来年のアカデミー賞レースに向け、是非に今回観ておきたかった1本。
日本公開のタイトルは「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」とな?
NYに着いた翌朝ー番に早速チェック!
はじまった瞬間に気付く。
「何か違うわ、これ 」
タイトルのロゴの出方といい、リズムを刻むドラムスのサウンドといい...
オフ・ビート感が満載なのだ。
それは全く予想外のこと。
そしてその感覚は継続し続け、ラストまで…
メイン・プロットは、主人公(写真:右 マイケル・キートン)に沁みる「中年の悲哀」
昔はヒーロー役(写真:左)で一世を風靡した彼の、現在の苦闘。
彼に絡むのは、これまで「いい奴」イメージの強かったエドワード・ノートン。
エゴ丸出しでとんでもなく自己中な奴ぶりで、これは賞も狙えそうな感触なのだ!
さらに!!!
今、人気出まくってるエマ・ストーンも登場。
毒は吐くわオトコに手を出すわ、かなりトレンデモぶりが、こちらも凄い。
全く物語がどっちに向うのもわからないまま、2時間近くが組過。
ここまでもたせる力量に、既に 泊手!
結論:インターステラー、6才の、と三つ巴。
どの作品に、どの賞を置くか、それが各賞の腕の見せどころ!!!
更に余談が…
しかもダブルで、不思議な体験が。
どちらもNY ならでは?!かも...
その1
観たのはタイムズスクエア内の映画館。
全く偶然にも、この物語の舞台はその真裏のストリート!
(ネタバレを避けるため多くは語らない)
観賞直後に登場した扉や バーをチェックしに行かないわけがない(笑)
その2
映画館を出ようとすると、まだ4Fなのに警官が数人待機中。
「何があったの?」と聞いても、「それは答えられない」
外に出ると、ブロックの道路は完全閉査されており、消防車が数台。
何人にも質問し、やっとわかった発生事件の内容は「飛び込み自殺」
映画のプロットに、それを示唆するシーンが多かっただけに、絶句...
ハドソンの奇跡を立合わせたり、こんな余談を生む NY やっぱりヤパいい!
この感覚は、TOKYOではそうないし、LONDON?! NO WAY!!!
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