選「プチプチ甘〜い!イチジク〜愛知・安城市〜」 2020年5月2日
濃厚な甘さとプチプチ食感が魅力のイチジク▽生産量日本一は愛知県!▽甘さの秘密や農業高校生が開発した驚きの加工品などを紹介▽舌に目にもおいしいお手軽料理も実演!
濃厚な甘さとプチプチとした食感が魅力のイチジク!高い栄養価や豊富なミネラルを誇る!生産量日本一の愛知県では、4月からハウスもの、夏に露地ものに切り替わり11月まで、半年にわたって生産・出荷されている。甘さを引き出す栽培の秘密や産地ならではの名物料理、農業高校生が開発に成功した驚きのイチジク加工品を紹介。さらにスタジオでは名古屋の人気シェフが登場!手軽で簡単!舌にも目にもおいしい料理を実演する!
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/3J5W19NKJ8/ より
詳細不明につき、勝手に調べてみました。
「イチジク」
イチジク(無花果、映日果、一熟、学名: Ficus carica)は、クワ科イチジク属の落葉高木、またはその果実のことである。西アジア原産。果樹として世界中で広く栽培されている。小さな花が多数入った花嚢をつけ、雌雄異株で、雌株の花嚢が果嚢になる。これがいわゆるイチジクの果実とよばれており、古くから食用にされている。「南蛮柿」などの別名もある。
品種
桝井ドーフィン(ますいドーフィン) - 広島県出身の種苗業者・桝井光次郎がアメリカから苗木を持ち帰り、日本で育苗した品種。栽培のしやすさと日持ちのよさから全国に広まり、愛知県など日本国内で8割の栽培を占める主流の品種となっている。果皮は熟すと濃赤紫色に着色する。夏秋兼用果で、一般に秋果よりも夏果のほうが大きい。甘味はやや少なく、ほのかな酸味がある。
蓬莱柿(ほうらいし) - 福岡県など西日本で主に栽培される歴史の長い品種で、日本原産なのか、日本国外品種なのか、江戸時代に中国あるいは南洋から輸入されたという説がありはっきり分かっていない。貝原益軒によれば寛永年間に輸入されたと記されているという。日本では最も古くから⾧年に渡り栽培されてきたことから「在来種」「日本いちじく」ともよばれる。国内で2割を生産する桝井ドーフィンに次ぐ品種。甘味は中程度で酸味がやや多く、小玉で丸く、完熟すると果実の尻の部分が星形に割れる。
ブラックミッション - 果皮が黒色に近い紫色で、皮が薄く味が濃厚。「黒イチジク」の名のドライフルーツもある。
キング - 大振りの西洋種で、果実が熟しても果皮が緑色のままであるが果肉は赤い。甘味が強い。
ホワイトゼノア - 「西洋イチジク」ともよばれる小型の品種で、果実が黄緑色のまま熟する。
とよみつひめ - 福岡県農林業総合試験場豊前分場が育種。果実重80g前後。桝井ドーフィンより白い果肉と高い糖度を誇る。
*Wikipedia より
「安城のイチジク」
愛知県のイチジク生産量は、全国シェア率約17%で、都道府県別第二位です。中でもJAあいち中央管内は、愛知県内一の産地です。
JAあいち中央のイチジク
JAあいち中央管内のイチジクは、昭和5年頃から安城市や碧南市で、出荷を目的とした栽培が始まったと言われています。その後、昭和46年頃から水田転作作物として積極的に栽培され、面積が拡大していきました。産地となった背景には、温暖な気候と明治用水を利用した豊かな水利があり、平地が多いことが栽培に適していたようです。
JAあいち中央「いちじく部会」
昭和47年にJA安城市とJA碧南市に「いちじく部会」を発足し、昭和52年には、両JAのいちじく部会を中心に、近隣JA(豊田や西尾)と広域共同販売組織である「西三河いちじく部会」を設立しました。平成14年には、西三河いちじく部会として「全国果樹技術・経営コンクール」で農林水産大臣賞を受賞しました。
栽培している品種は「桝井ドーフィン」と「サマーレッド」の2品種です。ハウス栽培では4月~8月まで、露地栽培では8月~11月までと長期にわたり出荷しています。暑い時期の品質保持を目的に、予冷処理及び保冷車による出荷を行っています。
イチジクデータ
出荷量 約315トン(90万パック/350グラム)
栽培面積 約23.4ヘクタール
出荷時期 ハウスイチジク:4月上旬~8月中旬
露地イチジク:8月上旬~11月上旬
出荷額 約3.4億円
栽培品種 桝井ドーフィン、サマーレッド
生産者数 150軒(内ハウスイチジク17軒)
(令和6年3月31日現在)
*https://www.jaac.or.jp/agriculture/product/ichijiku/index.html より
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