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うまいッ! NHK 「熱く、香り高き“国産紅茶”の世界 〜熊本ほか〜」

2025-01-25 07:58:20 | うまいッ!NHK

 「熱く、香り高き“国産紅茶”の世界 〜熊本ほか〜」 2024年5月19日

 日本各地で紅茶生産者が急増中。魅力的な紅茶が続々登場する中、番組が訪ねたのは本場英国のコンテストで最優秀賞に輝いた、世界が注目の生産者。今年の紅茶作りに密着!

 新たな紅茶生産者の中には、緑茶と紅茶の二刀流の作り手も多くいます。緑茶品種の茶葉に「酸化発酵」など紅茶作りの工程を施すことで、すっきりした味わいの特徴ある紅茶を生み出しているのです。地域の特産品とコラボしたフレーバーティーや、ウイスキー樽のチップで燻製にした燻製紅茶など、作り手の創意工夫あふれる個性的な紅茶も続々登場。番組では“世界一の紅茶生産者”を熊本に訪ね、その繊細な紅茶作りを見つめます。

 「うまいッ!」の秘密
 今、“国産紅茶”に熱い視線が注がれている!この10年で国産紅茶の生産地数は右肩上がり。47都道府県全てで紅茶が作られるようになり、国際的なコンテストでも日本の生産者が作った紅茶が続々と入賞している。一次産業を覆う高齢化など苦境を物ともせず輝きを放つ国産紅茶の魅力を紹介する。

 摘み取った葉を乾かす「萎凋」の作業では、茶葉の表面だけを乾燥させるのではなく全体から均一に「水を抜く」ことを徹底。じっくりと水抜きをすることで雑味のないクリアな味の紅茶を作り上げている。また、十分に発酵させたら、一気に熱風にさらして酵素の働きを止めて発酵をストップさせ狙った味と香りをキープしている。

*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/1658YP8Y6L/ より

 

 1876年(明治9年)に紅茶用茶樹の種子が導入され、鹿児島県、福岡県、静岡県、東京に紅茶伝習所が設けられ、紅茶に適するアッサムチャと基本変種を交配して国産紅茶品種を作り、紅茶の製造が始まった。昭和30年代半ばまでは1,500t以上生産されていた。1971年の紅茶輸入自由化以降、国内の紅茶生産は壊滅状態となったが、現在では静岡県および長野県、岐阜県、三重県、奈良県、滋賀県、山陰地方、九州地方(福岡県や屋久島など)といった地域で生産された国産紅茶が若干量流通している。これら国産品を「和紅茶」と呼称している事業者もある。「紅ほまれ」「はつもみじ」「紅かおり」といった紅茶向け品種もある。

 生産者により品質のばらつきが多い傾向がある。やぶきた等の緑茶用品種から作られるものは渋みや苦みが少なく口当たりが柔らかい反面、香も淡いものが多い。べにふうき等の紅茶用品種から作られるもにのはインドやスリランカの紅茶に匹敵する強い味と風味を持っているものもある。

 一方、沖縄県では紅茶生産に適する原料となるアッサムチャの生産に適する位置から、1958年にアッサムチャの生産を試みた記録がある。定着はしなかったが、2000年より再度生産を開始。「琉球紅茶」のブランド名にて有機・無農薬栽培などの付加価値を付け、苗木から選定したブランド化をスタート。自治体と取り組み本格的な生産に乗り出し、「金武町琉球紅茶産地化事業」が2008年JAPANブランドに認定。同年、中小企業庁地域資源育成事業にも認定され、国外の販路も視野に入れた高品質な国産紅茶の本格的な生産を開始している。

 静岡市では静岡市ブランドとして丸子(まりこ)紅茶を登録し、研究機関をおいて発酵茶の普及にも尽くしている]。

 紅茶の会は2002年から毎年、地紅茶サミット(全国地紅茶サミット)を開催している。「地紅茶」とは国産紅茶のことで、紅茶の会の藤原一輝により提唱された。ここで、「国産」とは「日本産」だけを指すものではない。

 主なブランド
 静岡県:静岡紅茶、丸子紅茶
 新潟県:雪国紅茶
 長野県:うまいんだに
 三重県:伊勢紅茶、鵜方紅茶(志摩市鵜方地区)
 奈良県:月ヶ瀬紅茶
 滋賀県:朝宮紅茶
 島根県:出雲紅茶
 鳥取県:鳥取紅茶
 岡山県:高梁紅茶
 広島県:世羅紅茶
 高知県:土佐茶、沢渡茶
 福岡県:八女紅茶
 熊本県:天の紅茶(水俣市)
 佐賀県:嬉野紅茶
 大分県:杵築紅茶
 宮崎県:みやざき紅茶
 鹿児島県:鹿児島紅茶、枕崎紅茶、阿久根紅茶
 沖縄県:琉球紅茶、ラフィアンティー、山城紅茶、やんばる紅茶
 

 主な国産紅茶用品種(農林登録年度)※紅茶向け品種には「べに」「もみじ」など赤色を連想する言葉が使われている
 べにほまれ(昭和28年)
 はつもみじ(昭和28年)
 べにかおり(昭和29年)
 べにふじ(昭和35年)
 べにひかり(昭和44年)
 べにふうき(平成5年):メチル化カテキン利用により機能性食品原料として注目品種
 また杉の葉を加工して「紅茶」の名称で販売されている商品もある。

*Wikipedia より


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