ねこ庭の独り言

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日本の政治 - 4 ( 憲法の正しい解釈 )

2019-12-08 17:59:13 | 徒然の記
 「憲法は権力者をしばるもの」という意見は、学問的にみて間違いですが、安倍憎しのマスコミが、曲学阿世の学者たちを使い世論操作をしています。
 
 共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党が主張し、どうかすると自民党の議員の中にも、平気でこんなことを言う者がいます。国会の議場では、捏造専門の枝野幸男氏や辻元清美氏などが、大きな顔をして間違い憲法論を主張しています。
 
 現在の安倍内閣は憲法の規定に従い、主権者である国民による選挙で多数を得て成立した内閣です。国民が信任した多数の自民党議員が、大臣になっているのですから、どこにも違憲状態はありません。国民の信任を受けた総理が、信任の範囲内でする政治は直ちに違憲と言えません。
 
 自民党の政策が気に入らないというのなら、反対する彼らが、選挙で多数を取れば良いだけの話です。国民の誰もが知っている、民主主義のイロハです。
 
 「むしろ、( 安倍政権は ) 権力を乱用しやすくするという点で、」「立憲主義に反する提案だ。評価できない。」
 
 首都大学東京教授の木村草太氏は、立憲主義に基づいて成立した内閣が、立憲主義に反するというのですから支離滅裂な意見です。氏が評価しようとしまいと、これが民主主義の政治ですから、それでも反対というのなら、それは法治国家の学者の意見でなく、無法学者のたわ言になります。
 
 国民の多数から信任を得た内閣が違憲と言うのなら、氏の主張は、立憲民主主義を否定する暴論です。自分たちが多数を得たときは、水戸黄門の印籠のように「民意」「民意」と大騒ぎするのに、自民党が多数を得たときは「権力の乱用」、「評価できない」と、一方的な批判をします。
 
 36年前に、京極氏が正しい憲法解釈をしているのに、同じ東大で勉強しながら木村氏は何を学んできたのでしょう。もしかすると氏は、劣等生だったのでしょうか。それとも、あの悪名高い「東大社会科学研究所」の一員なのでしょうか。
 
 東大社会科学研究所は日本の学界に君臨する、反日左翼学者の育成機関であると共に、互いに助けたり、助けられたりの互助組織ですから、氏がこの一員なら変な理屈を述べても、マスコミがもてはやします。
 
 今の日本で、東大社会科学研究所とマスコミは、国民をたぶらかし国を崩壊させようとする巨大組織ですから、要注意です。今回のブログは京極氏の書評を外れましたが、息子たちが間違いをしないよう、特別に寄り道をしました。
 
 息子たちに言います。道の突き当たりにある二つの標識の文字を、シッカリ読んでください。
 
 標識 1.  正しい憲法解釈   ・・・ 支配層も被支配層も、同じ法の下にある。
 
 標識 2.  間違った憲法解釈  ・・・ 憲法は、権力者をしばるものである。
コメント
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