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クリスマスの定番?-バレエ「くるみ割り人形」

2020-12-24 11:58:18 | 米屋の親父のつぶやき

 欧米ではクリスマスの定番が、バレエ「くるみ割り人形」だそうな。

 日本では年末の定番といえば「第九」だが、バレエなんて高尚な趣味をお持ちの方は少ないかも?(笑

 

 バレエ「くるみ割り人形」を観たことがない人でも、音楽ならご存じの方も多いのでは?

 あのチャイコフスキーの三大バレエ曲と知られている。あと二つは、「白鳥の湖」と「眠れる森の美女」。

 バレエ「くるみ割り人形」の原作となったのは、E.T.A.ホフマンが1816年に「くるみ割り人形とねずみの王様」と。

 私も当然お話を知りません(恥 なので、ちょっとあらすじを。

 <第1幕>
 クリスマス・イブ、賑やかな踊りが披露されているパーティで、少女クララは人形使いからくるみ割り人形をプレゼントされます。12時の鐘が鳴ると、なぜかクララは人形と同じ小さなサイズになってしまい、そこへねずみの大群が押し寄せてきたから、さあ大変!
 くるみ割り人形はおもちゃの兵隊を指揮してねずみたちと戦うことに。クララの活躍で勝利を収めると、なんとくるみ割り人形は王子様に変身! 雪が舞う中、クララをお菓子の国へ連れて行くのです。

 <第2幕>
 金平糖の精に迎えられ、ふたりを歓迎する踊りが繰り広げられます。スペインの踊り、アラビアの踊り、中国の踊り、ロシアの踊り、花のワルツ。王子様と金平糖の精(もしくはクララ)のグラン・パ・ド・ドゥ(ふたりの踊り)など、楽しい時間は過ぎていき、夢見心地のクララ。気づくとそれはみな、夢だったのでした……。*https://tenki.jp/suppl/m_yamamoto/2015/12/19/8781.html より

 ストーリーは単純な夢物語ですが、バレエの振り付けやテクニックなど見どころが多く、テンポよく進むので観る者を飽きさせません。
2幕では、個性的な踊りが次々に登場し、可憐な衣装と輝くスポットライトに美しいバレリーナ……うっとりするような夢の世界へ誘ってくれます。*https://tenki.jp/suppl/m_yamamoto/2015/12/19/8781.html より

 

 ふむふむ、このストーリーにあの音楽が使われてるのね(感心

 この歳になって知らないことが多すぎることにいつも驚かされてしまいます(恥

 

 では「くるみ割り人形」とは?

 単に「くるみを割るための人形型の道具」なのか?と思ったら大間違いでした(笑

 くるみ割り人形は、ドイツの伝統工芸品。

 くるみ割り人形はその昔、税金の取り立てに嫌気のさした民衆によって作られました。
 民衆は、「王様や官僚の口に自分たちが普段食べている固い殻付きくるみを押し込んで、痛い思いをさせてやろう」という気持ちでくるみ割り人形を作ったのです。くるみ割り人形が、にっこり笑った笑顔でなく、ちょっといかめしい顔をしているのもそのためです。

 つまり、くるみを割るための道具でなく、権力者への風刺をこめたもので、くるみは割れないのです。
 くるみ割り人形は繊細な木工品のため、くるみを割ろうとすると傷ついてしまいます。大切に扱うよう心がけましょう。
 レバーを引いて、口を開けるくるみ割り人形の顔は、「降参」と言っているようなユーモラスな顔になります。
 顔の表情の違いをお楽しみください!*https://www.office-danke.com/shop/kurumiwariningyou-tsuuhan-christmas.html より

 

 特に日本のくるみには固い殻を持つものもあり、くるみが割れず人形が壊れることが多々あると(笑

ドイツなどのお土産として貰ったなら飾っておくだけにしましょう。

 

 この「くるみ」、日本産もあるにはあるがごく少量。

 生産はアメリカ合衆国カリフォルニア州と中国が多い。日本では長野県東御市がクルミの生産量日本一である。*Wikipedia より

 古代ペルシャが原産地といわれるくるみは紀元前7000年から人類が食用にしていた最古の木の実で、その効能も重用されていたといわれています。*https://www.californiakurumi.jp/walnut/history より

 自生しているものを採取したと考えるのが妥当か?米国では自生種がなく、フランス人が持ち込んだ1000本の苗木が始まりだとか。

今では米国は有数のくるみ生産量を誇るが、土地が広かったから成せたか?

 

 国内ではオニグルミやヒメグルミが自生し、古くから常食していました。縄文時代の遺跡からも発見されており、DNA鑑定により、すでに野生種ではなく栽培されていたことが証明されています。 ちなみに最古のくるみの化石は、オオバタグルミ(すでに絶滅)という種類で、最初の発見者は宮沢賢治でした。古来の在来種に加えて、豊臣秀吉の時代には、中国か朝鮮半島からペルシャ系のくるみがもたらされました。朝鮮出兵の時に武士が持ち帰り故郷に植えたのが初めと言う説もあります。このくるみは日本在来種のオニグルミやヒメグルミと区別して、唐から胡桃・朝鮮胡桃と呼ばれました。 かつては、たいていの家にはくるみの木があり、正月や祭りなど何か行事があれば、必ず食卓にのぼっていました。殻割りや実のむき出しは老人や子どもたちの仕事で、女性たちが家族のため、時間をかけ丁寧にすって他の調味料と混ぜてうどんのつけだれにしたり、山菜とあえたりしました。また、刻んでもちに練り込んだりコメといっしょに炊いたりして食しました。くるみは、身近な食材であり、豊富な栄養源というだけでなく、おいしさでも親しまれた食材です。三陸地方では、おいしさを表現するのに「くるみ味がする」という言い方があるそうです。*https://www.californiakurumi.jp/walnut/history より

 

 この「くるみ」、樹木としても活用されます。

ギター弾きならよく知っている「ウォールナット」。

まぁ高級家具に使われている木材ですよね。やっぱり大木になるので、利用用途は多彩かも?

 

 なんか取り留めのない話になってしまいすいません。

 話を戻すと・・・

 

 欧米ではクリスマス-くるみ割り人形という風物詩的にもなっている。

 この「バレエ」については、欧米に比べ日本ではそれほどポピュラーではない。

 海外の劇団の公演となると、とんでもないチケット代になる。

 やはりこれがネック!

 長い時間かけて「バレエ」が浸透している国では、観劇代もそれなりに安い席もある。

 日本では伝統芸能にしても然り。

 これっていつまでたっても隔たりを埋めることはできないことかも。

 

 


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