「奥美濃カレーひっちゃく棒」
五平餅をヒントに、ご飯を竹串に練り付け、その上から豚バラ肉をご飯を覆うように巻きつけ、その上から郡上味噌を隠し味に使った特製ルー奥美濃カレーをかけた「奥美濃カレーひっちゃく棒」。
「ひっちゃく」とは郡上の方言で「たまたま」という意味。カレー職人がたまたまひらめいて出来たメニューというのが名前の由来。B-1グランプリでもお馴染みです。
お店ごとに違う味を楽しんで~!!
*https://www.kankou-gifu.jp/gourmet/detail_3396.html より
偶然生まれた!?奥美濃カレーひっちゃく棒
「ひっちゃく」とは、 岐阜県の方言で「偶然、たまたま」を意味する言葉。奥美濃 カレーひっちゃく棒は、奥美濃カレーを開発する中で、思いつきから偶然生まれた新しいカレーです。奥美濃カレーひっちゃく棒を簡単に説明すれば、棒にガーリックライスをくっつけて豚肉で巻いてカレーをかけたもの。これは、「五平餅」から発想を得たものだと言われています。「五平餅」は、岐阜県の他、長野県、富山県、愛知県などの山間地で広く食べられている伝統食です。棒にご飯をくっつけて、味噌ダレなどを塗って焼きます。
棒に、五平餅のようにガーリックライスをくっつけ、その上から薄切りの豚肉を巻き付けて焼きます。ある意味棒付きの肉巻きおにぎりです。その上から、奥美濃カレーをかけます。食べるときは棒を持ってかぶりつくというまさにB級グルメのイメージの食べ物です。ただ普通にご飯をくっつけてもおいしいかもしれません。そこを、カレーの美味しさをさらに際立たせるガーリックライスにしたというのが、偶然思いついたとは思えないプロの発想です。
奥美濃カレーひっちゃく棒を食べられるのは?
奥美濃カレーひっちゃく棒は、現在郡上市内の何箇所かのレストランで食べられるようです。ひっちゃく棒を始め、奥美濃カレーを出している飲食店が多いのは郡上市北部にある白鳥町です。 郡上市白鳥町へは、まず名古屋駅で特急ひだなどに乗り換え美濃太田駅へ、美濃太田駅から長良川鉄道に乗り換え、美濃白鳥駅で下車します。美濃白鳥駅に行く途中には、風光明媚な町並みと 郡上おどりで知られる郡上八幡があるので、途中下車するのもありですね。
第三セクター長良川鉄道は、長良川に沿うように走っています。山間地へのぼっていくにつれ、中流域から上流域、渓流へと姿を変えていく長良川の様子を見ながら旅をできる長良川鉄道は、乗っているだけでも楽しめるのではないでしょうか。また、長良川鉄道には一日乗り放題のフリーきっぷ。温泉入湯料とセットになった湯けむりクーポンなど旅のスタイルに合わせた乗車券があります。フリーきっぷを利用して、郡上市の何箇所かで提供されている奥美濃カレーを食べ歩くのもおすすめです。カレーひっちゃく棒が生み出される元になった五平餅も味わってみたいですね。
奥美濃カレーひっちゃく棒には地域の文化と伝統がつまっている
岐阜県郡上市のご当地B級グルメ「奥美濃カレーひっちゃく棒」。一見キワモノっぽいこの料理には、伝統食の五平餅や郡上味噌、そして地域の農産物など、郡上市ならではの文化や伝統が息づいています。郡上地区を訪れたときには食べてみると良いでしょう。
*https://gotouchi-i.jp/gifu-okuminocurryhicchakubou/ より
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