日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 






公開時に評判を聞き、気になっていたが、行き損なった...
後悔していたが、ようやくBlu-Rayで。


まずは血なまぐさい事件で、オープニング。

この背景を追う雑誌記者。
そして明かされれば明かされるほどに、ドス黒くなる展開。
いろいろな思惑が絡み合い...



まず今作で評価したいのが、設定の「日本ならでは」感。

ドス黒い犯罪の背景にあるのは、どの事件でも「長生きお爺さん」たち。
その「長生きお爺さん」たちが、それぞれの事情を抱えている。
ここに漬け込むことで、金儲け!

また、この設定がこれを追いつめる主人公の家でも。
主人公の母親はボケ始めており、妻とのトラブルが耐えない。


このように、長寿社会に突入しつつある日本ならではの設定。
ここは原作がノンフィクションならではの「ちょっと先の現代感」がヨロシイ。

初の長編作品となった白石 和彌監督の手腕も見事。
撮影のダークなトーンもマル。
もちろん、ピエール瀧、リリー・フランキー(写真)、そして山田孝之の出演陣もマル。


というわけで、タイトル通りのダークな展開を求める向きにはポイント高し!
昨年観てたら、ベスト10入りしてたな...









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