日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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雑誌 Free & Easy を何気に立ち読みしていたら、衝撃の2文字が…
「休刊」

18年前の創刊時から始って、一定の影響を受けてはいるなと認めざるえない自分がいる。
もっともここ数年は、自分にブッ刺さる記事が少なくなっていたのは事実。
変わり目は「ダッズ・スタイル」なるコトバが登場し始めた頃からか...
カッコいいオトコは、何着てもカッコいい、が信条なので(笑)



創刊号からずっと続いてきた雑誌冒頭のO編集長メッセージを読み込んでみた。
(当然購入。最終号だし!)

すると今回の休刊はネガティブなものでなく、前向きな行動だということがわかってきた。

「ガラガラポン」のラストチャンス
会社が大きくなると、必然的に様々な思惑を持つ人間がエントリーしてくる
誰も真似することのできないクリエイティブな雑誌を、もう一度編集してみたくなった
「ホワイトカラーからブルーカラーへの転身」


そもそもFree & Easy は、同じような状況下で誕生した雑誌だった。
時効だと思うので、ここに差し支えなさそうな範囲で濃いハナシの一部を、10周年の時にアップした記事を引用しつつ、書かせていただく。

当時、ある仕事である人気度トップクラスのタレントとの付き合いがあった。
そのマネージャーだったO氏との付き合いはそこから始まった。
厳しいがハートもあり、印象的な人物だった。
ところが一年くらい付き合った頃、何か不穏な空気が先方内にぷんぷんし始めた。

何が起こっていたのか。
O氏は、その当時既に成功していたそのブロダクションの人気雑誌の責任者でもあった。
が、ちょっとしたきっかけである人物が登用され、環境の変化が表面化しはじめたのだ。
新方針が全く受け入れられないO氏、そしてやはりなじめない旧来のスタッフたち。

そこでO氏は決断した。
スッパリ辞め、新雑誌を立ち上げた。
当時のスタッフを根こそぎ引っこ抜いて。
その雑誌の名が、Free & Easy。

そう、つまり今回の休刊は、再びの、フェニックス現象なのだ!
外圧から飛び出した前回と違い、今回は自らリセットボタンを押したわけだが。



最後にここで、その頃の青かった自分を恥じ、懺悔させていただこう。

懺悔1.
辞める直前、打合せの鎌倉でさりげで辞める事を示唆されたにもかかわらず、全くリアクションできなかった自分。
未熟さが身にしみる。

懺悔2.
そして後日、新雑誌名を聴いたときにに、「?!?」だった自分。
この未熟さがまた身にしみる。

O氏はこう言った。
「新雑誌のテーマはズバリ、不良」
そして続いて微妙にうれしそうにボソッと、「Free & Easy」

いろいろ解釈は成り立つが、今の自分はCrosby Stills & Nashの1st-Album B面一曲め"Wooden Ships" のあのフレーズだと考えている。
(少なくとも浜崎あゆみではない、時制的にも。ただ実際コラボもしているが)


今回は新雑誌のタイトルを店頭でパッと見た時、どう感じるのだろうか!?
4月30日の新雑誌創刊を、今から心待ちにしている。

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