日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 





監督は、デヴィッド・フィンチャー。
フィンチャーといえば、「セブン」「ソーシャル・ネットワーク」「ドラゴン・タトゥーの女」とか…
ヤバい作品ばかり!

映画ではないが、彼制作の House of Cards 野望の階段 シーズン2 を英語版でじわじわ視聴中。 
自分はあまりにまっとうな人間なので(笑)「狡猾」を学ぶ必要性があり、これもシーズン立ち上がりからして実際 ヤバい...(汗)


で、最新作の「ゴーン・ガール」
これも... やっぱりヤバかった!!!

今作でもまた 「狡猾」をしっかり学んだ!(笑)
マジ...(汗)



プロットからだけでは、ここまでヤバくなるとは 全く予想がつかず・・・

5回目の結婚記念日に、主人公ベン・アフレックは妻ロザムンド・パイクの失踪が、帰宅直後に発覚。
妻の両親は作家(写真:右はじ)で、娘の帰還を目指して大量予算を投入、この結果テレビ報道も過熱化する。
主人公は、あっという間に「今週、最も有名な一般人」に。
同情の声の一方、辛辣な批判も受けはじめる...



今回の素晴らしい点。
何たって、キャスティングが素晴らしい。

まずベン・アフレック(写真:右)
彼は、元々、2回ほどひんしゅくを買うような行動に出、世間から大批判を浴びる存在(笑)

まずは、結婚しかかったジェニファー・ロペス、との話題に(恐ろしく似合わねー)
次に何だったか忘れたが、スーパーヒーローを演じた時(恐ろしく似合わねー)
というわけで、「人は良さそうなんだけど、よくわかんねー奴」キャラが確立されていた。
昨今は「アルゴ」でだいぶ盛り返したが...
そのキャラが、今回の設定にズバリはまるのだ!

またロザムンド・パイク(写真:左) も素晴らしい。
彼女のデビューは当ブログ的の記憶通り、007 Die Another Day での悪役ボンドガール。
いかにも育ちの良さそうなお嬢さん的なルックスが、これまたズバリはまる。


さて、これ以上書くとネタバレになりそう…なので、ここでストップ!
考えてみるに、展開への伏線となるエピソードはちゃんと丁寧にばらまかれている(汗)

のだが、フィンチャーが仕掛けるミス・ディレクションにまんまとはまってしまうのだ...


あっ、あともうひとつ。
いつも通りと言えばそうかもだが、トレント・レズナーの音楽がいい。
音楽というよりは、音響ノイズ、なんだけど、ね(笑)



ただ結論は...
演出、キャステイング、音響ともにパーフェクト、と3拍子揃ってても,過去の最高傑作かと問われれば...

?!

かもしれないのは、過去のあまりの名作 連発 のゆえか?


あえて次、に期待!

The Best is yet to come(笑)


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