日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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Blu-ray vs HDVD の規格争いも決着がつき、一段落ついた感のある昨日今日だが、実はまだ次の闘いのフェーズがあることに気付いた。  

それは、意外なことに、現行のDVDとBlu-rayとの闘いである。


 つい先日、「Blu-ray Diskにちょっとぐらっ、としつつある? 今日この頃」なんてアップしておいてなんだかなという気もしつつ、その内容に象徴されるように、今後はあくまでもコンテンツの争いとなる。

私が響きつつあったポイントは、リージョン・コードの日米の統一ということが移行へのポイントだったが、それはあまりに一般的ではない。


東芝が唯一この闘いで勝ちうる方法とは。
本当に次世代の映像規格に移行しなければならないという「必然性がやや欠けている」ことをつきまくること、ではないか。

私は少なくともそのようなことを今まで微妙に感じてきた。
もちろん、より画質がキレイなメリットを否定するつもりは毛頭ないが、それがVTR→DVDの時ほどのインパクトがあるのかという議論である。
秋葉原などのデモを見ても、???な状態だったのだ。

確かにどっちが奇麗かと問われれば答えるのだが、「本当にそれが必要か」


東芝DVD陣営は、現行DVD規格を極限まで磨き上げ、さらに価格も抑えることで、現行のソフトを維持するメリットをアピールする作戦を取ることは可能かもしれない。
アメリカの状況がわからないので決めつけることはできないが、少なくとも日本では可能性がある方法だとは思う。

例えていうと、事例はある。
現行のCDの規格を超えようとしたいくつもの新企画が全く機能していないこと(秋原の石丸電機のCD館の一階にその残骸?!がたくさん並んでいる)

または、古いがエルカセットがオープンテープの音質を実現しながらも消えていったこと etc.....

つまり、ほぼ死語となりつつある「オーディオ・マニア」にように、「ホームシアター」のようなクオリティの高い状況で鑑賞し、両者の規格の違いを実感できる生活者は実は数少ないのではないか?!

今のオーディオはほぼCDミニコンポに収束されつつある現状を見るに。

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