「こしが強くてのどごしツルリ! 手延べそうめん〜兵庫 播州地方〜」 2023年3月13日
絹のように白く輝く、播州手延べそうめん。「コシの強さ」と「のどごしのなめらかさ」を生み出す2日がかりの製造工程に密着。長い歴史の中で育まれた繊細な技に迫ります。
そうめんというと夏のイメージを持つ方が多いかもしれませんが、実は兵庫県の南西部、播州地方で手延べそうめんが盛んに作られるのは、秋から春にかけての寒い季節。小麦粉と水、塩を練った生地は、固すぎても柔らかすぎても、のばすときに切れてしまいます。柔軟性とコシのある生地作りや、それをのばしては寝かせ、じっくりと仕上げていく工程は人々の長年にわたる工夫の結晶です。そうめんの意外な活用法、アイデア料理も登場。
「うまいッ!」の秘密
兵庫県・西播磨地方では約600年前から手延べそうめんを製造してきました。手延べそうめん作りがこの地方で広まった理由は、揖保川のキレイな水、香りの良い麦、赤穂の塩など美味しい手延べそうめんを作る条件が揃っていたから、と言われています。
おいしい手延べそうめんは、ロープ状の生地を何本もねじりながら重ねて作っていきます。最初は20ミリの太さを→12ミリ→6ミリ→最終的に1ミリ台や、それ以下の細さに!
何度も熟成を重ねることや複雑な製造工程によって、手延べそうめん独特のコシの強さや、ツルりとした食感が生まれるのです。
「そうめんを使った料理レシピ」について
「キムチーズそうめん」
<材料>(スキレット1個分)
・そうめん:1束
・さば水煮缶:1缶
・もやし:100g
・キムチ:50g
・キムチ鍋の素(市販品):120ml
・水:40ml
・みそ:小さじ1
・シュレッドチーズ:50g
・ローズマリー:1本
<作り方>
1) そうめんは袋の表示時間通りに茹ゆでてザルにあげ、水でもみ洗いして水気を切る。
2) スキレットにキムチ鍋の素と水を入れて火にかけ、煮立ったらみそを加えて混ぜ、 もやし、キムチ、さばを入れて弱火で煮る。
3) 煮立ったら1)のそうめんを加え、上にチーズ、ローズマリーを乗せてできあがり。
「そうめんホットサンド」
<材料>(1個分)
・そうめん:2束
・シュレッドチーズ:30g
・ロースハム:4枚
・アボガド:1/2個
・ミートソース(市販品):大さじ2
・オリーブ油:適量
・付け合わせのレタス、プチトマトなど:適量
<作り方>
1) そうめんを表示時間通りにゆでてザルにあげ、水でよくもみ洗いして水気を切る。
2) ラップを広げて1)を乗せ、1束分ずつ長方形に広げて包む。
3) 冷凍庫に入れて凍らせ、クーラーボックスなどに入れて持っていく。
4) アボガドは種を取り除いて皮をむき、縦に6〜8等分に切る。
5) ホットサンドメーカーにオリーブ油をうすく塗り、半解凍したそうめん、チーズ (1/2量)、アボガド、ロースハムを乗せ、ミートソースを塗り、チーズ(1/2量)を乗せ、最後に半解凍したそうめんを乗せる。
6) 弱火にかけて2分焼き、ひっくり返して更に2分焼く。これを何度か繰り返して、表面の焼き目を確認しながら焼き上げる。
※焼き時間は火器や気温などの状況により変わります。
7) 半分に切って皿に盛り、レタスやプチトマトを添える。
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/PN3WGW4RMV/ より
商品名「揖保乃糸」と出せないのは、やはりNHK。
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