日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



西アフリカのセネガルが生んだ世界的ミュージシャン、ユッスー・ンドュール Youssou N'Dour。
伝統の「グリオ」を継承する者でもある。

この彼のドキュメンタリーが今晩、NHK ハイビジョン特集 「フロンティア」と言う番組で「アフリカの魂」というタイトルで放送される(原題は、I BRING WHAT I LOVE )


衝撃的だったのは、彼が今世紀になって発表したアルバム、Santa Allah (写真)
今までのバンド録音を捨てて、エジプトの現地ミュージシャンでのアンサンブル。
場所もセネガルではなく、カイロで録音した、極めてアラブ色の強いアルバム。
時には力強く、時には静に歌う彼のパワー・生気に当時、圧倒された。

日本では、「エジプト」という名称で しばらくたって 2004年に発売(別ジャケで)


なぜ彼はこのアルバムを突如発表したか。

きっかけは、なんと 911。
その直後から、イスラムへの反動が世界的に巻き起こった。
彼はこの状況に立ち上がり、この文化圏の文化を真に表現するために、あえてこのアルバムを彼の解答として提示した。
全曲"神=アラー" に言及した極めて宗教色の強い作品となっている。

こうして立ち上がった彼に追ったドキュメンタリー。
というわけで、個人的には必見のコンテンツ!

(今年2月に、彼の映画「魂の帰還」が日本公開されているが、これとは別)

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11月22日付の、観客動員の週間興行成績ランキングで、最近なかったような現象が。

めずらしく洋画が、ベスト5中、4つも入っている。


そのランキングが以下。


1.2012

2.マイケル・ジャクソン THIS IS IT

3.Disney’s クリスマス・キャロル

4.なくもんか

5.イングロリアス・バスターズ


なるほど、ディザスターもの強力コンテンツに、洋楽系の追悼映画 2.、続いてディズニーとな!
邦画では「なくもんか」は検討しているものの、「ゼロの焦点」が入っていないのがつらいかな...

12月に入ると、前のアップで取り上げた「UP カールじいさんの空飛ぶ家」という強力な洋画も登場する。
これも間違いなくランクインするだろうから、当面こういう状況かもしれない。
2つともランクインしたりすると、ディズニー強し!という結論か?
(それは微妙にイヤだなあ...)

個人的には、「イングロリアス・バスターズ」の5位がウレシイ。
当ブログでも激賞していただけに!
(2009-09-24 イングロリアス・バスターズ タランティーノ × 戦争映画 = こんなのかつて見たことない!)
こういうヒネリの利いた映画が多く観られることは、社会の成熟度を物語るものだからして(笑)

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