映画：パワーゲーム Paranoia 最大の見物は ハリソン・フォード vs ゲイリー・オールドマンの舌戦！

タイトルのように、 一言でいうと ハリソン・フォード vs ゲイリー・オールドマン
この舌戦バトルが見物！
２人は競合の 携帯系ＩＴ企業のトップ。
昔は一緒に働いていたこともありつつ(ITにありがち)、今は犬猿の仲。
この争いに巻き込まれるのが、クリス・ヘムズワースの弟、リアム・ヘムズワース。

冒頭、社長ゲイリー・オールドマンにヘムズワースのプレゼンはボロクソにされ、結果クビに。
ところが、それはオールドマンが仕掛けたワナで、ヘムズワースはライバル社へのスパイに仕立てられてしまう...

その駆け引きの中、映画も後半に入っていよいよハリソン vs オールドマン の直接対決が。
お互い激しく罵り合う、その演技合戦はなかなかの見もの。

ただし一方で、そのマル秘で画期的？だという携帯の新ソフトが何かは明示されない（できない？）
このため、そのバトルの説得力が今一つ欠けてしまうのは、ちと残念、ではあった。



携帯、でいうと、今年ベスト１候補のインターステラーは別の意味で凄かった。
未来の話にもかかわらず、そういった類いの製品が「一切」というくらい出てこないのだ！
（ＮＡＳＡの研究室は別）

それらは例えば、携帯、ＳＮＳらのデジタル機器類。
それは作品の狙いにブレが生じないようにするのと、映画自体の命をより長くキープするためかもしれない。

その狙いとは？
どこかのインタビュー記事で読んだのだが、ノーランは以下のように語っていた。

「昨今、スマホとか、みんな小さい方、小さい方へといってしまっている。
　私はそういうのが嫌いだ。だから、広い方、広い方へと拡大する映画を作ったのだ」

あれ？話がかなりズレてしまった。
けど面白い話だから、いいでしょ？（笑）