ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

冗談は、ほどほどに

2021-06-08 18:56:12 | 徒然の記

 国会の会期末は6月16日で、残りわずかとなりました。重要法案が沢山ありますが、その中でも何より重要な法律が二つあり、日々動静を見守っています。

 1. 憲法改正のための「国民投票法」の改正  2. 「土地利用規制法」

 いずれも現在の日本のため、必要な法律です。「国民投票法」が成立すれば、懸案の「憲法改正」が本格化しますから、反日左翼勢力との騒動を避けようと、政府は他の重要法案を途中で諦め、多くの譲歩をしています。衆議院を通過し、参議院で審議中ですが、相変わらず野党が抵抗しています。報道では、今国会中に成立の見込みと伝えていますが、参議院の反対勢力がしぶとく頑張っています。

 「土地利用規制法」は、自衛隊施設や原子力発電所周辺の土地、或いは離島の土地を、外国人が勝手に購入・使用するのを制限しようとするものです。中国による北海道の土地の爆買いや自衛隊施設周辺の土地の買収、韓国による対馬の土地買い占めなど、現実には多くの土地が、敵対する中国や韓国に買い取られています。日本の安全保障を考えれば、「土地利用規制法」は必要不可欠な法律で、今まで無かったのが不思議なくらいです。

 立憲民主党と共産党が反対し、与党公明党の態度も曖昧です。国を守る法律に、彼らは何のため反対するのでしょう。「個人の権利が阻害される」というのが、反対理由だそうですが、外国勢力に侵略されたら、個人の権利もひっくるめて、日本はやりたい放題にされます。反日野党が守ろうとする個人とは、誰のことなのでしょう。まさか、土地を買った中国人や韓国人の人権ではないのでしょうが、どう考えても理屈に合わない意見です。

 尖閣の領海に侵入する中国や、徴用工裁判を正当化する韓国を相手にする時と同じで、立憲民主党や共産党の屁理屈を聞かされると、理論のための理論に、嫌悪と疲労感が生じます。新聞のスクラップ帳をめくりながら、やり場のない怒りを持て余しました。

 庭の草取りと同じように、スクラップ記事の整理も、深い意味はありません。温故知新の読書暮らしで、いつしか身についた習慣に過ぎません。庭に蔓延る雑草を抜けば、さっぱりとした気分になり、二、三日は爽やかです。スクラップも似たようなもので、気になる記事をノートに貼り付けると、その瞬間だけ、鬼征伐をした桃太郎のような気持ちになります。

 つい今し方、そのノートの中から、二つの記事を見つけましたので、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に、披露します。いうまでもなく、共同通信社が配信した千葉日報の記事です。

  1. 5月   9日 枝野氏、政権交代向け新著

  2. 5月24日 枝野氏、投票率5ポイント増で政権交代

 枝野氏の新著は、『枝野ビジョン 支え合う日本』という題名で、「自助・共助・公助」を掲げる菅首相に対抗し、「公助重視の支え合う社会」を目指すというものです。同書の中で氏は、「総理になる準備が整い、覚悟ができた。政権奪取を目指す」と、宣言しているそうです。

 5月24日の言葉は、23日に富山県で開かれた県連大会での発言だそうです。

  ・次期衆院選の投票率次第で、政権交代は可能。

  ・無党派層の動向が鍵を握る。

  ・投票率が5ポイント上がり、無党派層が野党に投票してくれれば、政権交代できる。

 私は思わず、笑ってしまいました。

 1. 憲法改正のための「国民投票法」の改正  2. 「土地利用規制法」

 敵対国に囲まれた日本が、敗戦以来の危機を乗り越えようと、二つの法律を国会に提出しているのに、反対ばかりしている立憲民主党の枝野氏が、「総理になる準備が整い、覚悟ができた。政権奪取を目指す」と、喋っているそうです。国を大切にする多くの国民が、反日野党の国会での動きに眉を顰めている、こんな時に、こんな寝言を言っています。

 冗談は、ほどほどに・・・

コメント (4)
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