「桜生水」
平成の名水百選「桜生水」 更新日:2023年12月01日
人類が生きるうえで欠かすことのできない「水」。その清らかな流れと、美しい水辺が織りなす水環境は、私たち人間の生活の基盤となるだけでなく、地球上のすべての生き物にとって必要不可欠な命の源でもあります。こうした全国に存在する清澄な水を再発見するとともに、これを広く国民に紹介することを目的として、昭和60年に「(昭和の)名水百選」として全国で百箇所が認定されました。
環境省では、環境問題が主要議題となった北海道洞爺湖サミットが開催された平成20年に、水環境保全の一層の推進を図ることを目的に、地域の生活に溶け込んでいる清澄な水や水環境の中で、特に地域住民などによる主体的かつ保全活動が行われているものを「平成の名水百選」として新たに選定し、小松市では桜生水が選定されました。
桜生水
河田山の麓にあって、春には桜が美しく咲き誇り、また周辺は小公園として整備されている。地元保存会による「野点茶会(のだてちゃかい)」などの催し物がひらかれ、その名は地元住民だけでなく、県内外に広く知れわたっている。遠方から訪れて、汲んで持ち帰る人も多い。また地元菓子店では、桜生水の水を使用した和菓子が好評である。この名水と憩いの場を他市町へ広めるため「茶会」や「山野草 盆栽展」「句会」を開催している(環境省HPより)。
*https://www.city.komatsu.lg.jp/soshiki/1021/suishituhozen/2106.html より
「桜生水-さくらしょうず」
水質・水量
ミネラルが多い。
1日の湧水量:約70トン。
由来・歴史
一人の老翁が水を飲みに来て、西王母の桃の実を食べたことで不老長寿となったが、仲間や子孫よりも長生きしたため、その寂しさに耐え切れず、この地を去ったという伝説も残っている。
水質保全活動
総会、春・秋の一斉整備、桜木の植樹、花壇の手入れを実施している。また、保存会会員個人でも水周りの掃除・除草・剪定などを進んで行っている。
周辺の自然環境-河田山の麓にあって、春には桜が美しく咲き誇り、また周辺は小公園として整備されている。地元保存会による「野点茶会(のだてちゃかい)」などの催し物がひらかれ、その名は地元住民だけでなく、県内外に広く知れわたっている。
利用状況-遠方から訪れて、汲んで持ち帰る人も多い。また地元菓子店では、桜生水の水を使用した和菓子が好評である。
この名水と憩いの場を他市町へ広めるため「茶会」や「山野草 盆栽展」「句会」を開催している。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=34 より
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