
毎月 × 1程度のお楽しみ、MET ライブ・ビューイング 。
アメリカNYにある代表的オペラハウス、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET)のライブ・ビューイング。
最新のオペラ公演を、高品質のHD映像と最新の音響で収録し、映画館で上映、というシリーズ。
既に満10年(2006年~)以上!
実はこの演目「魔笛」は、生の公演を現地NYで鑑賞済。
それを映画館で再観賞、というステイタス。
観たのは杮落としの日で、HD収録日は 公演最終日のマチネ、2017年 10月 14日収録。
でこの演目、METでの演出は3つめ。
さすがMET、どれも凄い!
最初は、何と!
(1)シャガール演出(WOW!)
だからこその建物両側の大壁画なのかな?!
2人めも驚きの!
(2)画家 デビット・ホックニー
そして最新は、
(3)ライオン・キングの演出で有名なジュリー・テイモア。
確かにステージを観ると、ライオン・キング色が強い演出(写真)
もともとクリスマスシーズンに英語版を子供用にみせたりする演目なのでぴったりかも?
夜の女王のアリアもバッチリ決まり、現地で視た感動をしっかり再現できハッピー。
今回は、前から気になっていた「オケの音響」視点で少し語りたいと思う。
当然そうなのだが、
少なくとも「オケの音響」という点では、生にかなうものはない。
生鑑賞で耳に叩き込んだ感覚で、比較してみた。
歌唱そしてスローではかなりいい線いっているのだけれど、音が大きく鳴るところで、どうしても明らかに差が出る(そりゃそうだ)
だが今回は東劇での鑑賞。
普段使いしているシネマコンプレックスでの音よりは数段いいように感じた。
(シネコンは大きく鳴るところで、ややキンキンした感じがする)
今回だけで結論づけるつもりはないが、もしかしたらライブビューイングはこの劇場が正解かも?!