「芭蕉菜-ばしょうな」
【生産地】岩手県南部地域(現:奥州市江刺区)
【形状】からし菜の一種。通常は40~50cmで収穫するが、栽培の仕方では80cm以上になる。漬け菜類の中でも葉が大きく、芭蕉(ばしょう)の葉を連想させるため、この名がついた。
【食味】独特の辛味と風味が特徴。塩漬けや粕巴蕉菜 漬けなどの漬物用の高菜として栽培されている。
【来歴】岩手県の南部地域では、古くから栽培されている。山形県の名産である「山形青菜(やまがたせいさい)」と同じ系統といえる。山形青菜が山形県で栽培されるようになったのは、1908(明治41)年のこと。山形県農事試験場(現農業総合研究センター)で、奈良県から種子を導入し試作したところ、品質が優れていたことから栽培が始まった。江刺地区の芭蕉菜は辛味が特徴。
仙台芭蕉菜はナタネの仲間で辛みが少ない。
【時期】10月~11月
*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%EF%BC%8D%E5%B2%A9%E6%89%8B/#i-13 より
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