このシリーズも(6)まできたこと、そしてこの展示が既に今月 7日で終了、を受け、この企画を始めた理由を改めて。
NYに行くと、いつもMoMA に寄るのは、常に「刺激」があるから。
今回の予想外の「刺激」は、ピカソ!
彼の「彫刻」だけ、を集めた企画展があるとは知っていたが、「ふーん」レベルの認識(笑)
ところが行ってみると、あまりの見応えに、通算3度も通った(笑)
開催当初は自由に出入りできたこの企画展は人気が出て、入場制限・時間指定、までの制限がついた。
それほど人気があるわけは、世界中から執念深く集められたピカソの彫刻群(約140点)
絵画の人だったピカソにとって彫刻は、彼にとって従来の枠にとらわれず、自由に飛べる領域だったのだ!
時代ごとに部屋が分かれているその彫刻群が、時代時代のピカソの「飛び方」を表現している。
当ブログは、この魅力的な展示をシリーズで紹介していきます!
というわけで今回は、 THE BOISGELOUP SCULPTURE STUDIO 1930-1937
前回の「金属にぞっこん」時代から一変、柔らか味を帯びた作品群の時代。
パリから北西45マイル離れた場所 BOISGELOUPに、初めての彫刻専門のスタジオを設けた時代。
ちょうどいい写真が見つかったので、今日はそちらをアップ。
(If there is anything wrong, I`ll remove this picture immediately)
左:Head of a Woman, 1931
中央:Head of a Warrior, 1933
右:Head of a Woman, 1930
ピカソの毒がちりばめられつつも、印象が柔らかいのが特徴の時代、ということだろうか?
その(7)はコチラ