
まず最初に当ブログのスターウォーズ(以下SW)に対してのスタンス説明をば。
第1作SW4は素晴らしい思い出、ただしその後続いたSW5、SW6はそこまでじゃない。
そしてしばらく経って立ち上がった初期の話、SW1、2、3も一応押さえたが、ルーカスのデジタル技術、VFX駆使への偏執狂的なこだわりに違和感を感じていた。
そんな当ブログが、第1回上映に、さて?!
一言に言うと、流石J.J.エイブラハムス!
よくぞ難プロジェクトを上手にまとめたものだ!
一度は断ったプレッシャーを乗り越えた力量に唸る。
冒頭のいつものオープニングから、今回は巨大戦艦が「思わぬ角度」で登場し、度肝を抜く。
続き 現在売れっ子になりつつある注目俳優 オスカー・アイザックの登場にビックリ。
いいキャスティング!と感心しつつ、物語に突入。
SW4の魅力を振り返ると、それは主人公の成長物語というプロットにあると思う。
田舎な星のド田舎で義理の父母にこき使われる日々から、一気に大都会へ …
このプロットは現代人にぐっさり刺さるテーマなのだ。
そして今回はリセットということもあって、主人公2人はそのパターンを踏襲するので共感しやすい。
抜擢された両役者とも、堂々と演じていて気持ち良かった。
特にヒロイン、レイ役のデイジー・リドリ(=写真右)はとてもフレッシュ!
だけでなくハン・ソロ、チューバッカ、R2-D2、C-3PO、レイア姫 のお馴染みのキャラが少しずつ上手く登場してくるので、ファンにはたまらない構成。
涙出そうなシーンが連発!
(新ロボットBB-8 =写真左 も良かったよ)
監督交代が功を奏し、SW1~3であったVFX過剰感は抑えられ、美しい自然の風景のシーンが多く、リアル感を増している。
いいぞ!
しかし、これだけ映画館の超満員ぶりは、過去見たことがないクラスで驚いた。
今作は映画界の活性化に大きく寄与するだろう。
(一方で今年のアカデミー賞大丈夫かという懸念が。候補になるだろう作品群にイマイチ光が…)