このシリーズも、本日で15回目になります。2、3日前まで、safariが「ねこ庭」への侵入を阻止したトラッカーが118件でしたが、3月3日14時30分現在、突然36件に減りました。なぜこのように侵入するトラッカーが大きく変動するのか、不思議なネットの世界です。
トラッカーが減っているのに、Goo事務局からの警告が届きました。たくさん書かれていますが、警告の要点は2つです。
1. 会員のコンテンツを無断で使用してはダメ。著作権は会員に所属する。
2. 会員を誹謗中傷し、尊厳を傷つけてはダメ
頻繁に警告を受けるほど、「重要土地取引規制法」には多くの人が注目しているということなのでしょうか。これ以上警告を受けないためには、そろそろ終わりにしないといけませんが、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に、どうしても伝えておきたいことが残っています。前に書いた気もしますが、これを取り上げると、青山氏を傷つけることになるのではないかという危惧があります。
中国や韓国による土地買収の危険性は、本日までのシリーズで、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に伝わっていると思われますので、一つの目的を達しています。続けなくても良いのですが、実はこのシリーズを書き始めた動機の一つが、「青山氏への疑問」でした。氏への誹謗・中傷ではありませんが、受け取り方によってはそうなる可能性もあります。それでもここで終わると、自分が納得できないままというジレンマが残ります。
「私が島を買った」と若い中国人女性がSNSに発信して以来、青山氏は数回にわたる【ぼくらの国会】の動画で、敵対する中国が日本の土地を買うことに、無関心であってはならないと訴えていました。氏の動画を全部見ていませんので、断言するのははばかられますが、それでも次の点は言える気がします。
・ 自民党の中に、外国、特に中国による土地購入を問題視しない議員がいる
・ 官僚の中に、外国、特に中国による土地購入を問題視しない官僚がいる
上記について、国会内で得たギリギリの情報を視聴者に公開していますが、次の点には言及していません。
1. 「外国人土地法」が、現在も有効な法律として存在している事実
2. 沖縄の無人島を売った日本人に関する情報
3. 沖縄の無人島を買った女性に関する情報
「護る会」の議員が苦労して成立させた「重要土地取引規制法」を今後運用する上で、氏が言及しなかった3点は、見過ごせない問題点です。氏と「護る会」を支援する国民にとっても、不可欠の情報と言って過言でありません。
【ぼくらの国会】の動画で氏が熱く語ったのは、国会内での与野党の動きと官僚たちの熱意のなさでした。これらは、議員である氏にしか語れない貴重な情報ですが、上記3点も同じ大事な情報です。個人情報については触れないと断っていますから、無人島を売った人物名を言わないとしても、売った人物がいた事実は語れます。
土地を買った女性と売った人物が出演している動画が、既にそれぞれネット上にあります。「外国人土地法」に関する情報も、探せば見つかります。つまりこれらは、誰も知らない秘密でなく、世間に公表されている情報です。髙橋洋一郎氏の話から分かるように、青山氏は「護る会」に所属する他の議員たちとともに、党内の激しい抵抗と官僚の冷淡さにめげず、「重要土地取引規制法」を成立させました。それは、私などに想像のできない過酷な戦いであったはずですから、その過程で、無人島を売り買いした人物について、氏が調べなかったと言うことは考えられません。
大正時代に作られた「外国人土地法」が、今も有効である事実を知らなかったはずもありません。知っていることは何でも国民に伝え、問題を一緒に解決しましょうと言っていた氏が、なぜこの3点について動画の中で言及しなかったのか。この疑問が消えてくれません。氏は安全保障問題の専門家で、私は素人ですが、私の抱く疑問は庶民の常識と思っています。
外国人との土地問題については、国会議員と政府役人の間で終わるものでなく、国民共有の課題です。重要な土地を、平気で売ったり買ったりする個人を無視することはできません。
・若い中国人女性は、「島を私が買った」と言っていますが、島の売主は「日本人の会社に売った」と語っています。
・島の買主と言われた東京の住所をジャーナリストが訪ねたら、実態のない会社で社員がいなかったと説明しています。
・若い中国人女性は、自分の家族が不動産関係の仕事をしていると動画で喋っています。
動画は別々のものですが、これについて青山氏が知らないと言うことは考えられません。氏が知らなかったとしても、83人の「護る会」の議員の誰かが見て、氏に教えたはずです。慰安婦問題で大嘘を言った吉田清治のように、中国女性がしたたかな嘘つきなのか。あるいは、日本人の会社に売ったと言う売主が嘘をついているのか。嘘をついていないとしても、問題になると分かっている無人島を、相手をよく確かめもしないで売るとは、とんでもない不心得者です。
「護る会」の議員諸氏が法律を成立させる過程で、簡単に土地を売らないようにするため様々なケースを想定し、規制の方法を考えたとすれば、無人島の買売情報は貴重な事例でなかったかと考えられます。法律制定の苦労を知らない素人の邪推と言われれば、その通りかもしれませんが、だからこそ青山氏への疑問が消えなくなります。
素人でも思いつく矛盾点に、慎重な氏が気がつかないはずがないのに、なぜこの点への言及をしなかったのか。語れない何かがあったのか。語ってはいけないものがあったのか。
なぜなら島を売ったと言う人物は、氏と私が知っている、ある意味では有名人だったからです。ブログに向かいながら、私は自己嫌悪に陥っています。黙っていれば済むことを、なぜあえて取り上げようとするのか。息子たちと「ねこ庭」を訪れる方々に、何か役に立つのか。暴露記事を書いて世間を騒がせる反日マスコミと、どこが違うのか。いろいろ考えます。
考えた末、得た結論は単純でした。
「事実を公表し、息子たちと〈ねこ庭〉を訪問される方々に判断してもらうのが一番だ。」