映画ベスト10に続き、今度は「本」でベスト5、いってみます。
こちらも毎年一度の楽しみ化している!
アップに至った本は30冊弱だが、それ以外にも数的には倍程度は読んでいるので、その10分の1レベルで、5つに。
1行目はタイトルとアップ時のサブタイトル、2行目は今回のコメントとなります。
第1位
NYの「食べる」を支える人々 常に最先端を目指し疾走するこの街で生き続ける姿を通し、ニューヨーカーの根性をかいま見ることができる一冊!
今年読んだ3冊のNY本の中で最も良かっただけでなく、「食」がテーマのようで、実はテーマは「ニューヨーカーの生き様」
第2位
新しい分かり方 21世紀のシュールレアリストによる、「体験」にまで昇華された「アタマの体操」(笑)
「分かる」を楽しむ。そして「分からなさ」をも楽しむ。
こうして読み終わり、かつて経験したことのない至福感に満たされた。
第3位
インターネットは自由を奪う 〈無料〉という落とし穴 The Internet is Not the Answer ネットは「世の中の平準化」に寄与するどころか「富の不均衡」を増大させる。
「分散型ネットワーク」「パケット通信」「TCP/IP」「ARPANET」「WWW」「HTML」「URL」...インターネット誕生のパート。
これらのコトバが誰の発想から、どう誕生したか、を詳細に記述しており、迫力があった。
第4位
グローバル・ジャーナリズム 国際スクープの舞台裏 過去読んだ「パナマ文書」を扱う本の中でも抜きん出ている点でお薦めの一冊。
第1章 世界の極秘情報を暴いた「パナマ文書」のパートが素晴らしく秀逸。
第5位
熱狂の王ドナルド・トランプ The Truth About Trump (何冊か目を通している中)トランプの本質に最も迫る力作。
目次にはない「エピローグ ドナルド・トランプを理解するために」(笑)
30ページに凝縮された、この結論部分だけでも読む価値があると思う。
来年2018年は、どんな面白い本に出会えるかな?