日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 





毎年、この読後評の年明け一発目のアップには気を使っている。
年末に「極私的 2015年 BOOKS ベスト5! 」をかましてしまった直後なので、ダメ本から新年をキックオフできなくなるのだ(笑)


そして2016年、やっとガチ押し本が見つかった!
今年は第45代アメリカ合衆国大統領の選挙が進行する年。
で、この強烈なタイトルの本に手が伸びたわけ!

かつ読み終わったタイミングで今日はちょうど、両党の今後を占う アイオワ州の党員集会の日。
ヒラリーがかろうじて首位で勝ち抜いた!


読んでいくと、面白いエピソードが満載。
・そもそも、ヒラリーという名はヒラリアス = 威勢のいい ≒ 男名前!
・そんな名をつけた父親は軍の新兵訓練係だった経験を生かし(汗)、ヒラリーを鍛えた
・学校卒業時、前例のない「卒業スピーチ」を行い、名言を残す
・そのスピーチは全米規模で一大センセーションを巻き起こし、メジャー雑誌 LIFE にまで取り上げられる
・ビル・クリントンはこれを知った上で彼女にアプローチを開始
・ヒラリーにとってビルは「アーカンソー州知事を目指す」点でワイルドカード化し、結婚に至る
・州知事になると2人は、ビラリー(ビル+ヒラリー)と呼ばれるくらい彼女は存在感を発揮
・ファーストレディになってからもその役割を越えた政治力を発揮し、人々を魅了
・彼女が構築した「側近団」は、「ヒラリーランド」と呼ばれる強者集団
    etc、次々と・・・

笑っちゃったのは、この本は出版後まだ半年は経過していないが、それでもライバル共和党の記述の部分に、トランプのトの字もないこと!
いかに彼が爆発的に現れ、今日2位にまで上り詰めた、ということだろうか。

この本でヒラリーについてもっと知りたくなったので、次は「なぜヒラリーを大統領にしないのか」そして気が乗れば彼女の自伝類「リビングヒストリー」「困難な選択」にまで手を伸ばそうと考えている。


最後に、アメリカ大統領選の今後の大まかなスケジュールを挙げておこう。

•3月1日(火)スーパーチューズデー

•7月18日 ~ 21日:共和党全国大会

•7月25日 ~ 28日:民主党全国大会

•11月8日(火)大統領選挙(一般有権者投票 → 開票)


P.S.当ブログは決してヒラリー押しではないことを申し上げておきます。誤解のなきように!
サンダースさんや共和党の方のも読んでみたい(笑)

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