「つやと磯の風味! のり 〜大阪・阪南市〜」 2024年3月31日
日本の食卓に欠かせない「のり」。大阪・阪南市で作られるのりは、ツヤがあって風味もよいと評判です。収穫では、専用の船で養殖場に突入!?驚きの収穫法は必見です!
のり養殖は“300手間”と言われるほど多くの作業があります。中でも大切なのが「干出」。のりの養殖網を、日中のひととき海面の上まで引き上げて、天日で干す作業です。網に付く病原菌などを抑制し、のりが元気に育つのを促すこの作業は3週間毎日続きます。収穫は専用の船が養殖網の下に潜り込む豪快な方法。。言葉では伝わりにくいこの収穫法は、ぜひ番組でご確認ください!ご家庭ですぐ取り入れられる絶品料理もご紹介。
「うまいッ!」の秘密
大阪府・阪南地方では、11月上旬にのりの胞子が付いた網を貼り、毎日網を海面上に上げて光合成を行うことで旨味がUP。更に美味しくするために水温が15度以下になるまで、のり網を冷凍保存することで、のりの成長を邪魔する病原菌や珪藻を死滅させる等、手間ひまかけて育てています。
水温が下がる12月下旬に再び海に網を貼ります。ここでも珪藻がつかないように消毒しながら約2ヶ月で20cmに成長した大阪のりは漆黒で艶があり、香りも良くパリパリ感も残しつつ、厚みがありもっちりとした旨味のあるのりに成長します。
「のりを使った料理レシピ」について
「のりのお好み焼き」
<材料>1枚分
・お好み焼き粉:100g
・生のり:50g
・長芋(すりおろし):50g
・牡蠣:6個
・卵:1個
・ねぎ:1/2本
・紅しょうが:10g
・ソース、マヨネーズ、かつおぶし、青のり:お好みで
<作り方>
1) お好み焼き粉を水(コップ半分くらい)、長芋すりおろし、刻んだねぎ、紅しょうがを入れてまぜる。
2) 生のりを色が緑に変色するまで湯がき、1)に入れて混ぜる。
3) ホットプレートに2)の生地を入れて焼く。上に牡蠣を乗せて表裏に焦げ目がつくまで焼く。
4) 目玉焼きを作り、その上にお好み焼きを乗せてさらに両面を焼く。
5) お好み焼きの上にソースなどをトッピングしてできあがり。
「のりごはん」
<材料>4人分
・米:3合
・板のり(焼きのりでも可):6~7枚
・水:350ml
・白だし:大さじ2
・小芋:3個
・ごぼう:1/2本
・しめじ:1パック
・にんじん:1/2本
・油揚げ:2枚
・きざみこんにゃく:130g
・塩:小さじ1と1/2
・もみのり:適量
<作り方>
1) 鍋に板のりと水を入れて火にかけ、のりが溶けそうになるまで煮て出汁を作る。
2) 白だしを1)に入れて土鍋に入れる。
3) 鍋に刻んだ具材を入れて10分炊き。沸騰したら弱火で10分。火を止めて10分蒸らす。
4) ごはんと具を混ぜて、上からもみのりを振りかければできあがり。
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/G5G9XY37Z1/ より
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