
タイトルから読み取れるように、時代は第2次世界大戦。
ユダヤ人への迫害が極まったポーランド・ワルシャワ。
その中心は「シンドラーのリスト」でも取り上げられていた、ユダヤ人強制居住区域(ゲットー)
ここから橋を隔てた直ぐのところに動物園があった。
その位置と、動物園という特殊な環境を生かし、沢山のユダヤ人を救った夫婦が実在した。
ドイツ兵に見つかれば、自分・家族の命さえ危うい状況(汗)
そんな過酷な環境をくぐり抜け、300人超のユダヤ人を救った夫婦の活躍を描く。
何よりうれしいのが、ジェシカ・チャステインが素敵な女性を演じていること!(写真)
「ゼロ・ダーク・サーティ」そして当ブログが今年有数に気に入っている「女神の見えざる手」での彼女の演技は秀逸だったが、ビッチ系演技が多い(笑)
一方今作ではやっと?!?、彼女は心優しい女性。
役柄も伴い、そういう彼女はとても新鮮で、魅力的。
他作ではうかがい知れない、彼女の演技での実力を垣間見ることが出来た。
最近ゴールデン・グローブで女優賞のノミニーになった、MOLLY’S GAMEも待機中。
今度こそ、賞に輝いてほしい!
本編に戻ると、わずか5年ぐらいの間の超・過酷な時代に絶句させられる。
(逆にいえば、どんな屈辱を受けても5年何とか耐え抜けば 状況は変わる、とも受け取れる WOW!)
今作の影響で、このあと未見(1993年当時、超多忙で観れず)の「シンドラーのリスト」をチェック。
こちらはこちらで重かった…
が、それをあえて観ようという気持ちにさせた今作に感謝!
結論:ジェシカ・チャステインの演技とともに、この冬の収穫!