うまいッ! 「絶品の食感&上品な甘み!マツカワガレイ~北海道~」 2017年02月05日
番組内容
大きいもので体長70センチ、重さ6キロを超える巨大なカレイ「マツカワガレイ」。あのヒラメより高い値段で取引される超高級魚です。かつて、絶滅の危機にあったことから「幻の魚」と呼ばれましたが、北海道太平洋沿岸の自治体と漁協の努力で、年間100トンの水揚げを誇るまでに回復しました。番組では、えりも町の漁師さんと、むかわ町の料理人に密着。独得のシコシコ食感と上品な甘みを引き立たせる産地の技に迫ります。
*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201702050615001302100 より
詳細不明につき、勝手に調べてみました。
「マツガワカレイ」
マツカワ(松皮・松川、学名:Verasper moseri)は、カレイ目・カレイ科に分類される魚の一種。別名「タカノハガレイ」、「ヤマブシガレイ」、「ムギガレイ」、「シロマツカワ」、「キマツカワ」など。
分布
茨城県沖、若狭湾以北、北日本海、南オホーツク海、太平洋に分布する。
特徴
体長は60 - 80 cmに達する大型種[2]。背びれ、しりびれ、尾びれには黒色の横帯がある(近縁種のホシガレイには黒色の斑紋がある)。背びれは76-87軟条、しりびれは53-68軟条。マツカワという名前は、松の皮に皮膚の模様が似ている(松の皮のようにざらざらとしている)ことにちなむ。
産卵期は11月から4月にかけてとなる。
肉食性で、甲殻類、ゴカイ類、貝類などを捕食する。
人間との関係
希少価値が高く、歯ごたえのある上質な肉質から「カレイの王様」、「幻のカレイ」の異名を持つ。北海道の日高・胆振・渡島管内の沖合で獲れた35センチメートル以上の個体は「王鰈」のブランド名で流通する。通年でカレイの刺し網漁が行われる苫小牧市沖では、10月から12月がマツカワの旬で、11月がマツカワの水揚げの最盛期となる。
希少種であり、養殖や種苗放流なども行われている。稚魚の放流が漁獲量の安定に結び付いている、日本では希少な魚種である。北海道では1980年代に漁獲量が年間1 tを割り込むまで落ち込んだことから、2006年にマツカワの養殖と放流に着手し、2008年以降は年間100 t以上の漁獲を維持している。また、道の漁師は、売り上げの一部を稚魚の育成のために基金としている。青森県ではニジマスに次ぐ養殖魚として普及に努め、青函トンネルからの湧水を使った養殖を行っている。
カレイ類は煮付けにするのが一般的であるが、マツカワは濃厚な旨味を有することから、刺身やカルパッチョにして食すことも多い。創作料理としては、西京漬けや塩麹漬けなどが考案されている。
*Wikipedia より
正式名称はマツカワ カレイの仲間です
「王鰈」(おうちょう)はブランドネーム。
正式名称は「マツカワ」と言います。
体の表面が松の皮に似ているところからその名がついたとされます。
また、ヒレの模様が鷹の羽根に似ていることから「タカノハ」の別名もあります。
体は幅広、大きいものは体長約80cm
体は幅広の楕円形で、雄は全長50cm、雌は80cmに達する大型の魚体に成長します。
さばき応えのある魚で、身も厚く採り出せます。
その味はヒラメ以上とも・・・
ヒラメと並ぶ高級魚とされていますが、歯ごたえ、うまみ成分ともヒラメ以上の評判があります。
たくさんの種類があるヒラメ、カレイ類の中でも特に身が締まり、味が良いとされています。
刺身や寿司が最高 多くの食材として抜群
身は厚くて白身、ほどよく脂が乗っている美味な食材です。
刺身や寿司で食べると最高の味わいとされています。
また、煮付けやムニエル、フライなどにしてもたいへん美味と評判です。
各地に地方名 貴重な魚とされてきました
「王鰈」の正式名称マツカワは、各地で珍しい大変貴重な魚とされてきました。
タカノハのほか、タカノハガレイ、タンタカ、ヤマブシガレイ、クロスジガレイなどと呼ばれてきました。どちらにしてもカレイの王様です。
「幻のさかな」いま、放流して増えてきました
かつて北海道沿岸で年に数10トンの漁獲があったマツカワは、近年10トンにも満たない水揚げになり、「幻のさかな」と呼ばれていました。
えりも以西海域ではいま、この魚を蘇らせる取組みが積極的に進められています。
*http://www.erimoiseikyou.org/index.php?king%20of%20flounder より