「濃厚なあまみ とろける食感 レッド・キウイ 〜静岡・御殿場市〜」 2022年10月31日
赤色の果肉が鮮やかな「レッドキウイ」。糖度は18度超と果物の中でもトップクラスで、とろけるような食感もあいまって人気上昇中です。栽培に力を入れる産地を訪ねます。
御殿場市ではJAが2016年にレッドキウイ栽培計画を打ち出し、現在は20以上の生産者が参加しています。勝間田實さんは、以前はゴルフ場用の芝を栽培していましたが、赤いキウイに可能性を感じメンバーに加わりました。新たな品種だけに、独自の工夫を加えながらおいしいキウイを追求しています。地元のパティシエも、新たな特産品に触発され新作スイーツを開発しました。多くの人を引き付けるレッドキウイの魅力に迫ります。
「うまいッ!」の秘密
質の高いキウイを育てるために勝間田さんが実践しているのが人工授粉の際に自家製の花粉を使うこと。他所から手に入れた花粉ではなく、自分が作り上げてきた味を引き継ぐ花粉を使うことで、安定した甘さを生み出します。
収穫後に行う追熟も甘くする重要なポイント。3週間ほど貯蔵することで、レッドキウイに含まれるでんぷんを糖に変化させます。また、凍らないギリギリの1℃~2℃の温度で、レッドキウイを仮眠状態にさせ、エネルギー(糖)の消費を抑えることで、より豊かな甘みを生み出します。
「レッドキウイ」を使ったレシピについて
「レッドキウイのタルト」※レッドキウイの濃縮したおいしさが味わえます
<材料>5~6人分
〇タルト生地(クッキー生地)
・バター:90g
・アーモンドプードル:150g
・粉糖:60g
・卵:30g
・小麦粉:180g
〇アーモンドクリーム
・無塩バター:95g
・粉糖:100g
・アーモンドプードル:100g
・小麦粉:13g
・卵:100g
・カスタードクリーム:80g
<作り方>
〇タルト生地(クッキー生地)
1)バター、粉糖、アーモンドプードルを混ぜ合わせ、溶いた卵と小麦粉を入れ、ダマがなくなるまで、しっかり混ぜ合わせる。
2)生地を冷蔵庫で1時間ほど寝かせ、めん棒で2mm程度の厚さにのばして、さらに、冷蔵庫で1時間ほど寝かせる。
3)生地をタルト用の型にはめ込み、280℃のオーブンで10分~12分焼く。
※焼く際に生地が浮かないよう、生地の上に重しを乗せて焼くのがおすすめ。
※焼き時間は、オーブンによって変わるので、焼き加減を見ながら調整してください。
〇アーモンドクリーム
1)アーモンドプードル、粉糖、小麦粉を混ぜて、ふるいにかけ、バターと溶いた卵を3回に分けて混ぜ合わせ、さらにカスタードクリームを混ぜ合わせる 。
〇タルト
1)焼いたタルト生地にジャムを塗り、その上にアーモンドクリームを絞り出す。
2)厚さ1cmほどの輪切りにしたレッドキウイを1)の上に敷き詰める。
3)180℃のオーブンで55分焼いたらできあがり。 ※焼き時間は、オーブンによって変わるので、焼き加減を見ながら調整してください。
「簡単!グラススイーツ」※10分で作れるオシャレなスイーツです
<材料>4人分
・レッドキウイ:2個程度
・バナナ:200g
・ヨーグルト:100g
・ホイップクリーム(生クリーム180g、グラニュー糖6g)
・レッドキウイのジャム: 適量(作り方は別レシピにて)
<作り方>
1)皮をむいたレッドキウイを厚さ5~6mm程度の輪切りにする。
2)バナナをミキサーにかけて、ヨーグルト、ホイップクリーム(約3分の2)を混ぜ合わせる。
3)グラスの内側に輪切りのレッドキウイを貼りつけ、2)のバナナクリームをレッドキウイが埋まる程度に絞り出す。
4)その上に残りのホイップクリームを入れ、カットしたレッドキウイを並べ、お好みでレッドキウイジャムを乗せてできあがり。
「レッドキウイのジャム」※パンやヨーグルトとも相性ピッタリのジャムです。
<材料>
・レッドキウイ:2個(150g程度)
・オレンジ:15g(キウイ10に対し1の割合)
・グラニュー糖:100g
・ペクチン:2.5g
<作り方>
1)レッドキウイとオレンジを1㎝角に切る。
2)砂糖、ペクチンを1)に加えて混ぜ合わせる。
3)500Wの電子レンジに3分ほどかけて、30分ほど置いたらできあがり。
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/Y1YRL5Y9K5/ より
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