
ストーリーは超シンプル過ぎるくらいの「一発物」
(火星に探査に行ったクルーのうち、一人だけ取り残され=写真、孤軍奮闘した結果、遂には帰還に成功?)
なので、正直どうか?!と事前は思っていた。
ところが見終わって、最初に思ったのは…
「流石、リドリー・スコットは只者じゃない」
それを証明するかのように、
アカデミー賞では、× 7部門ノミネート
・作品賞
・主演男優賞
・脚色賞
・美術賞
・視覚効果賞
・音響編集賞
・録音賞
また後で調べて初めてわかったのが、上映時間。
2時間 24分
全くそうは思えなかった!
これって素晴らしくね?
特筆しておきたいのが、全く予想外に「音楽」
これが、この映画のテイストを決定づけているような気がする。
シビアな「サバイバルSF」のはずが、妙にポジティブな仕上り具合になっているのだ。
どのジャンルかは、観てのお楽しみ!
何度となく、この点がネタとしてセリフに登場するくらいのインパクトがある(笑)
おっと!
音楽でいうと、もう一つ。
ややジャンル違いだが挿入される1曲があり、これが泣ける。
それは、つい最近急逝した有名アーティストの有名曲。
これが、少々のジャンル逸脱は無視しても誰も文句言わないだろう、ここで登場する必然性を持って。
それも観てのお楽しみ!
(当ブログはこのシーンでちょっと涙出た)
ただ最後に一つ、気になる点が…
某大国が唐突に登場し、アメリカを助けるシーンが登場する。
やや不自然なその登場ぶりに、つい疑ってしまう...
資本なのか?
観客動員を期待してか?