日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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高校サッカーの決勝戦、見事なパスワークからクロスを上げ1点をもぎ取り、優勝した野州高校。

日本ばなれした、個々のテクニックとパスワーク重視の、見ていて大変楽しめるサッカーを展開していました。
彼らのプレイに感じるのは、ブラジルやアルゼンチン、そしてヨーロッパのチャンピオンズリーグに出場するようなチームを観るカタルシス、つまり「世界」に近いものが有ります。
彼らがあこがれ、参考にして練習してきたのは、手本としてそういうプレイには、その「世界」があり、原動力になったとしか考えられないと言い切っていいかと思います。

現在高校1~3年(16~18歳)の彼らが大きく感化を受けたのは、小学生のころ、7~8年くらい前のことになると思います。
その1996~8年ごろというのは、メディアの環境も大きく変化し、世界の最新の素晴らしいサッカーが視聴しやすい環境が整いつつ有る状況だったかと記憶しています。
1998年のワールドカップ仏大会の中継試合数増加や、チャンピオンズリーグ、ユーロ96などの視聴も、wowowなどで可能になったころです。

野州高校の優勝の陰には、こういうメディア環境の変化も大きな刺激となっているといえると思います。
それを力に変え、魅力的な(セクシーな?)サッカーに仕上げた、山本佳司監督そしてイレブンの意義は大きいと言えるのではないでしょうか。

何にしても、昨日はすごい試合で、今年の日本サッカーの話題ベスト3に入るのでは?
(残りはワールドカップと、トヨタカップ?!、今年の天皇杯は私の頭の中では、この試合で完全に吹き飛んでしまいました....)


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