「あわみのり」
「あわみのり」は寒冷地南部では、晩生の早に属する粳種で、外観品質に優れ、「コシヒカリ」並の極良食味品種である。
主要特性
1.「あわみのり」は、晩生、極良食味品種の育成を目的として「北陸132号」を母とし、「北陸122号」(後の「キヌヒカリ」)を父として交配した後代から育成された品種である。
2.出穂期及び成熟期は「日本晴」よりやや早く、「アキニシキ」並で、育成地では「晩生の早」に属する。耐倒伏性は「やや強」で、収量性は「日本晴」にやや優る。
3.玄米は「日本晴」よりやや小さく、外観品質は「日本晴」並に良好で、食味は「日本晴」に優り、コシヒカリ」並である。
4.いもち病抵抗性遺伝子型はPi-a、Pi-iと推定され、葉いもち圃場抵抗性、穂いもち圃場抵抗性はともに「中」である。白葉枯病圃場抵抗性は「やや強」、穂発芽性は「やや易」である。
*農研機構HP より
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