「ゆりね」
「ゆりね」の由来
ゆりねは、食用種のゆりの球根のこと。味はくわいに似てほろ苦く、加熱すると芋に似たホクホクとした食感になります。 鱗片(りんぺん)が花のように幾重にも重なっていることから「年を重ねる」という意味で縁起をかついで、おせちに使われるようになりました。
「ゆりね」の特徴
煮崩れしやすいので、火加減に注意するのがポイントです。球形のまま、だし汁でじっくり時間をかけて煮る「含め煮」にします。また、鱗片(りんぺん)を一枚ずつ剥がして、茶碗蒸しや卵とじなどの料理にもします。ほんのりとした甘さがあるので、きんとんにしてもおいしいです。
*https://www.jreastmall.com/shop/secure/detail_yurine.aspx より
秋・冬の旬野菜ユリネ(百合根)
ユリネ(百合根)
ほっくり自然な甘み
茶碗蒸しや和え物に
オニユリやヤマユリの球根で、植え付けてから収穫までに約3年と大変手間のかかる野菜です。加熱するとホクホクと甘く、ほろ苦い風味が特徴です。茶碗蒸しや梅肉和えなど主に和食に用いられます。ホイル焼きや素揚げにするとホクホク感が際立ちます。
涼しい気候を好み、ほとんどが北海道で栽培されています。根元の硬い部分を取り除き、花びらのような鱗片を一枚ずつはがして使います。白さを生かしたい時は、酢を加えて茹でましょう。
*https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=106 より
現在、ゆり根は約99%が北海道で生産されています。
ゆり根は高温・多湿を嫌う作物です。
かつては全国各地で栽培が行われていましたが、次第に冷涼な気候の北海道に生産が集中し、今ではほとんどが北海道産です。
その6割以上が、和食の本場である関西で販売されています。数多くある野菜のなかでも、生産に時間がかかり、栽培が難しいゆり根。
もっと多くの方に知っていただき、ご家庭で食べてほしいというのが、
生産者や関係者の願いです。
*https://www.kitayasai.com/yurine/ より
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