「ひと味違う!こだわりの「ツナ缶」 〜静岡・静岡市〜」 2024年6月30日
今回の主役は、素材と作り方にこだわったツナ缶。一般的なツナ缶に比べ割高だが、コクのあるまろやかな味わいで、油のしつこさがない。一味違う逸品を紹介する。
昭和初期に国内最初のツナ缶が作られた静岡県。現在も圧倒的な全国シェアを誇る「缶詰大国」だ。静岡市にある老舗の缶詰製造会社を訪ね、うまいッ!の秘密を大追跡。厳選された材料やマグロをおいしく加工する熟練の技、美しく見せるための一工夫などを紹介する。また、ツナと意外な食材を組み合わせたものや、静岡の地元の食材を缶詰にしたものなど、ユニークな取り組みも登場。ツナ缶を使った絶品のレシピも紹介する。
「うまいッ!」の秘密
最高級のビンナガマグロを使った缶詰づくりで最も大切な作業が、臭みとなる血合いを取り除くこと。手早く正確に、熟練の技で削り取っていきます。身の形を保ちつつ、クセのないツナに仕上げていきます。
ツナ缶は製造後すぐに出荷されるわけではありません。半年から1年、倉庫で熟成されます。その間に油がツナになじみと同時に、ツナのうまみが油に溶け出し、一体感が生まれてよりおいしくなります。
「ツナ缶を使った料理レシピ」について
「ツナ缶ポテトサラダ」
<材料>2~3人分
・じゃがいも:4~6個(600g)
・たまねぎ(薄切り):1/4個
・きゅうり(薄切り):1本
・にんじん(いちょう切り):1/2本
・マッシュルーム(缶詰):1缶
・塩:小さじ1
・レモン汁:小さじ2
・ツナ缶:1缶
・マヨネーズ:大さじ1
・こしょう:適量
<作り方>
1) じゃがいもは皮をむき、小さめの一口大に切って水にさらしてから水を切り、ぬれたペーパーをかぶせてラップをし、レンジに入れ600Wで10分。
2) 中まで熱が通ったら塩、レモン汁を加えてマッシュする。
3) たまねぎはスライサーで繊維を断つように薄切りにして塩もみし、水にさらしてからよく絞る。
4) スライサーできゅうりは輪切り、にんじんはいちょう切りにし、塩でもんでから水気を絞る。
5) 2)のじゃがいもにツナ缶を汁ごと、刻んだマッシュルーム缶を汁ごと、3)4)の野菜、マヨネーズを加えて混ぜ、最後にこしょうをふる。
「ツナ缶ごまだれそうめん」
<材料>2人分
・そうめん:2~3束
・ツナ缶:1缶
・しらす(缶詰):1/2缶
・大葉、みょうが、細ねぎ:適量
・ラー油:お好みで
(ごまだれ)
・めんつゆ(2倍濃縮):80ml
・豆乳:200ml
・すりごま:大さじ2
・しょうが(すりおろし):小さじ1
<作り方>
1) ボウルにめんつゆ、豆乳、すりごま、しょうが、ツナ缶を入れて混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
2) そうめんをゆでて水で洗い、皿に盛る。
3) 1)のごまだれをかけ、しらす、大葉、みょうが、細ねぎなどをトッピングし、お好みでラー油をかける。
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/LPYWJXVLQP/ より
特撰まぐろ綿実油漬
厳選された材料を合わせ、丁寧に熟成させた深い味わい。
鮮度の良い夏びん長まぐろを、上質な綿実油に漬けて熟成させた当社の代表商品。コクのあるまろやかな味わいは、そのままでも美味しくお召し上がりいただけます。もちろん、様々なお料理にもお使いください。
こだわり1
質の良い夏びんながまぐろ使用
ホワイトミートと呼ばれる白いきれいな肉質が特徴のびん長まぐろ。
当社の製品に使っているのは、脂ののりがよくなる5月から9月にかけて日本近海で一本釣り漁法で漁獲したまぐろです。その場で急速冷凍され、鮮度を保ったまま運ばれます。
こだわり2
まぐろの旨味を引き立てる「綿実油」
当社では、まぐろ本来の美味しさを引き立てるために、「綿実油」を使っています。綿の実から搾った油はあっさりしていて切れがよく、ビタミンEやリノール酸を多く含んでいます。
じっくりと半年以上熟成させることでまぐろとよく馴染み、まろやかさと風味が増していきます。
こだわり3
様々なお料理に使いやすい風味
口当たりのよい綿実油と合わせてあるので、和食・洋食問わずどんなお料理にも合わせやすいのが特徴。質の高い綿実油を使っているので、油ごと調理していただけます。
ほぐさず大きいまま詰めたファンシーと、細かくほぐしたフレークがございます。
株式会社由比缶詰所 静岡県静岡市清水区由比429-1
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます