
世の中からいきなりビートルズの曲・存在が消滅したら?、という究極の「一発ネタ」
正直、あまり期待しないで見始めた。
売れないミュージシャンの主人公(ヒメーシュ・パテル)はある日、悪夢をみる。
乗っていたバイクがバスと衝突、足は折るわ永久歯はなくなるわ…
究極についてない1日を過ごす。
どうも世界で一斉に発生した一瞬の大停電が事故の原因だったよう、とあとで知る。
さらに気づいたのが、どうも大停電を機に世の中からかき消えてしまったコト・モノがあるようなのだ!
その代表格が、ビートルズの存在・楽曲。
主人公は記憶を手繰り寄せ、ビートルズの曲を必死に思い出して再構成しようとする…
監督がロンドンオリンピック演出も手がけ、名作も多い ダニー・ボイル。
このためこんな無理スジなストーリーにも、段々と抵抗感が消えていった。
基本はラブストーリー構成。
相手じゃマネージャを務める学生時代の友達(リリー・ジェームズ「ベイビー・ドライバー)
彼女は学生時代の主人公の発表会での熱唱をみて、彼を愛していたことがわかる。
だが主人公はヒット曲連発の売れっ子となり、彼女との距離が遠くなり続ける…
そしてダニー・ボイル、当ブログ的にぐっさり刺さってしまった「魔球」を放ってくる!
ここで当ブログ陥落(笑)
「こんなタイムラインがあってもいいかも…」(涙)
というわけで期待をよそに、おおいに泣いて笑っての鑑賞となった。
ビートルズの名曲がガンガン流れる中でのラブストーリー、ズルいとはまだ思いつつ(笑)
結論:名匠ダニー・ボイルが仕掛ける、ビートルズ愛満載「変化球系ラブストーリー」
P.S. あっ書くの忘れてた... エド・シーランも出てます(笑)