りから9日目、1月13〜14日頃という、そろそろ吟醸造りも始まろうという極寒の季節に、雪深い山奥へわざわざ水を汲みに行く。
 「この日に汲んだ水は体に良いとされますから。以前、街中のここから山の近くへ蔵を移転して酒造りがしたいと思ったことがありまして。結局、実現はしなかったのですが、やはり、山の水への興味は捨てきれず、3〜4箇所の清水から水を採取し、試験場で検査してもらったんです。

 そうしたら、どれも合格。どれも美味しい酒ができるという結果。どれに決めようかとなった時、迷いませんでしたね、そりゃ、一番奥の取りにくいところにある水でしょう」

 それが菅名岳にある『どっぱら清水』。この水で仕込んだ酒が美味しかったのだそうだ。
 寒九の水取りは、平成4年からスタートし、30回近くになる。一度も休まなかったばかりか、平成23年の新潟・福島豪雨の際にも社員他数人で汲みに行ったというツワモノ揃い。
 「そりゃそうですよ。寒九の日は、1年に1度しかありませんから」と、当然のことのように答えが返ってきた。山行きには、毎回、山岳会の有志も同行している。

 苗から育てる酒米作りは最大4町歩に

 近代的な事務所では、杉玉が迎えてくれる
 狂牛病、BSEが広がり、食の安全が叫ばれた翌年の2003年、トレーサイビリティ法が施行された。
 誰もが「それって何?」と、頭を抱えている中、米作りを始めた同蔵は、積極的にトレーサビリティに取り組んだ。世間も管理するほうもまだ暗中模索の時期。
 「そうは言っても、食の安全が重要なことは誰でもわかっていること。そのためには有効なこと。私たちは、私たちのやり方で、すべてルーツをたどることができるように、安全を証明できるようにしたのです」

 米作りに関わる人は減少が止まらない時代に入って久しく、休耕田が増えていた。もうやめようという田を借りて作っているうちに、専業農家並みの4町歩という土地での米作りをしていたという。
 「さすがに、そこまでの人手はないので、今では2町9反です」と謙遜するが、十分すぎる面積である。

 日本酒は「和材」

 風格ある酒蔵の趣きを残す
 日本酒は、美味しい嗜好品であるとともに、それ以上に、日本の誇るべき文化として伝えていかなければならない、と、近藤社長は強く考えている。
 それをさらに発展させて、広く世界へ、長く未来へ伝えるべき日本のもの、ことを改めて認識してもらうための総称として生み出したのが「和材」という言葉。『日本酒和材論』だ。
 「日本酒は、昔から最良のコミュニケーションツール、話材でもある。そして、その酒が美味しければ美味しいほど、人と人の仲が深まり、会話も深まる。いい酒はいい人を結ぶ。つまり、いい関係にあるということは、いい酒を飲んでいるということです。

 そのためにも、うまい酒を作っていかなければならない。飲む人がいい関係を結んでくれるように。それは酒屋の使命ですね」

 八代目近藤和吉を継いで歴史をつなぐ

 街中ながら、蔵の敷地内は緑が豊か
 近藤酒造では、代々の当主が「和吉」という名を受け継いでいる。
 「私の父は近藤伸平という名前でしたが、襲名して近藤和吉となりました。途絶えることなく続いてきた。だから、私もしかるべき時が来たら、名乗るものだと思っています」

 「和」の源はここにあったのかもしれない。襲名というものは、どんなタイミングで引き継ぐものなのだろうか。
 本来なら、父が亡くなってから、49日、1周忌、3周忌、などの機会に襲名披露を合わせて行うのが自然だが、タイミングを逸したと話す。
 「自分がその名を継ぐにふさわしいか、それもわかりませんしね」と、謙虚な中に自己への厳しさをのぞかせる。

 近藤酒造株式会社 新潟県五泉市吉沢2-3-30

*https://www.niigata-sake.or.jp/interview/k29.html より

 代表銘柄

菅名岳 本醸造
新潟県五泉市の菅名岳の中腹から湧き出る「どっぱら清水」を仕込みの水に使った「菅名岳 本醸造」
清流を思わせるような透明感のあるスッキリとしたお酒です。辛口で飲み飽きしません。食中酒におすすめです。

日本酒度+5

酸度1.2

精米歩合60%

アルコール度数14度以上15度未満

原料米 五百万石

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<日本の名水百選> 長野 まつもと城下町湧水群

2025-02-13 08:09:08 | 名水百選

 「まつもと城下町湧水群」

 名水の特徴
 「松本平の東部を流れる女鳥羽川などがつくりだした扇状地の地下には、美ヶ原などの山々の伏流水が豊富に貯えられ、地上に湧き出しています。この地には松本城が築かれ、湧水は城下町の水源となって住民や旅人ののどを潤しました。
 現在も、市街地の湧水には多くの人が訪れ、自然のままの水の味わいを楽しんでいます。

 名水の場所
 おもに松本市丸の内、大手2~5丁目、中央1~4丁目、清水1丁目の範囲で、井戸・水路を多く見ることができます。この地域は、松本城周辺から東側・南側にかけての地域で、城下町の南半分にあたります。

 PRポイント
 市街地には多くの井戸や水路があり、豊富な湧水の流れと味わいを楽しめます。また、古くから知られる源智の井戸や、酒造りに使われている女鳥羽の泉などを巡り、松本の歴史や人々の生活に触れることができます。

 交通アクセス
 源智の井戸
 松本駅お城口から松本周遊バス「タウンスニーカー」東コース、はかり資料館下車、徒歩約5分

 槻井泉神社の湧水
 松本駅お城口からアルピコバス北市内線東回り(100系統)、清水下車、徒歩約5分

 女鳥羽の泉
 松本駅お城口から松本周遊バス「タウンスニーカー」東コース、伊織霊水下車、徒歩約10分

 大名町大手門井戸
 松本駅お城口から松本周遊バス「タウンスニーカー」北コース、大名町下車すぐ

 中町蔵の井戸
 松本駅お城口から松本周遊バス「タウンスニーカー」東コース、蔵シック館下車すぐ

 ※この他の井戸の所在地については、下記「まつもと水物語」のホームページに「水巡りマップ」がありますので、そちらをご覧ください。
 URL:まつもと水物語

*https://www.env.go.jp/water/meisui/H27senkyo/sight/sight_3.html より

 水質・水量
 1日の湧水量:280トン
 由来・歴史
 「源智の井戸」は、松本城主小笠原氏の家臣・河辺与三左衛門源智の持ち井戸で、その名をとって「源智の井戸」と称されたとされ、代々の領主は不浄なき旨の制札を出して保護したといわれる。また、「槻井泉神社の湧泉」は、古代以来のものであり、このあたりの「清水」という地名はこの湧水から起こったとされている。
 水質保全活動
 年間を通じて早朝の清掃や周囲の環境整備、注連縄(しめなわ)のはりかえ、ごみ拾いや周囲の花の水くれなど自主的に行っている。
 また、女鳥羽川や薄川などには、「河川をきれいにする会」があり、草刈やごみ拾いなどの河川清掃行い、水質保全に努めている。

 周辺の自然環境-国宝松本城擁する城下町には美ヶ原高原などの豊かな自然が生んだ清らかな水がいたる所から湧き出し、市民や観光客に潤いと安らぎの場を提供している。また、町ぐるみで保全に努めている。
 利用状況-「源智の井戸」などの井戸には、毎日多くの人が水を汲みに訪れるほか、「源地水源地」は水道水源として、また、「女鳥羽の泉」は酒造りに利用されている。松本市ではこうした恵まれた水源を災害時の飲用水としても利用できるように、中心市街地に「水めぐりの井戸」として新たに10箇所の井戸の整備を進めている。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=44 より

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