うまいッ!「“江戸前”の代表!絶品バカ貝~千葉・木更津市~」 2014年06月01日
番組内容
“青柳”と呼ばれ、江戸前料理に欠かせない東京湾の「バカ貝」。鮮やかなオレンジの身はにぎりのタネに、小柱と呼ばれる貝柱はかき揚げに。特有の香りと甘みが、味にうるさい江戸っ子たちを魅了し続けてきた。番組では、東京湾屈指の漁場、千葉県木更津市の沖合で行われる漁と、独特の方法で加工される現場に密着。ユニークな名前を持つ貝の知られざる魅力を、江戸前の味を支えるさまざまな人々の思いとともに伝える。
*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201406010615001302100 より
詳細不明につき、勝手に調べてみました。
「バカ貝」
バカガイ(破家蛤、馬珂蛤、バカ貝、馬鹿貝、学名:Mactra chinensis)は、異歯亜綱- バカガイ上科- バカガイ科- バカガイ属(学名:Mactra)に分類される二枚貝の一種(1種)。東南アジアから東アジア南部にかけての浅海に分布する。ミナトガイ、シオフキガイ、また地方によってはウバガイとも呼ばれる。
関東地方では、アサリやハマグリなどと並んで食用としてなじみ深い貝であり、日本語では、「食用加工品となった状態の軟体部位全体」を指して、『青柳(あおやぎ、アオヤギ)』とも呼ぶ(生物の名前ではない)。季語、三春。
日本語名
和名の「バカガイ」の名の由来については諸説ある。
外見はハマグリに似ているものの、貝殻が薄く壊れやすいことから「破家貝」として名付けられたとする説
いつも貝の口をあけてオレンジ色をした斧足(ふそく、筋肉による足)を出している姿が、あたかも口を開けて舌を出している「馬鹿」な者のように見えたとする説
一度に大量に漁獲されることがあるので、「『バカ』に(「非常に、凄く」の意)多く獲れる貝」の意でその名が付いたとの説
たくさん獲れた地域の名「馬加(まくわり)」(現在の幕張)を「バカ」と音読みし、「バカ貝」と呼ばれるようになったとする説
馬鹿がハマグリと勘違いして喜ぶ様から馬鹿が喜ぶ貝という意味であるとする説
蓋を閉じずに陸に打ち上げられて鳥に食べられてしまうことなどの行動から「バカ貝」と呼ばれるようになったとする説
頻繁に場所を変える「場替え貝」から来ているとする説
*Wikipedia より
「青柳」とも呼ばれる、千葉県が主産地として知られる貝とは? 2019.06.28 2019.11.14
「青柳」とも呼ばれる、千葉県が主産地として知られる貝をご紹介します。一見悪口を言われているようなかわいそうな名前ですが、あなどれないおいしさなんです。
いったいなぜ「バカ」貝なのか?
バカ貝は主に東京湾に生息する大きさ8cm程度の二枚貝です。なによりも、バカ貝という名前を付けられた理由が気になりますよね。これには諸説あります。まず、斧足(ふそく)という足を使って海底をぴょんぴょん飛び跳ねて頻繁に場所を変えることから、場変え貝が転じてバカ貝になったという説があります。また、バカ貝はその斧足を貝殻の内側にしまわずに、だらしなく出しっぱなしにすることが多いです。その姿が舌をだらんと垂らしているバカのように見えるので、バカ貝と呼ばれるようになった説も有力です。あとは、昔は東京都や千葉県でバカのようにたくさん取れたからバカ貝と名付けられたという説もあります。
バカ貝には「青柳」という名称もあります。こちらは江戸前寿司の高級なネタとして有名で、むき身の状態のものを指して呼ぶようです。かつては、千葉県市原市の青柳というところが有名な産地であったため、地名の名前をとって名付けられました。千葉県の東京湾に面した干潟で潮干狩りをすればバカ貝をとることは可能です。北海道でも水揚げされますが、東京湾のバカ貝は身が赤っぽくて、北海道のものは白いという違いがあります。しかし、味に大差はないという評価となっています。
バカ貝はさまざまな料理に使われる
あさり、しじみ、はまぐりは貝殻ごとパッケージにしますが、バカ貝はさばいてから流通させるのが主流となっています。バカ貝の足は、湯通ししてから刺身として出されることが多いです。小柱は、東京ではかけそばにトッピングして「あられそば」というメニューで提供されることもあります。もちろん、焼き貝や酒蒸しのように、部位を分けずにバカ貝を丸ごと使う料理もあります。バカ貝にはビタミンや鉄、カルシウムが豊富に含まれています。各部位に合わせた料理をして、これらの栄養をおいしく摂取していきましょう。バカ貝の旬は春ごろなので、この時期がもっともプリプリとした身になっています。
潮干狩りでバカ貝が取れる千葉県の砂浜
千葉県にはバカ貝が取れる潮干狩りスポットがいくつもあります。そのなかでも有名なのが「牛込海岸潮干狩場」と「木更津海岸潮干狩場」です。牛込海岸潮干狩場は千葉県木更津の潮干狩り場では一番北にあり、交通の便も良好です。アクアライン連絡道を走り「木更津IC」で降りれば5分ほどで到着します。無料駐車場があり、1000台ほど停めることが可能です。利用料金は大人(中学生以上)が1800円、小人(4歳以上)が900円です。一人当たり採ってもいい量が決まっており、大人は2kgまで、小人は1kgまでとなっています。規定量を超えても、1kgオーバーにつき900円を支払えば持ち帰りが可能です。場内には食堂や売店もあるので休憩できます。
木更津海岸潮干狩場は、牛込海岸潮干狩場の南にある潮干狩り場です。利用料金については牛込海岸潮干狩場と同じになっています。竹網袋と熊手を販売しており、手ぶらで行っても潮干狩りが楽しめます。潮干狩りに行く前に、潮干狩り場のホームページに掲載されている潮見表を確認しましょう。潮が引かない日もあり、そのときは潮干狩りができないからです。バカ貝はアサリよりも沖のほうでとることができます。深い場所に潜っていますが、吸水管が大きいので見つけやすいです。また、バカ貝は貝殻が薄いので、他の貝と一緒に持って帰るときは一番上に置きましょう。他の貝の下敷きにすると、重さと衝撃で貝殻が割れてしまうのです。
バカ貝のおいしさはバカにできない
バカ貝は採って楽しい、食べておいしい貝です。砂抜きは他の貝とは違い、塩水につけるのではなく、さっとゆでてからむき身をザルの中でもみ洗いするようになります。砂がきれいに抜けたらお好みのメニューでいただきましょう。
*https://gotouchi-i.jp/chiba-bakagai/ より
つまり「バカ貝」の本名は「バカ貝」だってこと(笑
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